資産運用で有名なくだり。
”アクティブ運用はインデックス運用に勝てない”
ウォーレンバフェットも、
素人が投資をするなら、
インデックスにしなさいと
こういう結論が出ている以上、
余裕資金は低コストの
インデックス投信に預けておけば
それだけで多くの問題が
解決できるのですが、
これを実行する人はなかなか
いませんよね。
それはなぜかというと、
投資を相談した相手の多くが、
アクティブファンドを進めている
からに他なりません。
商売である以上、利益率の
高い商品への誘導は当然のことで
まして目標が厳しい金融業界なら
そうなるのは自然の流れです。
アクティブファンドの中にも、
優れているものも当然ありますが、
結局のところ人間の思考が入ると
それは運になってしまうので、
初心者はインデックスから始めよう
というのは納得できます。
さて、本日は投資の話ではありません。
このアクティブとインデックスの
違いは私たちが日ごろ行っている
集客活動にも関連していることが
あるのです。
アクティブファンド型広告
結果を出してくれるのなら、
高い手数料でも問題ありませんよね。
だからアクティブファンドが
売れるわけです。
でも結果が出ないのに高かったら
誰かも支持されることはないでしょう。
ファンドは過去のリターンが
最大のPRポイントになります。
今後も同じようなパフォーマンスを
出してくれるのではないかと
期待をしてもらえるからです。
最近、私はインターネット広告を
外注しました。
ネット広告運用を委任したわけです。
委任した場合、広告費の30%強が
先方手数料となるのですが、
私はどうしてもモヤモヤしている
ところがありました。
そう、
「手数料が高すぎるのはないか!?」
ということです。
いかにいいファンドであっても、
手数料が高ければ利回りは
落ちるわけなので、
運用利回り、
集客で言う顧客獲得単価の
パフォーマンスはいい数字が
でません。
でも、自分では細かい設定は、
よくわからないしどうしたらいいん
だろうと悩んでいました。
教えて!石塚さん
というわけで石塚さんに聞いてみました。
私の中で
答えが出たので
皆さんにもシェアしたいと思います。
それは、、、、
それは、、、、、、
その前にちょっと待ってください。
条件をおさらいします。
例えば月のネット広告費用が15万円
出会った場合、
代理店手数料が30%だとすると、
15万円のうち45,000円は、
代理店の利益になります。
つまり広告運用には回らない
手数料の部分ですね。
一方で、
15万円を自力で運用すれば、
手数料がないので100%広告費に
充当できます。
でも、自分では詳しい設定とかが
よくわからないから、
45,000円の手数料を支払っても、
その方がいい結果ができると
私は思っていました。
手数料が高くても、
アクティブファンドのマネジャーに
依頼をしたほうが利益が出るのと
同じ理屈です。
しかし、石塚さんからの
アドバイスはどうだったかというと・・・
たぶんベタ運用が勝ります
私もなんとなく思っていたんです。
それは30%の手数料は高すぎるので、
その分を回収するのは難しいということです。
つまり、
その45,000円分を素人なりに、
分かる範囲でベタ運用して
少しでも多く広告表示させたほうが、
45,000円の手数料を払うよりも
結果が出るだろうということです。
ベタ運用とは、
対象を専門的に絞り込まないで、
その分多くの人数に強引にリーチ
させるようにするということです。
つまり素人がネット関連の本を
ちょっと読んでその通りに
やってみるという程度です。
素人なので無駄玉も多くなりますが、
それでも当たる確率の方が
高いだろうということです。
狙い撃ちをするために、
アクティブファンド(=広告業者)
に多くの手数料を支払うのも一考ですが、
90%以上のファンドがインデックスに
勝てないというように、
ネット広告についてもこの考え方は
一部通じるところがあるようです。
何かを誰かに依頼するときは、
その費用対効果を
しっかりと見極めましょう。
利益を残すとは、
そういうことですね。