未来の世界で生き残るFPと死ぬFP

石塚駿平

実は去年の12月から、
カナダ人の彼女が日本に来て
一緒に暮らしています。

元はランゲージエクスチェンジと
言う語学学習のパートナーみたいな
感じだったのですが・・・

カナダに旅行に行ったのをきっかけに
一昨年の7月くらいから付き合い始めて
やっと日本に来たという感じです。

こう言うと何か大げさかもしれませんが、
割りと日本人っぽいのでそんなに
トラブルもなく普通に暮らしてます。

米も食べるし日本の食べ物もほとんど食べます。

舞茸とか好きって言ってるので、
僕より好き嫌いがないかもしれません。

シャワーだけで済ます訳ではなく、
お風呂も大体毎日入っています。

(むしろ、バスタブ付きの家に
住むのがちょっとした夢だったようです)

それに、周りに気を使うタイプで、
大声で話すことなくシャイなので、
典型的な欧米人って感じではないです。

そんな彼女は今日本語学校に通って
おりたまにその学校の友だちと
遊びに行っているのですが、、、

ちょっと面白い話をこの前聞きました。

外国人でも日本語がわかる?

それは、東京ドームで行われていた
ふるさと祭り東京というイベントに、
友達と遊びに行った時の話です。

その祭りは日本各地の食べ物と
祭りが一挙に集まるという
イベントだったそうなのですが・・・

基本的に日本人向けのイベントです。

なので、会場に置かれている
掲示や看板は基本的に日本語。

親切に英語で書かれている訳ではありません。

なので彼女は、会場内にある掲示の
意味がわからず戸惑ってたそうなのですが、、、

その時、彼女の友達がスマホを取り出して
その掲示の内容を英語に翻訳したのです。

翻訳したと言っても、わざわざ
文字をタイプした訳ではありません。

その友だちがやったのは、スマホの
カメラでその掲示を画面に写しただけ。

それだけで、自動的に日本語が
英語に切り替わったというのです。

神アプリ降臨

「一体何をやってるの?」

と彼女がその友達に聞くと、

「Google Translateっていうアプリだよ」

と教えてもらったそうです。

このアプリを使えば日本語を
スマホに移すだけでリアルタイムで
英語に翻訳してくれるので、

日本語の掲示でもある程度
意味がわかるとのことでした。

その話を聞いて、

「それ、超便利じゃん」

と思ったので、僕も早速ダウンロードしてみました。

リアルタイムで切り替わる

すると、、、

確かに、カメラで日本語を
写すと勝手に英語になります。

これはすごい・・・

正確性は完全ではありませんが、
簡単な文章なら完璧に訳してくれます。

しかも、英語から日本語もできます。

さらにすごいのは、世界中の
ほとんどの言語に対応していることです。

例えば、『アラブ語→日本語』もOK。

さらに、音声入力もできるので、
どの国の人ともコミュニケーションが取れそうです。

しかもタダ。

海外旅行に行く時には、
強い味方になりそうですね。

僕も英語ならなんとかなりますが、
その他の言語はわからないので重宝しそうです。

ちなみに、「グーグルトランスレーター」
で検索すると色々情報が出てきます。

言語学習はいらなくなるのか?

ここで、僕はちょっと考えました。

「もしかしたら、このアプリの
精度が高まったらもう言語を
学ぶ必要はないんじゃないか?」

ということです。

でも、、、

ちょっと考えた結果出した結論は、

「ビジネスや簡単な旅行会話、
事務的なやり取りには向くけど、
心の繋がったコミュニケーションには向かない」

というものでした。

確かに、お互いに意思疎通はできるので
超便利なものには間違いありません。

でも、実際に共通の言語を喋る
ことで伝わるものもあると思うんですよね。

僕はふと、大学生の時、一人旅の途中で
ベルギーの古着屋さんで買い物をした
時のことを思い出しました。

お互いに英語が話せたので
コミュニケーションは取れたのですが、
そのお店の主人は終始無愛想でした。

でも、帰り際にちょうどその時覚えた
現地の言葉での「ありがとう」を言うと、
こわばった顔が一気に満面の笑顔になったんですよね。

何だか、心の通った瞬間のように
感じて嬉しかったのを覚えています。

テクノロジーはFP業界をどう変える?

そして、この話というのは、
FP業界も関わっている話だと思いました。

異言語でもコミュニケーション同様、
テクノロジーは、FP業界を
間違いなく変えていくでしょう。

例えば保険の選択や資産運用における
金融商品の選択などはテクノロジーが
やってくれるようになります。

でも、それによってFPの役割が
全て代替されるかというと、
それは違うと思います。

お客さんがFPに求めているのは、

「正しい商品の選び方」

だけではないはずです。

「自分の不安や問題を理解してくれること」

「自分の夢や将来設計に共感してくれ、
全力でサポートをしてくれる姿勢」

「一緒にいると感じる安心感」

こういった

“心の通じたコミュニケーション”

も、求められているのです。

あなたは生き残る?それとも・・・

ポイントとなるのは、

『あなたの何にお客さんは価値を感じているのか?』

ということですね。

これが、”商品の選び方”だったら、
いずれか淘汰されることになるでしょう。

でも・・・

そうではなくて、心の通じた
コミュニケーションに価値を
感じてくれている状態ならば、、、

きっと、テクノロジーが業界を
変えても生き残る存在になるでしょう。

あなたの提供しているサービスは、
テクノロジーが発展した世界では
どうなると思いますか?

ちょっと時間をとって考えて
みても良いかもしれませんよ。

P.S.
ちなみにですが、資産運用に関しては
ロボアドバイザーが普及するとFPへの
相談需要は高まると予想してます。

なぜなら、資産運用に関心のある
層が増え、裾野が広がるからです。

米国でも、ロボアドバイザーから
対面アドバイスにシフトする現象は
割りと普通に起こっているみたいです。

メディアでよく言われている悲観論を
鵜呑みにするのは良くないですよ。

この記事を書いた人

石塚 駿平

株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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