ホームページを作ったり、
改善をする時によく言われることがあります。
それは、「何で新着情報を載せないんですか?」
ということ。
これ、結構よく言われます。
個人的には不思議なことなんですが・・・
新着情報はいらない
結論から言うと、集客を考える上で
新着情報は必要なものではありません。
トップページの一番上に載せている
ホームページがよくありますが、あれはダメです。
ただ、新着情報の存在自体がダメという
わけではありませんので注意して下さい。
”存在がダメ”というわけではなく、
”目立つスペースに新着情報を載せてスペースを取ってしまう”
というのが問題なのです。
では、なぜ新着情報が集客を考えると
必要の無いものなのか?
その理由を説明していきますね。
そもそも新着情報は求められていない
これは、自分がインターネットで何かを探す時を
考えてみるとわかりやすいと思います。
例えば、インターネットで歯医者を
探している時を考えてみましょう。
その場合、自分の住んでいる地域の歯医者の
ホームページを見ていきますよね。
その時、新着情報って見ようと思いますか?
見ないですよね?
そんなことより、
・場所がどこにあるのか?
・診察時間はどうなっているか?
・安心できそうな所か?
とかを見るはずです。
ホームページを見て、
「どれどれ、新着情報どうなってるのかな?」
と探すことは無いはずです。
こうやって実際に検索している人の考えている
ことや求めていることを考えると、
わかりやすいのではないかと思います。
ただ、「新着情報が必要だ!」という人の中には、
他にも色んな理由を挙げる人がいます・・・
なので、僕がよく耳にすることと、
それに対する考え方をお伝えしますね。
「活気が伝わるからあった方がいい」
これ、よく聞きますね。
ホームページの新着情報が更新されていると、
活気のあるホームページだと思ってもらえる。
活気のあるホームページには人が集まる。
という理論らしいですが、本当にそうでしょうか?
あなたは、ホームページに訪れて、
新着情報を確認し、最近更新されているのを見て、
「おお、このホームページは3日前に更新されてるじゃないか!
ここは活気があっていいな。ここにしよう!」
と思った事はありますか?
少なくとも、僕はないです。
というより、新着情報の日付を気にした事がありません。
そして、これからも気にする事はないでしょう。
あなたはどうですか?
「既存客へのお知らせができない」
これもたまに聞きます。
「新着情報がなくなってしまったら、
お客さんへのお知らせができない」というものです。
んー・・・
既存客にお知らせをするんだったら、
メールとかの方がいいんじゃないの??
と、思うのは僕だけでしょうか・・・
そもそも、新着情報なんてそんなに
注意して見られるものでもないです。
さらに、既存のお客さんはそんなに都合良く
ホームページを見てくれるわけでもありません。
お知らせをするんだったら、
別の手段を使った方がよいかと思います。
また、例えば既存・新規問わず臨時休業の
お知らせをしたいのであれば、
そのお知らせの文章を追加すればいいかと思います。
必ず新着情報の枠に入れなきゃいけない訳でもないですしね。
第一印象にはこだわるべき
ホームページから集客することを考えると、
ホームページを訪れた人が最初に見る画面は重要です。
(ちなみに、最初に目に入る
画面のことをファーストビューといいます。)
なぜなら、「そのホームページを見るかどうか?」
というのは、パッと見の印象で決まってしまうからです。
そこでの印象が悪いと、せっかく来てくれた人が
ホームページから去ってします。
そして、もう二度と来てくれません。
だから、最初に目にする画面には、
見た人の興味を惹き付ける要素を入れる必要があります。
そして、それは新着情報ではないのです。
新着情報は載せる場所を考える
だから、新着情報を目立つ場所に
配置するのはオススメしません。
目立つ場所に載せていいのは、
大企業のホームページくらいです。
なぜなら、ああいったホームページは
”お知らせをすること”がメインの目的だからです。
集客を考えたホームページとは別物です。
勘違いしないように注意して下さい。
新着情報を配置をするのなら、サイドメニューの所か
ページ下部に入れるのが良いでしょう。
新着情報というのは、他のホームページのものは見なくても、
自分のホームページの新着情報は人に見せたいと思ってしまうものです。
しかし、それはただのエゴです。
新着情報をアピールすることは、
初対面の人にいきなり自分の自慢をし始めるようなものです。
それよりも、
「ホームページに来てくれる人が何を求めているのか?」
それをしっかりと考えて、
相手が欲しいと思っている情報を記載しましょう。
そっちの方が、”集客できるホームページ”です。