私が悪夢から抜け出した荒業

私は、苦手なものが2つあります。

1つは、しいたけ。

母親によると、昔は、大好きだったそうです。

でも、幼稚園の給食でしいたけの天ぷらが出てから、食べられなくなったとのこと。

なぜなのかは、覚えていないのですが、それ以降、一切食べられなくなってしまいました。

で、もう1つは、全然違うジャンルなのですが、FPにも結構関係があるものです。

「FPなのに、それを苦手でいいのか?」

と言われてしまいそうですが、、、

2つ目の苦手なもの

私が苦手なものの2つ目。

それは、

「ポイントカード」

です。

Tポイントのような一般的なポイントカードはもちろんですが、

それだけではありません。

ポイントが貯まるものは、だいたい苦手。

例えば、

・クレジットカード

・ポイントが貯まるネットショップ

・ポイントサイト

などです。

ポイントが苦手な理由

なぜ、苦手か。

これらも、昔は好きでした。

むしろ大好きでした。

しいたけと同じです。

でも、過去のトラウマがきっかけで、苦手に。

それは、

「ポイントを貯めようとして、ポイントしか見えなくなって、お金を使いすぎてしまった」

ということ。

結果、

「働いても働いてもお金が貯まらない状態」

に陥ってしまったのです。

ポイントが貯まるお店に行ってしまう

私は、きっちりとお金を管理するタイプではないので、

ポイントを貯めようとすると、そちらにばかり目がいってしまいます。

もしかしたら、これを読んでいるFPのあなたには、

「FPなのに、それでいいの!?」

と言われてしまいそうですが、でも、今でもずっとそうなんです。

意志が弱いんですかね。。。

実際、、、

ポイントカードを持ってしまうと、

「ポイントが貯まるお店が頭に浮かぶ」

ようになってしまいます。

クレジットカード明細を見てびっくり!

結果、商品の値段をあまり見なくなります。

きっと、結果的に高い買い物をしてしまっていることが多いのだと思います。

クレジットカードも、同じです。

ポイントが貯まると嬉しくなってしまって、それを貯めようとしてしまって、無駄遣いをしてしまいます。

後日、

「クレジットカードの明細をびっくり!」

なんてことは、昔はよくあったものです。

給料日まで待たないと支払えない。。。

悪夢のような現実でした。

過激な方法で解決

でも、さすがにこれではいけないと思って、色々と考えた結果、

ある方法にたどり着きました。

その方法をやることで、それまで全く貯まらなかったお金が貯まっていくようになりました。

とても過激な方法ですが、

それは、

「ポイントカードやクレジットカードを、すべて捨てる」

という方法。

7年くらい前のことです。

それまで40種類くらい持っていたポイントカードはすべて廃棄。

クレジットカードも破棄。

ただ、クレジットカードは、ないと困ることもあるので、

必要な時だけは、妻の力を借りることにしました。

行動が変わり、お金も貯まった

これをやった結果、明らかに自身の行動が変わりました。

具体的には、

・商品の値段を見るようになった

・無駄な買い物をしなくなった

・本当に行きたいお店に行くようになった

のです。

結果、お金も貯まっていくようになりました。

人によってベストなアドバイスは変わる

今日は、私の体験談をつらつらと書きましたが、

私の人生において、この気付きはとても大きいものでした。

私自身、昔は、

「すべての人はポイントを貯めて、得するべき」

と思っていたのですが、

自分自身にとって、それがベストではなかったのですから。

世の中には、色んな人がいる。

お客さんにも、色んな人がいる。

だから、人によっては、合理的なアドバイスが、ベストとは限らない。

人によって、ベストなアドバイスは変わる。

だから、FPの仕事はAIに負けないし、面白い。

私はそう思います。

P.S.

もし、

「しいたけが苦手を治す方法」

を知っている方がいたら、ぜひ教えてください。

しいたけは色んな料理に登場するので、結構大変なんですよね。

・茶碗蒸し

・ちらし寿司

・筑前煮

・天津飯

・肉まん(ちょっと高めの)

・春巻き

・五目ごはん

などなど。

ほんとに、たくさんあるので、もし解消できたら、今より圧倒的に幸せな人生になるだろうなと思ってます笑

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

関連記事