代表プロフィール

「君って、何かできることあるの?

何もできないなら、君に任せる仕事はないよ。」

2010年の1月、東京都内のあるカフェで、

僕はこの言葉をインターン先の社長から言われました。

この言葉に、僕はショックを受けました。

自分にふがいなさを感じ、

唇を噛み締める思いをしたのを覚えています。

どんな状況だったかというと、僕は大学時代、

あるベンチャー会社にインターンとして働いていました。

「自分の力で稼げるようになりたい」

そう思い、自分の力を試す意味でその会社の門を叩いたのです。

ベンチャーなので、一から仕事を教えて

もらってやるわけではありません。

自分の力でできることを探し、

それをこなしていくというスタイルです。

僕はその当時、まだまだ未熟とはいえ、

少しぐらいは仕事ができると思ってました。

しかし、、、

現実はそう甘いものではありませんでした。

自分でできることはそうあるものではなく、

仕事をこなすことができませんでした。

僕がそのインターンの会社にいて

しばらくして言われたのが、冒頭の言葉です。

その時は、とても落ち込みました。。。

しかし、この出来事が僕の人生の

大きな転機になったのです・・・

---------------------------------------------------------------------------------------

株式会社FPライズの石塚です。

少し、自己紹介をしたいと思います。

僕は、茨城の出身で小中高と

地元の学校に通っていました。

高校は県内でも有名な進学校で、

成績優秀な人がたくさん集まっていました。

僕のいたクラスでは、

4人くらいが東大にいった気がします。

家が近かったので受験したらたまたま受かったというクチですが、

その高校の先生達は、

「志望校がないんだったらとりあえず東大目指せ!」

とか、言っていました。

普通に考えると意味わからないですね・・・

ただ、僕はそこまで勉強に打ち込むタイプでなく、

テニスにはまってよく練習をしていました。

テニススクールにも通って結構一生懸命やっており、

学校を休んで一般のテニスの大会に出たりもしていました。

試合の受付会場で「風邪引いたので休みます」

とか言ってましたね。。。

途中でケガをして最後まではできなかったのですが、

そんな感じで高校時代を過ごしていました。

高校を卒業して大学に入った後は、

大学生らしくダラダラと生活をしていました。

授業のない日は夜3時くらいまで夜更かしをして、

翌日は昼の14時に起きて、ご飯食べてダラダラ

してまた寝るみたいな、そんな生活です。

今振り替えると最悪の生活ですね。。。

相当だらけてました・・・

大学では主に心理学を勉強していました。

ちなみに、心理学の勉強は今でも仕事に結構役立ってます。

集客や、人を動かす為の文章を書くのに

心理学の知識はとても役に立つものです。

ただ、特に何か特別なことをしていたという訳ではなく、

どこにでもいる普通の大学生だったと思います。

学生生活はまあまあそれなりに楽しく、

あまり将来のことは考えていませんでした。

何となくそのまま就職活動をして、

企業に勤めて、そのまま仕事をして、、、

っていう生活を送るんだろうなぁ。

そう、漠然と考えていたのですが、、、

その考え方が変わった時期がありました。

それは、大学3年生になって

就職活動を行っていた時です。

それまでは、みんなと同じように就職活動をして、

どこかの企業に行って、みんなと同じように働いて、、、

そんな将来を歩むのかと思っていたのですが、

就職活動を通じて、

何かが違う・・・

そう感じるようになったのです。

面接官に気に入られるように気を使う就活生を見たり、

休みが取れるかとか福利厚生がどうとか、

安定して働けるかどうかとか。。。

そういう人たちを見ているうちに、

「本当にこの人たちに流されていいのか?」

という考えが芽生えてきました。

本当にこのまま会社に入って、

会社から与える仕事をやり続けて、

定年までやっていくのがいいのかどうか?

