群馬県太田市。群馬県で3番目に大きいながらも、決して都会とは言えないこの地で、ある男が父親から生損保代理店の事業を受け継ぎました。
男の名前は、亀井貴文。
「保険屋なんてやりたくない・・・」
こども時代から父親の仕事を側で見ていた経験から、亀井さんはそう思っていました。
しかし、持病の関係でサービス業の仕事が続けられなくなってしまったことや、結婚をしたばかりでお金を稼がないといけない状況になり
「もう好き嫌いで仕事を選んでる場合じゃない!」
と決意を決めて保険業界に飛びこんだのです。
しかし、亀井さんのそれまでの仕事は保険とは全くの無関係。
「やるからには、何かお客さんから信頼を得る何かが必要だ。まずはFP資格を取ろう!」と考え、FPの資格を取ってキャッシュフロー表の作成をベースとした提案の方法を学び、1からのスタートを切りました。
代理店事業は順調に成長。
でも・・・
その後は、
「保険を売ることをゴールとするのではなく、本当に必要ならば提案をするというスタンスで提案をするんだ!」
という志を持ち、一人ひとりに丁寧に提案を続けて行きました。
当時はいわゆる漢字系保険会社が幅を利かせていて、見直し効果が大きいアカウント型保険が流行っているなどの事情もあり、保険コンサルティングの評判は上々。
受け継いだ保険代理店の業績は順調に伸びていきました。
営業が2人だけにも関わらず、顧客数は法人・個人合わせて2000人を超え、10年で預かり保険料が損保1億・生保5千万の規模に成長させることができたのです。
保険会社からは、その地域での中核となる代理店として認識され、成績優秀な代理店として毎年のように表彰もされるようになりました。
紹介で顧客がどんどん増えていき、収入も伸びている。他の保険営業の人からするともしかしたらうらやましい状況だったかもしれません。
しかし、亀井さんは心の中で強い葛藤を抱えていました。
心の中に生まれた強い葛藤
どのような葛藤かというと、
「このまま保険代理店として活動をしていくという方向性で本当にいいのだろうか?」
というものです。
確かに、業績は上がった。ビジネスとしてはそこそこ成功しているし、このままやっていけば生活は安泰だろう。
でも、ここまで全てお客さんのことを第一に考えた提案が本当にできていたのだろうか・・・?
業績を伸ばすことに追われ、こちら都合の提案になっていた部分もあるかもしれない。
それに、プライベートも犠牲になっている。
妻と娘2人がいるのに、平日の夜や土日祝日もお客さんから電話が鳴ったら対応しなくてはいけない。たとえ、家族で一緒にご飯を食べている団らんの時間だったとしても。
ある時には、家族でスノーボード旅行に行った時に事故対応の案件が発生。せっかくこれからゲレンデで一緒に滑ろうという時に、朝からお昼過ぎまで電話対応をせざるを得なくなり、せっかくの楽しい時間が大きく削られてしまった。
このままでは、一番大事な家族との時間を十分に取ることができないんじゃないか・・・?
保険会社に依存した
ビジネスで本当にいいのか?
また、保険会社に頼り切ったビジネスをしているというのも葛藤を抱える大きな一因になっていました。
『お客様のことを第一に考えて対応をします!』と保険会社は声高に謳っているが、実態はその逆。
せっかくお客さんのことを考えて提案をし、日々の努力を積み重ねて信頼関係を作っているのに、いざ保険請求をする時になると保険会社の対応の悪さが原因で、今までの信頼関係が一気に崩れてしまう。
「お客さんとの関係をせっかく築き上げてきたのに、保険会社の対応でその努力が無駄になってしまうなんて、とてもやりきれない・・・」
と、唇を噛みしめる思いをしたのも一度ではない。
また、保険会社の都合で売る商品を変えなければいけない現状にも辟易したし、手数料率もだんだんと少なくなってきている。
それに、お客さんが本当に必要としているのは保険だけではない。
保険というのはあくまで手段の一つであって、保険に入れば人生が安泰ということにはならない。
本当にお客さんの人生に寄り添った提案をする為には、保険だけではない包括的なアドバイスが必要なことは、これまでの経験で痛いほどよくわかった。
だからこそ、別の道を模索して歩むべきなんじゃないか・・・?
