独立当初の失敗事例(名刺づくり)

盛岡のカフェ「リーベ」より
執筆者:中西雅司

       

今日は、岩手県盛岡市の50年以上の歴史がある個人営業のカフェで、モーニングを食べながら、メルマガを書いています。

盛岡は、混雑しすぎていない感じがちょうど良いので、田舎出身の私にとっては、好きな街の1つです。

美味しいものもたくさんありますし。

昨日の夜は、岩手県遠野市に本店があるジンギスカンのお店で夕飯を食べました。

新鮮な様々な部位の生ラムを食べることができて、とても美味しかったです。

ジンギスカンが有名な遠野にも直接行ってみたくなりました。

同じ失敗を防ぐために

さて、話は変わりますが、ときどき、このメルマガで書いている私の独立当初の失敗経験。

今日は、

「名刺づくりに関する失敗」

をご紹介します。

独立1年目のことです。

私は、名刺づくりで失敗した結果、100万円以上を無駄にしたという失敗経験があります。

失敗経験をお話する目的は、

「あなたには同じ失敗をしてほしくないから」

です。

ぜひ、同じ失敗を避けるようにして、成功スピードを早めていってください。

では、ここからお伝えしていきます。

名刺に書くためにお金を払う

名刺づくりに関して、私が失敗したこと。

それは、

「名刺に書くために、色んなものにお金を払ってしまったこと」

です。

具体的に言うと、

・名刺に住所を書くために、事務所を借りた

・名刺に電話番号を書くために、個人とは別の電話を契約した

・名刺にAFPと書くために、登録料を払った

などです。

この中でも、特に大きかったのが、「事務所を借りた」ですね。

当時の私は、「バーチャルオフィス」という「住所だけを借りる仕組み」を知りませんでした。

そのため、名刺に住所を書くことを目的として、月4万円の事務所を借りました。

結果、2年で総額100万円くらい払ってしまったのです。

ほぼほぼ使わなかった事務所に対して。

バーチャルオフィスだったら、月2,000円~3,000円程度で借りられますので、2年借りても7万円くらいだったはずです。

名刺に書くために電話を契約

電話番号も同様です。

当時の私は、

「名刺には電話番号を書くものだ」

と思い込んでいたので、そのためだけに電話の契約をしました。

個人の番号を名刺に書くのは嫌だったので、契約をしたのです。

ですが、そもそも、

「名刺に電話番号を書かなければならない」

というルールはありません。

今から考えれば、

「電話番号を書かない」

という選択肢を取ればよかったのですが、先入観に囚われていた私は、そんなこと思いもよらなかったのです。

電話についてはたいした金額ではありませんが、でも、使わないのに契約するのは無駄ですよね。

名前とメールアドレスで十分

名刺に書く内容に、特に決まりはありません。

最初は、名前とメールアドレス(Gmailなどの無料のもの)が書いてあれば十分です。

先入観にとらわれてしまうと、時間もお金も無駄にしてしまう可能性があるので、注意してくださいね。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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