最悪の案内文

fprise | マーケティング

石塚駿平

あなたは、こんな文章を
見たことはありませんか?

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貴殿におかれましてはご清栄の
こととお喜び申し上げます。

皆様のご指導、ご鞭撻のおかげで
弊社は創業○○年を迎えることができました。

弊社は昨年に事業拡大の為に事務所を
移転し、採用にも力を入れて参りました。

その結果、業績も右肩上がりに
伸びており、これからもひたむきに
努力を続けていきたいと考えています。

さて、昨今の日本の経済状況を
顧みるに、先行きの不透明な
現代社会において〜

・・・

弊社では、こういった時代に
合わせたサービスを提供すべく、
○○のアドバイスを行っています。

もし必要だと感じましたら、
どうぞお気軽にご連絡下さいませ。

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たぶん、何回か見たことが
あるのではないでしょうか?

僕もたまに見ることが
あるのですが・・・

これ、マーケティングの観点から
見ると、最悪の文章です。

そして、残念なことにこういった
文章を独立FPの方が書いてしまっています。

最悪の案内文

こういった文章というのは、
大企業がよく書いていますよね。

そういったものを見ていると、

「お客さんに送る文章は、
こういう風に書けばいいんだ!」

と勘違いしてしまい、
同じような文章を書いてしまいます。

しかし・・・

『他の企業がやってるから』

という理由でこういった文章を
書いても、反応は絶対に返ってきません。

この感覚は何となくわかると
思いますが、あなたはその理由を
言葉で言い表すことができますか??

ちょっと時間をとって、
その理由を考えてみて下さい。

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

(ちゃんと考えて下さいね)

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

(その理由を端的に表す
言葉を考えてみて下さい)

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

それでは、答えです。

相手の話をする

この文章がダメな理由。

それは、

『自分の話をしている』

ということです。

冒頭に挙げた文章というのは、
基本的に、

『自分のこと』

を書いていますよね。

弊社は〜
弊社は〜

の連続で、自分の話ばかりしています。

でも・・・

読み手が考えているのは、
そんなことではないですよね。

読み手が知りたいのは、

『それが自分にとって何の役に立つのか?』

ということです。

ウザい奴の会話

普段の会話でも、

「オレさぁ〜、最近○○なんだよね〜

でさぁ、ちょっと
お願いしたいことあるんだけどぉ」

とか一方的に言われたら
イラっときますよね。。

自分のことばっかり話すヤツは嫌われます。

ビジネスでも同じです。

相手に相談の申し込みをしてもらいたいのなら、

『相手が気にしていること』

『相手が考えていること』

『相手が”欲しい!”と思うこと』

を最優先にして話をする必要があります。

子牛を動かしたストーリー

デール・カーネギーの大ベスト
セラーである“人を動かす”には、
こんなエピソードがあります。

こういう話がある。

エマーソンとその息子が、
子牛を小屋に入れようとしていた。

ところがエマーソン親子は、
世間一般にありふれた誤りを犯した。

自分たちの希望しか考えなかったのである。

息子が子牛を引っぱり、
エマーソンがうしろから押した。

子牛もまたエマーソン親子と
まったく同じことをやった

すなわち、自分の希望しか考えなかった。

四肢を踏んばって動こうとしない。

見かねたアイルランド生まれの
女中が、加勢にやってきた。

彼女は、論文や書物は書けないが、
少なくともこの場合は、エマーソン
よりも常識をわきまえていた。

つまり、子牛が何を
欲しがっているかを考えたのだ。

彼女は、自分の指を子牛の口に
ふくませ、それを吸わせながら、
やさしく子牛を小屋へ導き入れたのである。

(中略)

人を動かす唯一の方法は、
その人の好むものを問題にし、
それを手に入れる方法を教えてやることだ。

あなたは誰の話をする?

忘れないで下さい。

あなたがやるべきことは、

『相手を中心に話をすること』

です。

決して、大企業の真似をして
自分のことをアピールする
お堅い文章を書いてはいけません。

体裁は整うかもしれませんが、
あなたが本当に得るべき結果を
得ることはできません。

あなたのお客さんも、あなたも、
僕だっていつでも気になるのは

『自分のこと』

です。

これは気を付けないとすぐに
忘れてしまうので、注意してくださいね。

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