月20件の問合せがあるホームページの秘密

中西雅司

私のクライアントであるFPに、

「ホームページからの問合せが
毎月20件程度」

ある方がいます。

通常、ホームページからの集客を
行う場合、ブログやその他のペ
の更新をしていくことによって、

「ホームページを育てていくこと」

が大切になります。

しかし、このFPの方は

「文章を書くことがあまり
好きではないこと」

「締切がないと頑張れない
タイプであること」

などから、ほとんど記事を
書いていません。

ホームページの更新もたまに行う
程度です。

なので、アクセスは1日3~5件程度。

でも、問合せが月20件。

つまり、、、

「アクセスはあまりないものの、
かなりの確率で問合せにつながる
ホームページ」

になっているのです。

今日は、その高い問合せ率に
なっている最も重要なポイントを
お伝えしたいと思います。

ブログを頻繁に更新できない方には
特におススメのノウハウです。

希少なジンギスカンのお店

話は変わりますが、、、

札幌に、私が大好きな
ジンギスカンのお店があります。

このお店は、昔からの
有名店ではありませんが、
とても魅力的です。
 
何が魅力的かと言うと、

「羊のレバーやハツなど、
20種類近くのホルモン系の
部位も食べられる数少ないお店」

なのです。

普通は、ジンギスカンは
ホルモン系の部位は
売ってないですよね。

でも、こちらのお店では
それが可能です。

なぜそれができるかと言うと、、、

すべて北海道産なので、新鮮な
状態でお店まで持って来られる
からです。

なので、冷凍する必要がなく、

結果、新鮮で臭みもなく、
お肉が固くなりません。

実際食べると、めちゃくちゃ
柔らかい。感動的です。

国内で流通するジンギスカンの
99.5%は輸入なので、
国内産はほんとに希少ですよね。

しかも価格もリーズナブル。

自社農場なので、中間マージンが
発生しないからです。

他の有名店と比較しても、
1.3倍程度の値段しか
かかりません。

行きたくなりませんか?

今、私は、ジンギスカン屋を
あなたにおススメしてみたのですが、

「もし、ジンギスカンを
食べるなら、このお店に
行きたい!」

「ここしかない!」

という気持ちになりませんでしたか?

ここに、

「ホームページからの
問合せ率を高めるヒント」

があります。

問合せ率を高めるには?

ホームページからの
問合せ率を高める秘訣は、

先ほどのジンギスカンの
例のように、

「ここしかない!」
「あなたしかいない!」

と思ってもらうことです。

そのために、ホームページに
そう思ってもらえるような内容を
書いておく必要があります。

具体的には、、、

ホームページ上の

「選ばれる〇つの理由」

「当社の〇つの特長」

などの項目に記載をしていくのが
一般的です。

この項目は、ただ書けば
いいのではなく、

「相談先はあなたしかない」

と思ってもらう内容を
書く必要があります。

どのように書けばいいの?

では、どのように書けば
良いのでしょうか。

その内容を書く際に、特に
気をつけるべきポイントが
あります。

そのポイントは、、、

「なぜ、ライバルにはできなくて、
自分にはできるのか」

を書くということです。

具体例を出してみましょう。

例えば、資産運用に強いFPの
あなたであれば、

ライバルは銀行や証券会社、
保険会社などの金融機関で
あるケースが多いですよね。

その場合は、以下のように
記載します。
(あくまでも一例です)

「お客さまが負担する手数料を
徹底的に減らす方法を一緒に
考えていきます。

なぜそれができるかと言うと、
無料相談とは異なり、お客様から
料金をいただいているからです。」

このような、記載をすることで、
ライバルに対する優位性が
明確になりますよね。

間違っても、金融機関でも
書くことが可能な文章、

例えば、、、

「お客様のニーズに合わせた
資産運用をご提案します」

などの記載だけをすることは
しないでくださいね。

追加の労力をかけたくないなら

もし、あなたが、集客にかける
労力を増やすことなく、

ホームページからの
問合せを増やしたいのなら、

ホームページを見に来た人が、

「ここしかない!」

と思うような記載を
してみてはいかがでしょうか。

FPの場合は、他業種と比べても
希少性が高く、与えられる価値も
大きいので、

「あなたに相談するしかない!」

という状態を作ることは簡単です。

是非やってみてください。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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