何度かメルマガでお伝えしましたが、、、
現在、僕たち夫婦は家を買うことを計画中です。
できれば注文住宅ということで、ここ最近は土地を頑張って探していました。
ただ、第一希望のエリアでは坪単価が50万を超えるくらいでかなり高いことがわかりました。
しかも、住宅密集地で理想の住環境か?と言われると微妙です。
さらに、みんな欲しがる所なのでそもそも土地が出てきません。
こういった事情があり、なおかつ国際結婚をしている身としては
『住宅にお金をかけすぎて将来の選択肢が狭まってしまう』
ということは避けたかったので、土地に求める要件を変えることにしたのです。
その結果なのですが・・・
良さげな土地を発見
幸運なことに、すぐに良さそうな土地を見つけることができました。
少しだけ中心部からは離れていますが、希望していた地区の隣に出ていた小さい分譲地です。
土地は90坪あり、かなり広い庭が作れそうです。
妻とアメリカ人の友達からは、
「日本にしては広いんだろうけど、自分の国の土地と比べるとかなり狭い」
と言われましたが、まあしょうがないでしょう。。
広い庭で植物を育てたり、大人数でBBQができるというのは非常に理想的だったので、申込みをすることにしました。
住宅ローンを考える時に気づいたこと
土地が決まってくると、住宅ローンを考えないといけないですよね。
僕はFPではないので実務はわかりませんが、、、
周りに住宅FPが多いので素人よりは知識があります。
しかし・・・
実際に検討をしてみると、面白いことに気づきました。
知識があると逆にわからない
それは、
「少し知識があるからこそ、わからないことがいっぱい出てくる」
ということです。
例えば、
「フラット35で申し込みをする時、金融機関によっては団信を外して収入保障保険を使うと安くなるのは知っている。でも、実際にどう計算すればいいのかわからない・・・」
ということだったり、
「団信も全部一緒な訳ではなく、各金融機関によって保障の範囲が違うからそこも比較した方がいいのはわかる。でも、自分で全部を把握するのは難しい・・・」
など、こんな感じでわからないことだらけになりました。
わからないと相談したくなる
この状態になってくると、やはり
「誰か相談できる人がいたらいいな〜」
という気持ちになってきます。
幸い、僕の場合は周りに相談できる人はたくさんいるので問題ないですが・・・
普通の人だったらここで立ち止まってしまうでしょう。
逆に相談の需要が生まれる
この体験をしてみてわかったことは、
『知識があると、逆に相談の需要が生まれる』
ということです。
普通は知識がない人が相談をするものだと思うかもしれませんが、実は逆だったりする場合も多いです。
これが、住宅ローンの知識がほとんどない人だったら、
「住宅会社が勧める住宅ローンを組めばいいや」
「とりあえず、金利が安い所にすればいいや」
という感じで、迷うことなく決めてしまう可能性があります。
この状態の人は、FPに相談をすることはないですよね。
知識は与えた方がいい
「詳しい知識を教えすぎてしまうと、自分で問題を解決できてしまうから出す情報は制限しないといけない」
と思っている方は多いですが、それが完全に思い違いです。
そうではなくて、あなたの周りの人に十分な知識を教えてあげれば、それが相談のきっかけになります。
役に立つ情報を与えれば、周りの人は喜んでくれる。
さらに、あなたに相談をしたいという人も増える。
悪いことは何もありません。
もちろん中には、知識を身に付けて自分でできるようになってしまう人もいるかもしれませんが・・・
そういった人は少数派ですし、それよりも得られるリターンの方がはるかに大きいです。
安泰なFPビジネスを作る方法
こういった目線で見ると、
『自分の周りに、自分の分野についての知識を持っている人をどれだけ増やすことができるか』
というのが、FPビジネスを成功させる上で重要な要素であると言えます。
住宅ローンの知識、運用の知識、不動産の知識、相続の知識、保険の知識などなど・・・
お金が関わる全ての分野で、この法則は当てはまるでしょう。
自分のことを知っていて、知識もある程度身についている。
そういった人に多く囲まれる状況を作ることができれば、FPビジネスは安泰です。
その為に何ができるのか、ぜひ考えてみてくださいね。