そういった疑問が生まれてきたのです。

なので、考えました。しっかりと時間を取って、

自分がどうしたいのかを考えました。

その結果、、、

「自分の人生なんだから、

自分の力で仕事ができるようになって、

自分の力だけで何か価値が提供できるようになりたい。」

と思うようになったのです。

このころから、自分で独立して

事業をやることを考え始めました。

その時は一応細々と就職活動をしており、第一希望だった

BtoBの上場企業の最終面接にまで行ったのですが、

最終面接の社長・役員の様子を見て

「自分で何とかやりたい」という気持がさらに強くなりました。

何とその役員達は、パソコンの画面を見ながら

うつむいて話をしていたのです。

何か”人を見ていない”感じがして、

「ここで働くのは何か違うな・・・」という気がしました。

そういった人たちの下で人生を

送りたいとは全く思えなかったのです。

なので、テキトーに面接の受け答えをして、

その結果不採用という結果をもらいました。

その結果をもらった後、

「自分は一体何ができるようになればいいのか?」を真剣に考えました。

スキルを身につける為、必死で勉強をしました

考えた結果、まずはネットに関連した技術や知識を

身につけようと思いました。

インターネットはドンドン普及しており、

これからも伸びて行く可能性を感じたからです。

そうと決めたので、ホームページ関連の技術が

身に付く教室みたいなものに通い始めました。

また、同時にビジネス書を読み漁り、

ビジネスやマーケティング、集客に関する知識を学びました。

その時期は一日に一冊は本を読んでいたと思います。

アマゾンで一度に4〜6万は本を買って読み、

さらに本を買うという生活をしていました。

その時は家庭教師のバイトをしていたのですが、

そこで得たお金はほとんど勉強する為に使いました。

そのような感じで勉強をしていたのですが、

特にどうやってお金を稼ぐとか、そこまでは考えていませんでした。

そんな時に、、、

あるチャンスが訪れました

大学のゼミの先輩(1回り上くらい)が新しく

会社を起こして事業をやっているということで、

その話を当時僕がいたゼミでに話をしてくれる事になったのです。

その会社は教育関連の会社だったのですが、

ウェブ関連で何か手伝えることがあると思い、

「何とかして働けないか?」と声をかけました。

答えはOKで、何か手伝ってもらえることがあれば

やって欲しいといわれました。

そこで、僕は学んだ知識を活かして

仕事をしようと思ったのですが、、、

自分にできることは限られている・・・

もちろん、簡単な仕事はできるのですが、

実際の現場レベルの仕事は、自分の力が及びませんでした。

「これやってよ」と言われても、

「いや、、、ちょっとできそうにないですね。。。」

と答えるしかない場面が、いくつもありました。

実際に仕事として行うような案件は、

自分の力ではこなせない場合が多々あったのです。

ある時は、わざわざその社長が外からホームページ制作の

案件を持ってきてくれましたたのですが、

要求された機能や納期を満たす事ができませんでした。

またある時は、あるウェブ制作会社のプロジェクトの

一部の仕事ができないかと持ちかけてくれたのですが、

担当者の方が求めている技術のレベルに遠く及ばず門前払いになりました。

担当者の方にも、あきれた顔をされました。

そんな時に言われたのが、冒頭の言葉です。

「君って、何かできることあるの?

何もできないなら、君に任せる仕事はないよ。」

この時は、自分の甘さを痛感しました。

その通りだと思いました。

自分で勉強をしてきても、

それはただできる”つもり”になっていただけで、

実際に現場で使えるレベルではなかったのです。

そこで、僕は方針を変えました。

一度、自分のスキルを磨く為に

企業で働くという道を取る事にしました。

それが、自分の力で仕事ができるようになる為の

最善の道だと考えたからです。

なので、自分でスキルを身につけられるような

環境の会社を探しました。

この時には、ウェブの制作の知識はありましたが、

大事なのは技術的な知識やデザインではなく、

”いかに集客できるようにするのか”

”いかに収益をもたらすことができるのか”

ということだと思っていたので、

そういったスキルが身に付きそうな所を探しました。

そしたら運良く、インターネットを使った集客や

マーケティングを中心に行っている会社に拾ってもらうことができました。

その会社のクライアントはウェブ集客を中心に、

かなりの成果を出しており、

「ここなら自分の勉強したいことを学べる」

と直感的に思いました。

思い返してみると、

この会社に入る事ができたのは本当に幸運でした。

今でも感謝していますし、きっと20年後に振り返っても

最良の出来事だったと感じられると思います。

集客できるスキルを身につける為に、

さらに勉強をしました

入社をしてからは、さらに集客やマーケティング、

反応の取れる文章の作り方の勉強をしました。

会社が始まる前はカフェで本を読み、

会社の仕事が終わってからは置いてあった教材を見ました。

iPodから流れる音は、お気に入りの音楽から

マーケティングの音声に変えました。

休日も関係なく、仕事をするか勉強をするか、

どちらかの生活を送っていました。

そして、勉強して得た知識を実際の仕事に

すぐに活かして行きました。

なので、比較的早く良い結果を

出す事ができたと思います。

また、その会社で行っていたことは幅広く、反応の出るホームページ制作、

コンサルティング、リスティング広告、コピーライティング等、

集客・マーケティングに関する事を幅広く身に付ける事ができました。

そこは実力主義な風土だったので、入社して3,4ヶ月くらいで

人を指導する立場にも立つことができました。

(最初は、自分よりも10歳以上年が離れている

人に教えるのは戸惑いましたが・・・・)

