年収1000万を捨てて独立した話

fprise | マインドセット

中西雅司

「本当に辞めて後悔しないか?」

「後悔するかもしれません。でも辞めます。」

2012年9月、、、

私は当時勤務していた会社の部長と、

男2人で行くにはオシャレすぎる
東京のスペイン料理屋で、

オレンジがいっぱい入った
デキャンタのサングリアを目の前にして
そんな重い会話をしていました。

私は約8年、
プライベートの多くを犠牲にしながら、
全身全霊を注いで働いた会社を
辞める決断をしました。

入社1年目は、21時に会社が終了し、
その後会社の飲み会に行き、
飲み会が終わる24時にまた会社に戻って仕事をする。

こんなこともよくありました。

2011年の震災の時は、
震災対応要員として、被災者の安否確認で
宮城県に1か月以上滞在したこともありました。

年収も固定給で、同年代の他業種と
比較するとかなり良いほうでした。

このままいくと、翌年には
年収1000万円を突破することも確定していました。

しかし、そんな会社を辞めることにしたのです。

なぜなら、私がいくら頑張っても、
他の社員がいくら頑張っても、

「今の会社をお客様の方向を向いた会社に変えることは不可能」

との結論に至ったからです。

年間8万件、累計40万件のクレーム分析

私は元々、大手保険会社に勤めていました。

保険会社といっても、営業マンではありません。

毎日300件以上、年間8万件以上のクレームを分析し、
商品やサービスを改善するという仕事です。

「会社をお客様のために変えられる」

そんな部門だと理解し、
とてもワクワクしながら毎日働いていました。

小さい改善がほとんどでしたが、
商品やサービスが改善していくことは
とても楽しいことでした。

喜びに満たされながら、
毎日がむしゃらに働いていたのです。

しかし・・・

多くの場合、社内で粘り強く交渉しても、
結果、“お金がないから”という理由で
断られてしまっていました。

そして、私は気づきました。

「会社は本気でお客様のために変わる気なんてないのでは?」

冷静に考えてみると、
営業の販売促進費や宣伝広告費には
莫大な予算があるのに、

お客様のための改善のための予算は
ほとんど割り振られることはありません。

予算がないということは、
担当者は変える気があっても変えられない。

つまり、

「会社はお客様の方向を向く気なんてないんだ。」

そう思いました。

それならば、会社を辞めて、
外から直接お客様に正しい情報を伝えて
一人でも多くの人を幸せにしたい。

外から業界を変えたい。

そんな想いに至り、

会社を退職し、
FPとして独立することにしました。

ところが・・・

1万円のお金をいただくのも苦労した1年半

FPの仕事自体はとても楽しいものでした。

しかし、私は営業や相談の経験が全くありませんでした。

何から何まで初めてだったのです。

最初は保険の代理店登録もしましたが、
保険の知識も他社のものはほとんどなく、
毎日わからないことばかりでした。

また、保険の販売手数料は、
お客様の利益を考えれば考えるほど
減っていきました。

販売できなくなることもよくありました。

「お客様からお金をいただくべき」

そう考えて、勇気をもって
お客様に料金の提示をしました。

しかし、無料相談との違いを伝えられず、
自分に経験がないこともわかっていましたので、

「今回は無料にしておきますよ」

と簡単に言ってしまうこともよくありました。

当時の私は、やっとの思いで、
1万円のお金をいただくことが精一杯でした。

私の心は、

「FPとしてまともに稼ぐには一体何年かかるんだろうか・・・」

「お客様から満足のいくお金をもらうことは本当にできるんだろうか・・・」

「お客様を継続的に獲得し続けられるのだろうか・・・」

こんな不安でいっぱいになっていきました。

志を追求した結果、
世の中の多くのFP同様、
稼げないFPとなってしまったのです。

しかも、私の場合他の方より重症です。

相談経験もなく、知識もないのですから。

マーケティングとの出会い

そんな中、人と人との繋がりから
マーケティングやビジネスモデルの考え方に出会います。

FPライズの石塚さんとの出会い、
昆さんとの出会いもこのあたりです。

高額なお金も払ってビジネス塾にも参加しました。

本もたくさん読みました。

そして、それらのノウハウを自分が
やりたいこと、できることに合わせて
ビジネスモデルを作り上げていきました。

結果、1万円をもらうことさえ苦労していた
私がマーケティングを学び始めてたった5ヶ月後には、

30万円のコンサル料を
すんなりといただけるようになったのです。

分野に特化し、立ち位置を完全に消費者側に
変えたことにより、知識の不安がなくなりました。

また、ライバルも全くいなくなりました。

それまでは、保険営業マンと間違われて、
お客様があまり寄り付かなかったのですが、

「こんな人には会ったことがない!」

「それなら安心して相談できる!」

「もっと早くあなたみたいな人に会いたかった」

とまで言ってもらえるまでになりました。

FPのためのコンサルタントとして

はじめまして。

FP専門経営コンサルタント、中西と申します。

私は上記体験を経て、現在は、
独立しているFPの方や
独立したいFPの方向けに、

「お客様からいただくフィーで生計を立てる方法」

をお伝えしています。

独立系FPとして私の希望する形で
成功することができましたが、

結果、1人のお客様にかける時間が長くなり、
自分が幸せにできるお客様の数にも
限界が見えてきました。

そのため、より多くのお客様を幸せに
したいとの想いで、FPを育成する
立場で仕事をしています。

元々、保険会社を辞めたのは、
一人でも多くの人を幸せに
したいという理由からでしたが、

対応できるお客様の数が限られてしまっては、
私の想いを実現できないと考えたためです。

「自分と同じ立場で仕事をする人を
もっと増やせば幸せなお客様を増やせる」

そう思って、現在は、
お客様からいただくフィーで生計を立てる
FPの育成に注力をしています。

FP商品販売に頼らずとも稼げるように

私自身、保険の販売手数料に頼らずに
フィーで十分な収益を立てられるようになって、

細かな事務の変更や保険手数料を
意識する必要もなくなり、お客様の
コンサルに集中できるようになりました。

今まではお客様が離れて行っていたのに、
逆にお客様から私に近づいてくるようになりました。

その結果、集客に時間がかからなくなりました。

お客様のコンサルに集中できるようになり、
お客様の利益だけを追求することが
できるようになりました。

私はFPがフィーで普通に稼ぐことが
出来る社会ができれば、金融機関の
動向に左右されずに済みます。

結果として、多くのFPが幸せになると思っています。

そして、多くのお客様が幸せになると考えています。

これからFPライズさんのメルマガで、
日頃FPの方にお客様からフィーを得る
方法を伝えている立場から・・・

あなたに役立つ情報をお伝えして
いければと思っております。

どうぞ、よろしくお願いします。

P.S.
苦しい時期もありましたが、その間でさえ、
私は会社を辞めて後悔したことは
一度たりともありませんでした。
毎日ワクワク、楽しく仕事をしています。

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コメント

コメントの一覧

  1. 大浜博文 より:

    FPriseの新しい執筆者とお聞きしましたが、多くのFPが悩んでいる事柄の体験発表のような記事でこれからも楽しみにしています。