見えないサービスを”見える”化する方法

石塚駿平

FPのサービスというのは、

『形がないサービス』

だから、受け入れて
もらうのが難しい・・・

きっとあなたは、このような
言葉を聞いたことがあるでしょう。

もしかしたら、あなたもそう
思っているかもしれませんね。

確かに、

『形がないサービス』

というのは、お客さんに
受け入れてもらえる確率は低いです。

車を買うとか、洋服を買う
場合はモノが見えているので
わかりやすいですが、、、

相談やアドバイスというのは
身に見えないのでその価値を
理解してもらうのは難しいです。

でも、、、

とある方法を使えば、
FPサービスを

『形のあるサービス』

に変換できることを知っていましたか?

この方法を実践できれば、得られる
結果をイメージしれもらいやすくなります。

そして、より多くの方が価値を
理解してくれるようになります。

今回は、その方法について
お伝えをしていきましょう。

結果の具体化

その方法とは、

『得られる結果を具体化する』

という方法です。

通常のFPサービスでは、

"あなたの悩みを解決します"

ということを提供していますよね。

しかし、これでは目に見えません。

そこで、得られる結果を、

・レポート
・診断結果
・提案書

このような目に”見える”形に
して提示してあげるのです。

そうすることによって、

『このサービスを受けると、
こんな結果が得られるんだ』

ということが明確になります。

こうすればFPサービスを、
車や洋服を買う感覚に
近づけることができます。

目に見える形にする

ポイントはやはり、

“結果を目に見える形にする"

ということですね。

人の脳というのは、明確なものに
反応するようにできています。

例えば、避難訓練の時なら、

『危ないです!身を守って下さい』

と言われるよりも、

『テーブルの下に隠れて下さい』

と言われた方が行動しやすいですよね。

それと同様に、

"あなたの悩みを解決します"

と言われるよりも、

“こういったレポートを作成します"

と言われた方が反応しやすいのです。

明確さはビジネスを行なう上で
とても重要なポイントです。

名称を付ける

サービスに形を持たせる
ことができたら、次にその
サービスに名称を付けましょう。

名称を付けることで、
サービス自体にはっきりとした
輪郭を持たせることができます。

・年にあと50万円貯蓄できる!
家計改善実行シート作成サービス

・『円満相続』を実現する
相続健康診断サービス

・会社を利益体質に変える、
利益率改善プラン作成サービス

このような感じですね。

必殺ワザみたいな感じで
名称を付ければ、独自性も
出るのでいい感じになります。

ただ、名前を付ける際には
わかりづらい単語を使わない
ように気を付けて下さい。

とにかく、明確であること!

形のないサービスを扱っていても、
それを目に見える形にすることで

“形のあるサービス"

に見せることができます。

そして、その方がイメージが
しやすいので反応が得やすいです。

今行なっているサービスを
目に見える形にできないか?

というのは、一考の
価値がある質問ですね。

多少無理をしてでも、その方が
FPサービスに馴染みのない
人にとってはわかりやすいものです。

P.S.
ちなみにですが、こういった形に
して業務を定形化できれば、

『社員を雇って複数人で
FP事務所を運営する』

ということがやりやすくなります。

全て属人的な形で業務を
行なっていると全ての結果が
個人に左右されますからね。

もし複数人でFP事務所を運営したり、
後継者を見つけたいのなら、
こういったアプローチは必須です。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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