執筆者:昆 知宏
あなたは現在、AIに課金していますか?
私は先月からまたAIへの課金を始めています。
最近chatGPTが大幅にバージョンアップしたと聞いて、久しぶりに触ってみたところ確かに1年前と比較して、相当進化していると感じました。
いろいろAIがあるみたいで、私も全然その他のものは把握しきれていないのですが、今課金をしているのは、ChatGPTとgammaというスライド自動生成のアプリです。
FPのAI活用
私の主な使用方法は、以下の通りです。
・プレゼンの内容、骨格を自分で書く(ワードを使う)
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・チャットGPTに目的やターゲットに合わせて、コピーライティングの要素を入れてテキストベースでブラッシュアップをする
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・完成したテキストをビジュアライズするために、スライド自動生成AIを通す
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・いくつか画像を生成してイメージにより近づける
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・PDFやPowerPointに出力して完成
こんな感じです。
おそらく最初の骨格を自分で書くというところもAIに置き換えられると思うのですがそこをやってしまうと急激にオリジナリティが下がる感じがするのと、自分自身の頭が弱っていきそうな感じがしてそこは使っていません。
アイデアは自分で考えて、そこから魅力的なオファーに変換するためにAIを活用しているというイメージです。
そのほか、S&P500の過去30年リターンを1年ごとに記載したシートをエクセルで出力したものなどは、自分で調べながらすると時間がかかりますがAIなら一瞬でできて便利でした。
月額コスト約6,000円
これらのAIに課金すると、月額のコストは6,000円くらいになります。
去年くらいのレベル感だと正直高いなという感じでしたが、今は安いなと思うようになりました。
自分で考えれば時間もかかるので、その分の時間を短縮できれば他のことに時間が使えます。
時間をお金で買う感覚です。
以前にコピーライティングやマーケティングをがっつり学んだ経験があるため、AIで作成したあとの文章を自分で手直しできるという前提が実際は大きいです。
つまり一度学んだことがある分野や、知っている分野であれば自分でファクトチェックやオファーの強弱を不自然なく、自分の目盛りで修正できるため、専門性が深くなるほどAIは使えると思うようになりました。
学ぶことが無駄にならない
つまり、AIが普及したからと言って学びが無駄になるということは一切ありません。
ネットで検索すればいいのだから、知識を増やしたり、勉強をすることがもう無駄なのでは、という考えは間違っています。
むしろ基礎知識がある人ほど、AIを活用でき、AIで時短できます。
専門分野に強くなり、AIで作成したものの何があっているか、なにが間違っているかは業界に明るい人でないと分からないことです。
SNSにはAIで作ったと思われるコンテンツが最近多いです。
しかし誤りが目立っています。
きっとその分野の知識がない人AIで作成したコンテンツかと思われます。
こういった事実でない情報がネットにアップされ続ける限りは、AIでコンテンツを作成しても当分は事実とは異なるものが混在され続けることが予想されます。
そうなるとFPにとってAIは脅威ではなく、絶対的に役に立つツールになる。
私はこう思いました。