法人顧問に見出した可能性
亀井さんはこのように悩み続けましたが、すぐに答えは出ません。
どのようにしたら、保険に頼らずに収益を上げ、プライベートを充実したものにし、顧客に対して最大の価値を提供できるのか?
規模が大きいわけではなく、実質は亀井さんとその妻の2人体制で仕事を回しているので、使えるリソースは限られている。
このような状況で、自分たちに一体に何ができるのかを何度も何度も頭の中で考えた結果、あるアイデアが生まれました。
それは、『法人顧問を中心としたFPビジネスを構築する』というものです。
商品販売に頼ることなく、法人から受け取る顧問料を中心とするFPビジネスに可能性を見出しました。
保険会社頼りからの脱却
なぜ法人顧問ということを考えたかというと、まず第一に保険に頼る必要がないからです。
法人から直接フィーをもらう形であれば、保険会社に縛られる必要はありません。
保険会社の都合でおすすめ商品が変わったり、手数料収入が減ったり、保険会社の対応が原因でお客さんとの関係が悪くなることもなくなるでしょう。
自分が考えるベストな方法で、サービスを提供することができます。
少ない顧客数で高単価を実現
また、高単価を実現しやすいというのも理由の1つです。
個人から毎月10万円の顧問料をもらうことは難しいですが、法人の場合はそこまで難しくはありません。
限られたリソースでも、少ない顧客数で十分な収入を生み出すことができる可能性があります。
それに、平日の昼間が業務時間になるので、平日の夜や土日祝日に休みを取ることが可能です。プライベートも充実するでしょう。
赤字まみれだった会社の
立て直しから得た経験
そしてもう1つ、法人顧問を中心としたFPビジネスを構築することを考えたのには大きな理由がありました。
それは、「FPとして中小企業をサポートするというサービスには大きな可能性がある」と感じていたからです。
亀井さんが父親から保険代理店を受け継いだ時、実は驚きの事実を目の当たりにしていました。
なんと、その保険代理店には大きな繰越欠損金があり、その額は1000万円を超えていたのです。さらに、金融機関から約800万円の借り入れ。役員からの個人貸付は約1000万円。
赤字まみれのひどい状況だったのです。
「これはなんとかしないとまずい。下手をしたら倒産してしまうかもしれない・・・。そうなったら、既にいるお客さんに迷惑がかかってしまう。」
そう思った亀井さんは、会社経理を猛勉強しました。
どうやったら、法人の資金繰りを良くすることができるのか?どんな目標を立て、どのように数字を管理すればいいのか?
このような知識を実践しながら身に付けていったのです。また、その過程で会社経営に役に立つノウハウも勉強し、様々な知識を付けていきました。
経営者と話す中で得た確信
亀井さんは、保険代理店の事業を行う上で法人顧客とも多く話をしてきたのですが、自身が身に付けた知識を元にして中小企業の経営者と話して痛感するのは、
「ほとんどの中小企業は、経理のことに手が回らずにどんぶり勘定になってしまっている」
という現実でした。
多くの中小企業は、奥さんに経理を任せて自分はノータッチ。税理士からは数字の報告は受けて、なんとなく数字は把握しているけれども、その数字がなぜそうなっているのかがわからない。
特に、売上5億以下の場合はほとんどそんな感じで、自分はプレイヤーとして動くことに専念してしまっている。
そんな状況を目の当たりにした時、亀井さんは
「FPが法人の顧問になることで、大きな価値を提供することができる!」
ということを確信していました。
目の前の数字を追いかけて自転車操業のような状態になってしまうのを防ぎ、中長期的な財務目標を掲げて進捗を管理していく。
さらに、その中で社長自身のライフプランも考え、経営計画に落とし込んでいく。
それができれば、法人に対して大きな価値を提供でき、顧問料という形で大きな毎月大きなお金を受け取ることが可能だと感じたのです。
今までの収入源を捨てる大決断
この可能性を信じて、生損保の代理店から法人顧問FPへの舵切りをした亀井さんでしたが、この変化に伴ってある大胆な決断を下しました。
その決断とは、
『今までやってきた保険事業を手放す』
というものです。
具体的には、事業譲渡という形で他の企業に事業を譲ることにしました。
そう決めてからは実際に行動を起こし、1社目は話が折り合わず断念をしましたが、2社目で幸運にも話がまとまり、より大きな保険代理店に事業を譲るということが決まったのです。
