自分が
『絶対に正しい!』
と思っていた価値観が
覆された時って、驚きますよね。
ダイエットに良いと思っていた
ものが実は悪いものだった!
とか、、、
仕事ができる人の習慣だと思ってた
ものが実はそんなことなかった!
など、あなたもこんな体験を
したことがあるはずです。
僕もちょうど昨日、この体験を
したので内容をシェアしますね。
すぐには腹には落ちないかも
しれませんが、、、
これを知ることで、より楽に
仕事や人生の時間が過ごせる
ようになるはずです。。
”こうあるべき”理想像
これは、今通っている人間関係の
セミナーで知った事実なのですが、、、
本題に入る前に僕のことを
ちょっとだけ話させて下さい。
僕は本をよく読むタイプの人で、
ビジネス関連、マーケティング、
自己啓発の本などは他の人より読んでると思います。
で、、、
こういった本を読んでいると、
『起業家とはかくあるべき!』
という理想像がだんだんと確立されてきます。
たとえば、、、
『経営者は孤独である』
とか、
『常に困難に挑戦し続けなければならない』
など、こんなことですね。
こういった言葉っていうのは、
勉強している時は身に染みるんですよね。
『そっか、そうなんだ!
自分もこういう人間になりたい!』
と、こういう風に思う訳です。
成長を支えてくれる考え方
そして、その考えを身に付けて
長い間時間を過ごしていると、
本当にその考えが自分の一部になります。
僕の場合だと、強く影響を受けたのは
『物事の責任を周りの
環境のせいにしたらいけない。
全て自分に原因があると考えるべきだ。
そうじゃないと成長しない。』
というものです。
この考え方を初めて知った時は、
『なるほど。。確かにそうだ。
これからは物事の結果の責任は
自分にあると考えよう!』
と思い、今までそう考えていました。
この考え方というのは本当に大事ですし、
今ままでの成長を支えてくれる考え方でした。
そしてこれからも支えてくれるでしょう。
でも・・・
この考え方が自分の身の一部になる
ことで、ある弊害も生まれていたのです。
生まれた弊害
それは、
『その考え方を持っていない人が
嫌いになってしまう』
というものです。
「本当、部長がダメなヤツでさ〜」
とか、
「国がなにもしてくれないから
私は豊かになれないんだ」
という話を聞くと、どうしても
イライラしてしまうんですよね。。
これまでは別にイライラしていても
良かったんですが、、、
これから長い人生の中でこんな
イライラと付き合っていくのもな〜
と、悶々とするようになったのです。
常識が覆される瞬間
そして、そんな悶々とした気持ちを
持ってその人間関係のセミナーの話を
聞いていたのですが、、、
その中で僕が言われたのは、
「責任を自分以外に押し付ける
人が嫌いなのは、自分が責任を
自分以外に押し付けたいからだ」
ということを言われました。
??????
いやいや、それは僕が嫌いな人で、
自分がなりたくない人なんだけど・・・
どういうこと???
正直、めっちゃ混乱しました。
でも、話をよく聞いてみると、
その”嫌い"というのは嫉妬に
近いものらしいです。
そして、嫉妬というのは
『自分が持っていないものを
人が持っているとわかった時』
とか、
『自分がしたいと思っている
ことを他人がしている時』
に感じますよね。
なので、『この人嫌い!』と思う時は、
その人が自分が持っていないものを
持っている時だというのです。
嫉妬の場合は何が自分が欲しいのかを
意識できるのですが、”嫌い”の場合は
意識が表面化しないので気付かないんですね。
イライラの本当の理由
という訳で、色々教えてもらった結果
僕が責任を他人や環境に押し付ける
のが嫌いな理由は、
『たまには他人のせいにしたり、
周りの環境のせいにしたりしたい』
ということだったのです。。
まあ、人間だからしょうがないですよね。
自由に色々言える人が心の奥では
うらやましかったんでしょう。
この事実を認めて、
『たまにはそういうことを
言っても良いよね〜』
という風に自分にOKが出るようになると、
不思議と今まで見るとイライラしてた
人にもイライラしなくなりました。
これは、グチを言っている人が
嫌いな人にも当てはまると思います。
グチを言う人が許せないのは、
自分がたまにはグチを言ったり
したいということなんですね。。
これも僕は当てはまったのですが、
なかなか衝撃的な事実でした。
もしあなたもイライラするなら
こういったことを認めるのは
ちょっと恥ずかしい気がしますが、、
今までイライラしていた人に
イライラしなくなる人生の方が
より楽しそうじゃないですか?
こういったメルマガを読む勉強
熱心な方というのは、自分で勉強して
『グチなんて言ったらダメだ!』
という考えが身に染みている人も多いと思います。
また、僕が持っていた
『責任を他の人や環境に求めてはいけない!』
という考えを持っている人もいるでしょう。
(ただ、勘違いして欲しくないのは
自分が信じていたことと逆のことをしろ
という訳ではないということです。
あくまで、”たまには信じていたことと
逆のことをしてもいいんだよ"という
許可を自分に与えるという意味です)
もしあなたがそういったタイプの
人であれば、ぜひこの考え方を
参考にしてみて下さい。
そうすれば、きっともっと楽に、
楽しい人生の時間が過ごせるはずです。