セミナーを開催する時。
最も重要になるポイントは、
『個別相談に繋げられるか?』
ということです。
講師報酬をもらって講師をするのであれば別ですが・・・
自主的にFPがセミナーを開催するのであれば、顧客獲得ができなければ意味がありません。
でも、、、
「どうやったら個別相談に繋げられるんだろう?売り込みとか苦手だし自信がない・・・」
と思ってしまうこともありますよね。
そういった場合でも使える、
『セミナーから個別相談に繋げる秘策』
を今回はお伝えしていきたいと思います。
セミナーから個別相談に繋げる秘策
その秘策は何かというと・・・
『最初から個別相談をセミナーの特典に付けてしまう』
という方法です。
セミナーに来た人に、
「個別相談をしてみませんか?」
と伝えるのではなく、、、
先に個別相談ありきの状況を作ってしまうのです。
例えば、こんな風に特典を付ける
例えば、
『セミナーに参加された方には、老後資金シミュレーションの個別相談を無料で提供します』
みたいな形で特典を付けます。
そして、老後資金に関するセミナーを行い、最後に特典についての説明をします。
特典についての説明をして興味を持ってもらったら、最後に個別相談の日程調整をするのです。
予めスケジュールを提示して、その中から選んでもらう形式が良いでしょう。
そうすることによって、非常にスムーズに個別相談に進んでもらえます。
移行率100%を実現するのも難しくはないでしょう。
さらに、この方法にはこれ以外にもメリットがあります。
プレッシャーがなくなる
まず、売り込みのプレッシャーがなくなります。
特典として個別相談が付いているというのを予め参加者が知っている状態だと、気が楽ですよね?
あなたがやるべきなのは、特典の内容を詳しく説明してあげるだけです。
サービスを案内したり売り込んだりするのに慣れてなくても、問題なくできるでしょう。
セミナーの魅力度を上げられる
また、個別相談という無料特典を付けることで、セミナー自体の魅力度が上がります。
参加者としては、
「セミナーだけじゃなくて、個別相談で自分の場合どうなるかも教えてくれるんだ!」
という気持ちになりますので、お得感があります。
セミナーだけでは、一般的な知識しか得られないのがほとんどです。
なので、これは良い付加価値になりますよね。
売り込みが苦手でも大丈夫
このように、個別相談への移行率が上がる以外にもメリットがあります。
デメリットがあるとすれば、特典なので無料でやる必要があるということですね。
有料のサービスを案内する場合は使えません。
しかし、無料の個別相談から有料のサービスに繋げることは可能です。
例えば、
『これ以上の詳細なシミュレーションを作りたい場合は、こういったサービスがあります』
『このシミュレーションを元に、改善案の提案と実行のサポートを受けたい場合は、こういったサービスがあります』
という感じで繋げていく形ですね。
個別相談に繋がる母数が多くなれば、有料のサービスに繋がる数も増えます。
結果として、全体の売り上げはアップする可能性が高いです。
この方法は、売り込みやサービス案内をセミナーの中でやるのが苦手でも使うことができます。
もし、活用できそうな場合はぜひ試してみてください。