この決断をした時は、
「保険の継続収入がなくなるけど、本当に大丈夫なのか・・・?」
「顧問料を払ってくれるほどの価値を感じてくれなかったらどうしよう・・・?」
「こどもはまだ小学生。これからちゃんと生活費や教育費を稼げるのか・・・?」
と、不安で押し潰されそうになりました。
しかし、決断をしたからにはもうやるしかありません。
今までの経験やノウハウを元に、『これをやればきっと法人の経営者も価値を感じてくれるだろう』という提案内容を1から自分の力で作り、法人経営者に提案をしました。
見事に顧問契約を受注。
その後も続々と・・
その結果、見事に1社から法人顧問契約を獲得することができたのです。
顧問料は、毎月15万円+税。
個人のお客さん相手では実現できないような額で受注をすることに成功しました。
そして、この成功はたまたまではありませんでした。
同じような提案を他の経営者にも行うことで、1社、また1社と次々と法人顧問契約が決まっていったのです。
途中、そのスピードが落ちた時期もありましたが、それまでの経験を活かし受注までのプロセスをブラッシュアップすることで改善。
その後は、成約率100%で顧問契約を結ぶことができるようになっていました。
その結果・・・
『法人顧問を中心としたFPビジネスを構築する』
この決断をした後わずか3年で、月額顧問料10〜15万の法人顧問を18社も抱えるようになったのです。
しかも、継続率は100%を実現。どの顧客も料金に見合った価値を感じているので、途中でやめることなく継続的にお金を払ってくれています。
仕事のやりがいが激変
高額の法人顧問契約を複数抱えることで、収入は安定するようになり、生損保代理店を経営していた頃の利益を超えるレベルにまで成長しました。
もちろん、得ることができたのは利益だけではありません。
仕事のやりがいも激変しました。
今までは、「保険の契約を守らなければいけない」と考えて、今あるものにしがみつくような心境だったのが・・・
「顧客の為に価値を提供したい!」と、自発的に楽しく仕事ができるようになったのです。自然とモチベーションが上がり、色々なアイデアが浮かんできて実行するのが楽しみになる。
これは、仕事観が180度変わる変化でした。
さらに、それだけではありません。プライベートも大きく変わりました。
携帯を肌身離さず身に付ける必要がなくなり、携帯を忘れても気にしなくなりました。
平日夜の時間も増えて、晩御飯をいつも家族で一緒に食べれるようになりました。
土日祝日の時間も増えて、まとまった休みを取ることもできるようになりました。今までは週に1日休めれば良かったのが、気軽に家族旅行ができるようにもなったのです。
最近では、沖縄の与論島やグアム、ハワイに行ったり、趣味のスノーボードを家族で楽しんでいます。
これは、人生を豊かにするという意味でとても大きな変化です。
成功の後に抱える悩み
法人顧問に特化したFPとして成功を収めた亀井さんですが、現在1つ悩みを抱えています。
どんな悩みかというと、
『もう自分たちで法人顧問を抱えきれる数の上限に達していて、これ以上数を増やすことができない』
という悩みです。
亀井さんとは現在、基本的にFPである妻と2人体制でFPビジネスを行っています。
リソースが限られているので、多くの顧客数を抱えることはできません。
しかし、これまでの経験から、FPの力を必要としている中小企業はもっともっと多く存在していることはわかっています。
また、今まで1から自分たちの力で道を切り開いてきたけど、同じことをやっている仲間が欲しいと考えるようになりました。
仲間がいれば、知識や経験を共有することで顧問先に提供できる価値をもっともっと上げることができるはずだからです。
そこで・・・
現在、とあるプロジェクトを立ち上げて運営をしています。
法人顧問FPプロジェクト
それが、『法人顧問FP育成プロジェクト』です。
このプロジェクトは、1年間の期間の中で月額顧問料10〜20万の法人顧問を獲得できるノウハウをお伝えし、実際に受注を目指していく実践型のプロジェクトです。
今まで亀井さんが培ってきたノウハウを全て伝え、法人顧問を獲得する為のツールも全て提供し、プロジェクト参加者同士の成功体験や失敗体験の共有、実践をした上でのフィードバックなども含む手厚いサポートを提供していきます。