多くのクライアントの集客を主にネットを使って支援をし、

集客数を4倍や6倍にしたり、月の売上げを200万円も

伸ばしたりすることもできました。

自社で扱っている商品も文章の力を

使って1億円以上売るという実績も残すことができました。

その中で、あることに気付きました

仕事をしているうち、特にクライアントの集客を

手伝っている中で気付いたことがあります。

それは、、、

「正しい方法がわからないばかりに、

集客ができていない人が多い」

ということです。

特にネット集客についてはそう思います。

今まで整体院や工務店、美容室など、特に地域性のある

ビジネスの集客を中心に担当をしてきましたが、

どこも正しい方法で取り組めば成果を出す事ができました。

やったことは、そこまで難しいことではありません。

集客の基本を押さえて、それをしっかりと行っただけです。

自分にとっては当然のように感じる事でも、

それすることで多くのクライアントに喜んでもらうことができました。

このような仕事をしていると「自分のスキルが人の役に立っている」

という実感があったので、充実感を感じていました。

しかし、元から独立をすることを目的にして仕事をしたので、

「どの分野で独立しようか」というのは常に頭の中にあったのです。

そんな時、転機となる出来事が起こりました

何をしようかと迷っている時に、

ある気になる問い合わせがありました。

それは、あるFPの方からの問い合わせです。

ネット集客の手伝いをするという案件だったのですが、

FPと聞いて、ピンと来る所がありました。

なぜかというと、

前からお金のことには興味があったからです。

確か大学の講座でのことですが、

お金のことについて教えてくれる授業がありました。

そこでは住宅ローンを借りた時の金利や、

複利の力について教えてくれたのですが、

その内容は自分にとって衝撃的でした。

「知っているのと知らないのとでは大きな違いが生まれる」

というのを実感したのもその時です。

その講義を聴いてから、実際にFPさんが主催している

資産運用のセミナーに行ったり、コンサルティングを受けたりもしました。

ただ、周りにそういった知識を持っている人がほとんどいなかったので、

「お金に関する知識がない人は損をするんだろうな・・・

もっと多くの人がお金に関する知識を持っておいた方がいいんじゃないのかな・・・」

ということを思っていました。

そういう経緯があったので、FPの方の集客の支援ができるのは、

僕にとって特別な意味を感じるものでした。

FPでも、その価値を伝えれば集客できる

実際に集客の支援を行ってみた結果、

少し時間がかかりましたが、満足のいく実績を出す事ができました。

支援をさせて頂いた方の相談料は約5万円だったので、

他のFPの方と比べると高額だと思います。

しかし、それでも相談を通して得られる価値をしっかりと伝える事で、

問い合わせを安定して獲得できるようになりました。

また、その方には「相談をした人からはお客様の声をとって下さい」

という風に伝えていたので、集客をした人の感想を見る事ができたのですが、、、

それを見ると、

「○○さんに出会えて本当に良かったです!」

「これから先のお金の不安が減り、希望がもてました!」

「ネットで見つけて良かったと心底思いました!」

「無理なくマイホームの夢を実現をできそうです!」

このような感想が書かれていました。

集客を支援する立場としては、こういった感想の声を見る時は

「やって良かった!」と心から思える瞬間です。

間接的ではありますが、喜んでくれる人が増える

というのは本当に嬉しく思います。

ただ、この時に強く感じたのは、

「FPは提供できる価値が大きい割に、

それを伝える手段をもっていない方が多い」

ということです。

僕がFPの方をお手伝いしている理由

実際に相談をすれば本当に大きな価値を提供できるのに、

その価値を伝える文章だったり、お客さんに伝える手段がわからず、

結果的に集客に困ってしまう現状があると感じました。

FPの提供できる価値というのは、

本当に大きなものがあると思います。

お客さんに正しい知識を教えてあげることで、

お金に対する漠然とした不安を解消してくれたり、、、

教育費や老後のことなど、お客さんだけではわからない

将来のお金のことを教えてあげることができたり、、、

マイホームの実現など

お客さんの夢を叶えるお手伝いをしたり、、、

FPができることは、本当に素晴らしいことだと思います。

しかし・・・

このような大きな価値を提供できるのに関わらず、

”集客”という壁が立ちはだかってそれができない。。。

こういった現状があると思います。

この現状を考えた時に、自分のこれまでの経験を活かして

サポートをすることができるのではないか?

もっと多くの人が、FPの方の提供するサービスを

受けられるようにお手伝いができるんじゃないか?

そう考えるようになりました。

それが、僕がFP専門で集客の支援や

情報の提供を行っている理由です。

より多くの人がFPサービスを利用できるように

僕は、サービスの提供や情報提供を通じて、

FPとお客さんの間の橋渡し的な役割を果たしたいと思っています。

FPの方に対しては、集客面の問題を解決し、

事業として収益を十分にあげるお手伝いをする。

そして、実務以外にかかる時間や労力を減らし、

本業に集中できる状態を実現する。

お客さんに対しては、もっと多くの人にFPが持っている本来の

価値をちゃんと伝え、「サービスを受けたい」と思ってくれる人を増やす。

そして、資格レベルでしか知られていない今のFPの現状を変え、

医者や弁護士と同じように「相談をするのが当たり前」と認知してもらえるようにする。

それが、FPライズの目指す所であり、

この状態を実現できるよう日々努めて行きます。

株式会社FPライズ代表 石塚 駿平