この前、歯がものすごく痛くなって歯医者に駆け込んだ話
(記事はこちら)を書きましたが、今回はその続きです。
以前に、歯に膿が溜まっていたのを
歯医者さんに治療してもらいました。
ただ、それだけで終わりではなく、
歯の中(歯の根っこ)にバイ菌が入っているのを何回か掃除
↓
キレイになったら歯に薬を詰めて行く
という流れで治療を続けていました。
差し歯になっていた所だったのですが、
そこの歯の根っこの所を専門の器具を使って
キレイにしていく必要があったようです。
何回か歯医者さんに行ってその掃除を
してもらっていたのですが、
3回目の時に担当の歯医者さんから衝撃の宣告が、、、
上手く治療ができないから、
歯を抜くかもしれません
なんと、バイ菌が入っている所の歯の形が複雑で、
上手く掃除ができない。
だから、もし上手く行かなかったら
歯の根っこの先端を切って処置をするか、
そもそもその歯を抜くしか無いとのこと。
しかも、「そんな感じなので、歯を抜く事も
あるっていうことを考えておいて下さいね〜」
と若い歯医者さんに軽く言われてしまいました。
僕は歯はなるべく抜かない方が良いというのを
どこかで聞いたことがあったので、
「おいおい、、、
そんな簡単に抜いていいのかよ・・・
人ごとだと思ってちゃんと考えてないんじゃないのか?」
と不安になりました。
しかも、担当の歯医者さんが結構若い方だったので、
不信感はつのるばかりです。。。
「歯が無くなって、食事の楽しみが減ったらどうしよう・・・」
「年を取った時に、何か問題が起こるんじゃないのかな・・・」
「治療費が高くなりそう・・・」
こんな悪い考えが頭をよぎります。
そこで、僕はある行動をとりました。
インターネットで調べる
そう、検索すれば何でもわかる魔法の道具インターネットを使って、
何かいい方法はないか探す事にしたのです。
「歯医者はそこら中にあるから、もっといい方法を
提示してくれる所があるんじゃないのか?」
と思ったわけです。
自分の今後の生活がかかっていることなので、真剣です。
イスにどっぷりと座って、調べる気満々でパソコンを立ち上げました。
そして、ここからの話が今回の本題です。
インターネットを使ってどういう流れで
意思の決定をしていったのか、その実例を解説していきます。
もしネット集客を本格的に考えるのなら、
この「人がどうやって決定をしているのか」
というプロセスを把握するのがとても大事になります。
どんな気持ちで、どんなキーワードを打ち込んで、
どういう情報を得てから問い合わせをするのか。
それをしっかりと把握してこそ、
ネット集客の成功が見えてきます。
人は、問題を解決する為に検索する
まず覚えていて欲しいのは、
「人は、何か問題あった時に検索をする」という事実です。
インターネットが普及した今、「何かあったらネットで調べる」
という行為が一般的になってきています。
これは、FPに相談する前も一緒ですね。
家計が苦しいとか、住宅選びのことがわからないとか、
老後の資金を作りたいけどやり方がわからない、などなど。。。
人は自分の問題を解決したいと思って検索をします。
なので、ホームページから集客をしたいと思うのなら、
お客さんの抱えている問題を解決できる
ということを示さなければなりません。
まず、この意識を持つ事が集客への第一歩です。
それでは、僕が実際に取った行動を見て行きましょう。
そして、それをFPの集客にどう活かせるか?
ということも一緒に解説して行きたいと思います。
1、そもそも自分の症状は何なのか?
どうすれば解決するのかを調べる
まず、一体自分がどんな症状になっているのかを調べました。
調べてみた所、自分には「根管治療」
というものが必要だとわかりました。
歯の根っこにバイ菌が入っているので、
それを専門の器具を使って治す、
ということが必要なようです。
ここで参考にした情報は、ヤフー知恵袋だったり、
利用者から疑問が投稿される掲示板です。
自分と同じような悩みを持っている人の話を見て、
一体どんな治療が必要なのか、どんな基準で選べば
いいのかがわかってきました。
そして分かってきたのは、
・歯医者にも腕のいい歯医者と腕の悪い歯医者がいるということ。
腕の悪い歯医者に引っかかってしまうと、
自分の大切な歯を簡単に失ってしまう。。。
・「根管治療」には専門的な器具があり、
それを使うのと使わないのとでは治療の成功率が違うということ。
そして、そういった専門的な器具を導入している歯医者は少なく、
しっかりと探さなければいけないということ。
・「根管治療」は手間の割に利益のでない治療であり、
歯を抜いた後のインプラントの方が利益が出るので、
無理にそちらに誘導する悪い歯医者がいるということ。
こんな感じです。
調べれば調べるほどしっかりとした歯医者選びが
大事だとわかってきました。
「もしこのまま近所の歯医者さんの言う通りに
していたら取り返しのつかないことになってかも・・・」
と思うとゾッとしました。
ともあれ、これでどんな歯医者を選べばいのか、
その基準がだんだん分かってきたわけです。
その後、実際にその基準に合う歯医者を選ぶ
ということをしていきました。
【これをFPとしてどう考えるか?】
利用者が疑問を投稿して、それに対して知識のある人や
専門家(今回の場合は歯医者)が回答するサイトがありますよね。
その情報を参考にする人は多いです。
実際にQ&Aサイトの中で保険・住宅ローン・資産運用
の分野の質問はかなり多くありますし、
その中で「独立系ファイナンシャルプランナー・FPに相談すべき」
という回答をしている人も多く見受けられます。
こういった流れで、「独立系FPに相談すればいいんだ」
と思ってくれる人も出てきます。
こういった人は、
FPに相談をする見込みが高くなりますね。
こういった人にアプローチするには、
Q&Aサイトや掲示板でお客さんが得た基準を
自分が満たす存在であることをアピールするのが効果的です。
例えば、結婚を機に生命保険を見直したい夫婦がいて、
その人がQ&Aサイトや掲示板を見ている内に
「公正中立な立場で、本当にお客さんのことを
考えてくれる人に相談しないといけない」
という回答を見て、
その夫婦の中でそういった基準ができたとしましょう。
そういう人から申し込み・問い合わせを獲得する為には、
ホームページに「公正中立で、本当にお客さんのことを考えて相談する」
ということを上手く説明すればいい、ということになります。
単純な話ですが、そうすればあなたが選ばれる存在になります。
僕の場合だと、
・腕が良い歯医者かどうか?
・専門的な器具を使っているのか?
・利益優先で僕に不利な提案をしてこないか?
という基準を持ってホームページを見て行きました。
ということは、僕にとってこれらの基準を満たした
歯医者さんというのは魅力的な存在なわけです。
ホームページを見た結果、これらの基準を満たすとわかれば、
予約の電話をするという行動に繋がります。
それでは、これから実際にどういう思考プロセスで
歯医者を選んで行ったのかをお話していきます。
・・・と言いたい所ですが、
ちょっと長くなってしまったので、
この続きは次回に話していきますね。
まずは、ネットで検索して問い合わせ・申し込みをする人は、
こういった流れをたどる場合が多いということを
覚えておいて下さい。
次回から、実際にどうやってホームページを比較し、
選んで行ったのかをお伝えします。
「お客さんの立場になって考える事」は、
集客をする上で本当に大事な考え方です。
次回の話では、それを理解する為に役に立つ話を
していきますので、楽しみにしていて下さい。