FPで稼ぐことが簡単な理由

中西雅司

月曜の夜8時。
今、新宿のカフェにいます。

ガラガラの店内で、
50代くらいのスーツの
男性2人が、

ふわふわのパステルカラーの
ソファ席で向かい合って
打合せをしています。

店内は小さな音で音楽が
流れているだけで、
とても静か。

そのため、話の内容の
ほとんどが聞こえてきて
しまいます。

「紹介をもらうためには、
感動なんて必要なくて・・・」

どうやら、保険販売の方法を
教えている人の打合せのようです。

つくづく思いますが、保険の
営業って本当に大変ですね。

それと比較すると、
FPの仕事で成功すること
って本当に簡単。

今の私の感覚はこんな
感じです。

昔は、FPの仕事で成功する
ことの方が、保険の営業よりも
はるかに大変だと思っていましたが、

色んな経験や情報を得てからは
逆の考えになりました。

今日はそう考えるに至った理由の
1つをお伝えしますね。

オリンピック見ましたか?

話は変わりますが、冬季
オリンピックが終わりましたね。

あなたは、ご覧になりましたか?

私は、オリンピックが始まる前は、

「今回はあまり見ないかも」

と思っていたのですが、

結局、スピードスケート・カーリング・
ジャンプ・ノルディック複合など、
結構見ていました。

特に、高木菜那選手が金メダルを
とった今大会からの新種目、

「マススタート」

競馬のようで、とても楽しかったです。

フィギュアスケートも年々レベルが
上がってきて、昔よりもジャンプの
難易度は各段に上がっているはずなのに、

転倒する人はすごく減ったなと思います。

何よりも、男子のフィギュアスケートが
こんなに強くなったのは、一昔からすると
考えられなかった・・・

と、私の趣味の話はこれくらいに
しておいて、、、

本題に入ります。

金メダルを取ることは大変

オリンピックで優勝して金メダルを
取ることって、どの種目でも
本当に大変ですよね。

オリンピックに出場することさえ
大変なのに、

メダルを取る方は、私などには
想像できないような、努力を
されているのだろうなと思います。

では、なぜ金メダルを
取ることが大変なのでしょうか。

その理由を整理してみると、、、

「定められた競技とルールという
同じ基準で、世界中の強豪選手と
勝負をしていかないといけないから」

ですよね。

とてつもなく強いライバルと争って
勝たないといけません。

しかも、頻繁に行われるルール
改正にも従うしかありません。

自分が勝てるようなルールに
自分ですることはできないのです。

以前、スキーのジャンプで、ルール改正が
行われた結果、日本人が途端に勝てなく
なったなんてこともありました。

保険の営業の仕事も同じ

保険の営業の仕事もこれと同じですよね。

なぜかというと、

保険の営業の仕事も、

「保険販売という競技で、保険販売の
ルールの中で、ライバルと争う」

必要があります。

しかも、そのルールは自分で
変えることはできませんし、

ルールの変更があると、それに
その都度合わせて対応して
いかなければなりませんよね。

世界一を目指す必要はないという点では、
オリンピックとは異なりますが、

それでも、たくさんのライバルの中から
選ばれていかなければなりません。

しかし、、、

FPは競技やルールを自分で作れる

FPは違います。

FPの場合も、もちろん法令という
ルールは守る必要はありますが、

その他は自由です。

自分で自由に戦う競技を
作ることができるのです。

ライバルがいない競技を
作ることができれば、
簡単に1位になることができます。

具体的には、独立FPだった時の
私の例で言うと、

「保険コンサル ~保険を売らない部門~」

という競技を作って、勝負をしていました。

「~保険を売る部門~」

だと、ライバルが無数にいましたが、

「~保険を売らない部門~」

に競技を変えた結果、
ライバルがいなくなったのです。

なので、簡単に1位を取ることが
できるようになりました。

FPの場合、カバーする業務範囲が
とても広いため、

あなたの得意分野や、やりたいことに
合わせて、色んな競技を作ることが
できます。

例えば、こんな感じ。

「教育費・教育ローン相談に強いFP
~山口県○○市部門~」

「家計相談に強いFP
~自己破産経験があるFP部門~」

「金融機関の選び方相談に強いFP
~商品を売らない部門(山形県)~」

などなど、色んな競技が作れますよね。

これらは、あくまでも思い付きの
1つのアイデアですが、

どれも1番になれそうなイメージで
作ってみました。

あなただけの、ナンバーワンに
なれる競技を見付けてみると
良いかなと思います。

FPの可能性は無限大

いかがでしょうか。

以上が、私が

「保険の営業の仕事よりも、
FPの仕事のほうが楽だと
考える理由」

の1つです。

自由に自分の戦える場を作れる
という意味で、FPの可能性は
無限大です。

是非、あなただけのポジションを
見つけて、FPとしていち早く
成功してください。

成功するためにはまず、
行動に移してくださいね。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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