ホームページは、見る人に○○させちゃダメ!

石塚駿平

この前、あるFPのホームページを
見た時のことをシェアしますね。

もしホームページを持っているなら、
きっとあなたにも役に立つはずです。

そのFPの方は既にホームページを
持っていて、月に2,3件の問い合わせ
が入ってくるようでした。

そして、できればもっと問い合わせを
増やしたいということなので、
ちょっとページを見てみることに。

見てみると、綺麗に作っており、
ページの内容も充実しています。

しかし・・・

明らかに、

『ここを改善すればすぐに
問い合わせが増えるな』

というポイントがありました。

それはどういうものかというと・・・

見る人が迷ってしまう構造

"トップページを見た後に、
見た人が何をすればいいのか
を迷わないようにする"

ということです。

僕が見たそのホームページでは、
トップページに

・プロフィール
・よくある悩み
・やるべき手続きについて
・アクセス情報
・新着情報

が掲載されているだけで、
それを見た後に、

『何をすればいいのか』

がわからない状態になっていました。

別の言い方をすると、
そこから先どうするかを

“見る人任せ"

にしてしまっていたのです。

見る人任せにしてはいけない

インターネットを見ている人の
集中力というのは、かなり低い状態です。

それに、見るというのは受動的な
行為なので、そんなに色々と
考えている訳ではありません。

なので、インタネーットで
反応を取る為には、、、

『いかに見る人を考えさせずに
行動をしてもらえるようにするか』

を考えることは超重要なポイントです。

「どうやって連絡したらいいんだろう」
「どのページを見たらいいんだろう」
「料金はどんな感じになってるんだろう」
「どういう風に相談は進んで行くんだろう」
「申し込んだら次は何をすればいいんだろう」

こういった情報が、何も考えずに
見る人の頭に入るようにする
必要があるのです。

必要な情報がすぐに得られないと、
集中力のない人はすぐに別の
ページに逃げて行ってしまいます。

必要な情報

では、一体どのような情報が
自然に頭の中に入るように
すれば良いのでしょうか?

これから、

『必要最低限これだけは見る人の
頭の中に入れる必要がある』

項目を挙げて行きたいと思います。

提供するサービスの内容

まず、必ずなければいけないのは、
サービスの内容です。

よく、

”○○のことなら何でもお任せ下さい"

とだけ書いてあるページがありますが、
それでは内容を理解してもらえません。

具体的にどんなことが提供できるか
ちゃんとわかりやすく明記して
あげる必要があります。

サービスを受けるメリット

次に、そのサービスを受けると
一体どんないいことがあるのか?

わざわざ時間とお金をかけて
それを申し込む事で、

“自分にどんな良い変化があるのか"

を伝えてあげる必要があります。

それがないと、
人は行動をしませんからね。

しっかりとお客さんが望むものを
手に入れられることを伝えましょう。

相談の流れ・相談方法

どうやって相談が進むのか?

何回の面談が必要なのか?

来店するのか、訪問なのか?

こういったことも必要不可欠な情報です。

自然と見る人の頭の中に
入れる必要があります。

“探せばある"という状態に
してはいけません。

見る人がイメージできるように、
わかりやすく伝えていきましょう。

相談所の風景

来店相談の場合は、どんな場所で
相談を行なうのかの写真を入れましょう。

お客さんは、

『どんな所で相談をするのかな・・・?』

と不安に思っています。

狭い所に閉じ込められて
強引なセールスを受けたりは
したくないですからね。

なので、できるだけ相談所の
写真を載せ、”ここで相談している"
といことがわかるようにしましょう。

料金

サービスを受ける為の料金も、
なるべく自然に頭の中に
入るようにしたいですね。

料金の詳細がわからないままだと、
恐くて行動に繋がりません。

なので、しっかりとわかりやすいように
料金についての掲載しましょう。

連絡方法

これは当然のことですが、
意外とページの最後(一番下)に
載せていない場合があります。

見る人に、

『問い合わせをしたいけど、
どうすればいいのかわからない・・・』

という思いをさせてはいけません。

探さないでも自然にわかる形にして、
どのように連絡をすればいいのかが
わかるようにしましょう。

・・・

あなたのホームページには、
このような情報が”考えなくても”
頭に入ってくるようになっていますか?

そして、自然と、

『ここに問い合わせをしよう』

という気持ちになるように
設計ができていますか?

もしそうなっていないのなら、
改善する事で簡単に反応を
上げることができますよ。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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