ダメな提案

石塚駿平

この前のことですが、ある税理士の方から

フェイスブックでメッセージを頂きました。

 

その内容は、

 

「交流会のイベントをやるのでファイナンシャルプランナー

を集めたいと思っているのですが、告知をしてもらえませんか?」

 

というものでした・・・。

 

 

ダメな提案の例

 

 

う〜ん。。。

 

この提案は、「ダメな提案」ですね。

 

こういった提案っていうのは、

あんまり受け入れてもらえないです。

 

(結局、FPの方にメリットがあるかもと思ったのと、

興味があったので少し協力させて頂きましたが・・・)

 

あなたは、何でだかわかりますか??

 

 

提案に必要不可欠な要素

 

 

この提案には、

ある決定的なポイントが欠けています。

 

何かと言うと、、、

 

「それは、相手にとってどんなメリットがあるのか?」

 

という疑問に答えられていないということです。

 

どういうことでしょうか??

 

今回の提案の場合、相手側のメリットは、

「ファイナンシャルプランナー向けの告知ができる」

というものです。

 

なかなか外部の人がファイナンシャルプランナー向けに

告知ができる場や機会というのは少ないですから、

これは大きなメリットだと思います。

 

一方で、こちら側(僕の方です)が得られるメリット

何かと考えてみると、、、

 

・・・ 何もないんですよね。

 

こちら側からしたら、

 

「相手の告知をするだけで、

こちらは何も得することないじゃん!」

 

と思ってしまう訳です。

 

それに、自分と関わっている人にあまり

変なものを告知したいとは思いせん。

 

 

誰だって忙しい

 

 

誰だって、自分の仕事で忙しいものです。

 

「お客さんの為に資料を用意しなきゃ・・・」

「ああ、あの記事の締め切りが2日後だ。早く書かなきゃ。」

「セミナーの準備もしておかないと・・・」

 

こんな感じで、自分の仕事で手一杯です。

 

そんな時に、何もメリットがないことを

わざわざ時間と手間をかけてやろうとするでしょうか?

 

やらないですよね。

 

誰だって同じ状況です。

 

わざわざあなたの為に時間を割いて

協力してくれるような状態ではありません。

 

関係性の薄い場合は特にそうです。

 

 

自分、自分、自分

 

 

基本的に、人はみんな自分のことを考えます。

 

仕事をしている人の頭の中は、

 

・自分の仕事をいかに終わらせるか・・・

・今月の売上げはどうなるんだろうか・・・

・来月はどうやってお客さんを集客しようか・・・

 

こんな考えで一杯です。

 

他人の事業のことは考えません。

 

あなたもきっと、

 

・○○さんの仕事はどうやったらもっと効率化できるだろうか?

・どうやったら○○さんの売上げを上げられるだろうか?

・○○さんの集客数を増やすにはどうしたらいいだろうか?

 

自分からこんなことを時間をとって考えた事ないと思います。

 

自分以外の人のことより、

自分のことを100倍は考えるものです。

 

 

忘れてはいけない鉄則

 

 

だからこそ、何かを提案する時には

自分のことは考えずに、「相手のメリットは何か?」

を考える必要があるのです。

 

そうしないと、相手に協力してもらうことはできません。

 

これ、鉄則です。

 

こうやって話を聞くと、

「そんなの当然じゃん、分かってるよ!」

と思われるかもしれませんが、、、

 

意外と忘れてしまうものです。

 

実際に僕はそのポイントが外れた提案を受けましたし、

他の会社の話を聞いても同じような

「自分のことしか考えていない」提案はひっきりなしに届くそうです。

 

大事なことなのでもう一度言いますね。

 

相手に協力をして欲しかったら、

 

自分のことは考えずに、「相手のメリットは何か?」

を考える必要があります。

 

決して、自分の希望だけを押し付けてはいけません。

 

自分のメリットだけを話す人は最悪ですよ。

 

実際にそんな提案を受けたら

「自分のことしか考えられないヤツは帰れ!」

って思われるはずです。

 

メールだったら返信はきません。

 

 

明確に、わかりやすく伝える

 

 

あと、注意するポイントとして、

「相手の得られるメリットを明確でわかりやすいものにする」

ことに気を付けると良いでしょう。

 

例えば、工務店に「住宅ローンに困っている方がいたら協力しますよ」

という提案をしたとします。

 

でも、これだけでは工務店の方は

どんなメリットが得られるのかわかりません。

 

FP側としては、それがどんな意味があって、

どんな結果が得られるのか明確にイメージできるので、

そういった抽象的な提案をしてしまう場合があります。

 

しかし、それでは相手が快く協力してくれる

可能性は低くなってしまいます。

 

何だかよくわからないですからね・・・

 

なので、提案をする時には、

「明確に、わかりやすく」得られるメリットを説明しましょう。

 

話をする前に、予め自分の中で

その部分を詰めておくと良いです。

 

例えばの話ですが、生徒に対してメルマガを

発行している育児教室があったとします。

 

そこに対して、5,000円の参加費で

セミナーを開く事を考えたとしましょう。

 

その育児教室の方に提案をする時に、

 

・メールでセミナーの告知をして欲しい

・予め用意したメールを流すだけでOK

・申し込みがあったら、参加費の全額をお渡しする

・なぜ参加費をお渡ししても大丈夫なのかの理由

(個別相談をしてくれるお客さんが欲しい、など。)

・どう相手のお客さんにとって役に立つかの説明

・お金以外の部分でどう提案先の方にメリットがあるのかの説明

 

こうった材料を揃えてわかりやすく説明すれば、

受け入れてもらえる可能性は高いでしょう。

 

ポイントは、予め相手が何をすればいいのか、

どんな良いことがあるのかを明確にしておく事です。

 

さらに、相手が得られるメリットを大きくして、

かけなければいけない労力を小さくできると良いですね。

 

 

こうすれば、相手が喜んで受け入れてくれる

提案をすることができるでしょう。

 

決して、自分のことだけを考えてはダメですよ!

FPライズメルマガ登録

この記事を書いた人

石塚 駿平

株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。2019年はカナダを生活の拠点にしながら活動中。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新の情報をお届けします