このプロジェクト以外では学ぶことができない、成約率ほぼ100%、継続率100%を実現している独自のメソッドを、再現可能な形で公開する唯一の場になります。
ただノウハウを伝える講座形式ではなく、成果を出すことにコミットをする実践形式のプロジェクトなので、結果を出したい方にとっては絶好の機会になるでしょう。
実際に、このプロジェクトは2023年からスタートしているのですが、既に月10万円以上の顧問契約がどんどん決まっていますし、お試しの契約も含めると140件以上の契約が生まれています。
ただ・・・
ここまでプロジェクトの内容を簡単に説明してきましたが、1年間のプロジェクトということでその内容を全てこのページでお伝えすることはできません。
そこで、このノウハウの一部を公開し、プロジェクト内容の説明を行うプレセミナーを開催することにしました。
講師紹介
有限会社アルプランニング代表
亀井 貴文
30歳で脱サラし保険代理店を父親から継ぐ。事業を継いだ時には生損保代理店の繰越欠損金が1000万を超えており、倒産の危機を感じながらも法人会計を猛勉強した上で顧客に丁寧なコンサルティングサービスを提供することで事業を軌道に乗せることに成功。
その後も成績を伸ばし続け、地域の中核代理店として保険会社からも頼られ、毎年のように成績優秀代理店として表彰されるまでに成長をさせる。
しかし、保険ビジネスを継続して行うことに疑問を感じ、保険代理店事業を事業譲渡し法人顧問を中心としたFPビジネスに転換。
今までに培った法人経営のノウハウを活かし、月に10〜20万円の顧問料を頂きながらも成約率ほぼ100%、継続率100%のFPビジネスを構築している。
趣味はスノーボード。プライベートでは妻と2人の娘と一緒に、まとまった休みを取って旅行に行くなど、充実した日々を送っている。法人向けにも提供しているクレジットカード活用のノウハウを活かし0円で旅行に行った経験も多数。
プレセミナーの詳細
プレセミナーの会場についてですが、東京会場とZoom(オンライン)での開催となります。できれば実際に会場にお越し頂き体感をして頂くのが望ましいですが、難しい場合はZoomにてご参加ください。
プレセミナーの参加料金は、5,500円(税込)となります。
ただし、11月28日までにお申し込み頂けましたら、早期割引として3,300円(税込)にてお申し込みを受付します。
日時 |
【Zoom】12月5日(木)14:30〜18:00→残席3 【Zoom】12月10日(火)14:30〜18:00→残席1 【Zoom】12月11日(水)14:30〜18:00→残席6 【Zoom】12月12日(木)14:30〜18:00→残席8 |
---|---|
会場 |
【Zoom】ご自身のパソコンからご参加ください |
定員 |
各回10名 |
参加費 |
早期割引3,300円(税込) |
法人顧問FPの可能性を覗いてみませんか?
法人顧問というのは、FPにとって非常に可能性のある分野です。
平日の昼が仕事時間になるので、土日や祝日に相談に追われることはありません。
また、個人と比べて単価を高く設定できるので、少ない顧客数で大きな売り上げを実現することができます。
法人顧問といっても、法人だけを相手にするのではなく社長個人や従業員向けにライフプランを作成することにも繋がるので、結果的に個人向けのFPサービスを提供することも可能です。
ただ、可能性があるといってもその理想を実際に体現しているFPはほとんどいません。そんな中、亀井さんはFPとして法人顧問を中心に成功しており、年間3000万を超える顧問料を実現できている貴重な例です。
実際に法人向けのFPビジネスを構築できているFPがいても、そのノウハウを公開することは稀であり、学ぶ機会を得られる可能性は低いでしょう。
今回は、そのような貴重なノウハウを知ることができるまたとないチャンスです。
このノウハウに興味があれば、日時を選択して下記のクレジットカード決済ボタンからプレセミナーにお申し込みください。プレセミナーに参加するだけでも、料金以上の学びが得られるはずです。
それでは、あなたのご参加をお待ちしています。
追伸
銀行振込を希望の場合は、希望の日程を記載の上『プレセミナー参加希望』という件名でsupport@fprise.comまでメールを送って頂ければと思います。
メールを頂けましたら、振込先の情報を返信にてお送り致します。