有名国会議員の演説に隠された学び

石塚駿平

この前、結構大きな選挙演説に出くわしました。

 

駅前に行くと、黒山の人だかり。

 

青い服を着た警察官が、腕を腰の後ろに

回しながらが警備体制をとっています。

 

 

何でも、民主党の結構有名な

人たちが来ているみたいです。

 

蓮舫議員とかも来てたので、

きっと大きな演説だったんでしょう。

 

ちょっと時間があったので

その演説を聞いていたのですが、、、

 

ちょっと面白いなと思うことがあったので、

お話したいと思います。

 

 

興味を惹く演説の内容

 

 

僕が聞いていたのは男性の議員の方の

演説だったのですが、(名前はわかりません・・・)

多くの聴衆が聴き入っていました。

 

普通、駅前でスピーカーを持ちながら

喋ってる候補者の話なんかは全然面白くないですよね。

 

全員が目の前を何の関心も持たずにスルーしていきます。

 

でも、その人の話は引き込まれるものがあり、

実際に駅前にいた多くの人が立ち止まって聞いていました。

 

もちろん、話し方が上手かったり、

そもそも有名だというのはあると思いましたが、

僕が関心を持ったのは、その演説の内容です。

 

その内容はどういうものかと言うと、、、

 

なんとなくうろ覚えな所がありますが、

こんな感じでした。

 

 

「みなさん!

 

みなさんは、一生懸命働きながら払った

お金がどうなっているか知っていますか?

 

以前、私は○○の会計を見ました。

(どこだかは忘れました)

 

それを見ると、3人がけのソファーを

買っているという記録がありました。

 

3人がけのソファー、

いくらだったと思いますか!?

 

2万円?3万円?

 

違うんです。

 

33万円です。

 

私もそれを見た時に唖然としました。

 

お金持ちしか買えないような

ソファーを平気で買っているんですよ。

 

しかも、そのお金の出所は、

みなさんの水道料金からなんです。

 

信じられますか?

 

もう1つ、気になった事がります。

 

それは自分たちをPRするのに

10分間のビデオを作ったと書いてあったのですが、

 

そのビデオを作るのにかかった

お金を見てまた驚きました。

 

いくらかかったと思いますか?

 

・・・。

 

検討つかないですよね。

 

そのお金、いくらかかったかと言うと、、、

 

9000万円です!

 

9000万円ですよ。唖然としました。

 

たった10分のPR用のビデオの為に、

9000万円。信じられますか?

 

それも、みなさんが支払っている

水道料金から支払われてるんです。

 

みなさん、水道料金支払わなかったらどうなりますか?

 

生活できないですよね?

 

みなさんが生活する為に絶対に払わなければいけないお金。

それを使って、たった10分のビデオを作るのに9000万円も使っているんです。

 

これを、想像力の欠如といいます。

 

彼らは、みなさんが一生懸命仕事をして

水道料金を払っていることを考えてないんです。

想像できていないんです。

 

だから、こんな変なお金を使ってしまっているんです。

 

私は、こういったお金の使い方にメスを入れました。

 

そして、○○することができました!

(何を言っていたかは忘れましたが、

とにかくムダを削減できたということを言っていました)」

 

 

信頼できる味方

 

 

この話を聞いて、あなたはどう思いましたか?

 

ちょっと文章にすると伝わりづらいと思いましたが、

なんとなく、、、

 

「この人なら信頼できるな」

「この人は、みんなの為に頑張ってくれる気がする」

 

という風に感じました。

 

きっと、周りにいた人も同じ事を感じたと思います。

 

・・・

 

さて、ここまでの話を聞いて、

どう思いましたか?

 

「演説なんて自分とは関係ないよー」

と思いましたか??

 

でも、実はそんなことないんです。。。

 

この話の中には、

FPの方にも役に立つ学びが隠れています。

 

 

演説の元は文章

 

 

まず、先に伝えておきたいのは、

「演説の元は文章」だと言う事です。

 

基本的に、演説には原稿があります。

 

なので、「影響力のある演説」の後ろには、

「人に影響力を与える文章の書き方」が隠れているのです。

 

日本ではどうだかは知りませんが、

アメリカではプロのスピーチライターが存在しています。

 

「どうやったら多くの人に影響を与えられるのか?」

を考えるプロがいるんですね。

 

それほどまでに文章を作る技術が

重要視されているのです。

 

文章を書いて人を動かすというのは、

集客に直接影響を与えます。

 

人を動かすような文章を書く事ができれば、

より多くのお客さんを集めることができるようになります。

 

だから、「影響力のある演説」の後ろにある文章術を学ぶことで、

集客に有効な方法も学ぶ事ができるんですね。

 

 

「共通の敵を作る」

 

 

今回紹介した演説の中で使われているのは、

「共通の敵を作る」という方法です。

 

どういうものかと言うと、、、

 

議員が指示を得る為に、

「私はこんなにスゴイんです!私に投票して下さい」

と言っても、あんまり説得力はないですよね。

 

基本的に一般の人は政治家に対して

懐疑的な印象を持ってますから、

いくらいいことを並び立てられても、、

 

「自分が当選したいんだから

調子いいこと言ってるんじゃないのー??」

 

と批判的に思われてしまいます。

 

しかし、直接自分を売り込むのではなく、

 

「みんなが苦労して払った水道料金を浪費する団体」

 

を敵対視し、その敵からみんなを

救うという構造を作った事によって、

 

その人に対する疑念や疑いの目が自然となくなり、

「信頼できるみんなの味方」というポジションを

獲得することに成功しています。

 

この「共通の敵を作る」という手法は人に影響を

与えるにはとても協力な方法です。

 

歴史的に見ると、ヒトラーがユダヤ人を「共通の敵」

と見なして国民を動かしていった、という例があります。

 

それだけ強力な方法です。

 

 

どう応用するか?

 

 

大きな話をしてしまうと、大規模な所でしか

使えないと思ってしまうかもしれませんが、

「共通の敵を作る」というアイデアは誰でも使う事が出来ます。

 

たとえ個人でも、です。

 

むしろ、個人レベルの方が使いやすいかと思います。

 

 

FPとして、直接自分のサービスを売り込まずに、

「共通の敵」を設定し、その敵から守る為にサービスを提供する。

 

これを実行できれば、「売り込んでくる人」と思われずに、

「自分を救ってくれる味方」として見てくれるようになります。

 

そう思ってもらえると、警戒心や「売り込まれるんじゃないか?」

という心理的なブロックがなくなるので、

とてもスムーズに話がまとまるようになります。

図にするとこんな感じです

 

FPならば、設定できる”敵”はいくらでもいますよね。

 

保険会社、工務店、ハウスメーカー、証券会社、国・・・

 

いくらでも工夫ができそうです。

 

実際に、そのような理念を持って

活動されている方も多いと思います。

 

「共通の敵」を作り、そこからみんなを

救ってあげる存在として自分を位置づける。

 

そのような形を作るというのは、集客をするという意味でも、

お客さんから信頼を得るという意味でも非常に有効です。

 

ただ、理由無く批判しまくると信頼はできないヤツ

だと思われるので、しっかりとした論拠を伝える必要はあります。

 

この構造を作る事はできないか?

是非考えてみて下さい。

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この記事を書いた人

石塚 駿平

株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。2019年はカナダを生活の拠点にしながら活動中。

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