2億円で落札されたメモ書き

石塚駿平

ちょっと前のことですが、
朝のニュースで面白い話を見ました。

そのニュースとは・・・

「とある人が書いたメモが
オークションに出品され約2億円で売れた」

というニュースです。

そのメモを書いたのは、アインシュタイン。

1922年に滞在していた東京の帝国ホテルで、
ベルボーイに渡すチップがなかったので

「もしあなたが幸運なら、このメモ書きは
普通のチップよりもずっと価値が高くなるでしょう」

と言って代わりメモを渡したそうです。

そして、それがオークションに出品されました。

そのメモに書かれていたのは・・・

メモの中身

「静かで質素な生活は、絶え間ない不安に
縛られた成功の追求よりも多くの喜びをもたらす」

という言葉だそうです。

また、メモは2枚ありもう1枚には

「意志のあるところに道あり」

と書かれていたそうです。

偉大な業績を残した成功者の言葉
というのは、心に響くものがありますよね。

このメモを出品したのは日本人ベルボーイの
親戚だそうで、チップを単にもらうのとは
比較にならない価値を手にしたことになります。

2億円のチップ・・・

そう考えると半端じゃないですね。。

なぜただのメモが2億になるのか?

で・・・

なんでこんな話をしたのと言うと、、、

この話はあなたのビジネスにも
関わりがある話だからです。

こんなことを言うと、

「いやいや、アインシュタインみたいな
科学者と自分のビジネスに何の関係があるんだ?」

と思われてしまうと思いますが、
実はめちゃくちゃ関係があります。

ここで質問なのですが、
そのメモが約2億円もの値段で
落札された理由は何だと思いますか?

・・・

その答えは、

「そのメモを書いたのがアインシュタインだから」

ですよね。

これが、全く同じメモに全く同じ文字を
全く同じ筆跡で別の人が書いても、
1円も価値はなかったでしょう。

でも、アインシュタインが書いたことで
普通では考えられないような値段が付いたのです。

あなたにも関係ある話

ここでアインシュタインの話を
あなた自身に当てはめてみましょう。

もし・・・

アインシュタインほどではないにしろ、

「あなたが、あなたであることに
対してお金を払ってもらえる」

という状態が実現できたら、
ビジネスは楽になると思いませんか?

「例え同じサービスを同じ料金で
提供している人がいても、あなただから
もっとお金を出してでも相談したい」

という状態です。

これができれば、例え同じことを
やるFPが同じ地域に出てきたとしても
自分のビジネスが脅かされることはありません。

こんなことができたら、素晴らしいですよね。

誰にお金を払いたい?

ただ、これはちょっと抽象的な話だと思うので、
もっと具体例を上げたいと思います。

例えば、このメルマガを読んでくれている
あなたが、FPビジネスについて有料で相談に
乗って欲しい相手を探しているとします。

その場合は、世の中にコンサルタントは
数多くいるにしろ、僕だったり中西さんに
相談をしたいと思いませんか?

もしくは、住宅相談のビジネスを
したいと考えているのなら、
昆さんの話を聞いてみたいと思いませんか?

もしそう思ってくれるのならば・・・

この質問の答えを探す価値はあると思います。

「どうやったら、自分も同じことができるだろうか?」

あなたは、どうする?

この問いに対する1つの回答は、

「見込み客と何かしらの手段で繋がり、
信頼関係を作る情報発信をすること」

です。

僕は、これをメルマガという手段で行っています。

もちろん、これを真似するというのもありです。

ただ、僕はたまたまメルマガという
手段が便利なので使っているだけで、
メルマガだけが唯一の手段ではありません。

相手と繋がることができて、
信頼関係を作ることができれば
どんな手段でも構わないです。

そういった関係を作ることができて、

「あなたが、あなたであることに
対してお金を払ってもらえる」

状態を実現できたら、
本当に楽な状態になります。

「〇〇さんのセミナーなら、
どんな内容でも行きますよ!」

「何かあったら真っ先に〇〇さんに相談をします!」

「〇〇さんだったら喜んでお金を払いますよ!」

こんな関係ができている人を増やす為に、
あなたは何ができそうですか?

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

関連記事