結構前のことですが、
投資関連のセミナーに
参加したことがありました。
有名な銀行のファンドマネージャー
運用コンテストで1位を取った
実績のある方のものです。
株式投資が中心のセミナーで、
僕はテクニカル分析が中心に
なる専門性の高いものでした。
内容はというと、、、
正直、眠かったです。。。
たぶん、すごい貴重で、
濃い情報が提供されていたと思います。
でも、わからないんですよね。。
という訳で、そのセミナーの
内容は何一つとして覚えて
いないのですが、、、
1つ、記憶に残っていることがあります。
それは、そのセミナー講師の
方のある発言でした。
高級バッグを買うやつはバカだ
その発言とは、
「高級バッグを買うやつはバカだ。
なぜなら、買った途端に値段が
急に20万円も30万円も落ちるからだ」
というものです。
この言葉を聞いた時、僕は正直
「いや・・・別に買いたい
なら買えばいいじゃん。。
なんでそんな資産価値とかを
考えるんだろう・・・」
と思いました。
でも、、、
ちょっと考えてみると、
これは単に
「ものごとをどんな枠組みで見るのか?」
という違いがあるだけに
過ぎないことに気付いたのです。
投資の枠組みで見る人
投資の世界で生きている人は、
全てのものを
「投資対象として妥当かどうか」
という枠組みで見るようになります。
僕の知り合いで投資だけで十分な
生活の基盤を気付いている人は、
「コンビニでガムを買うだけでも、
“これにお金を払うことで
得られるリターンは何だろうか?”
と考えて、その理由が
見つからなければ買わない」
と言っていました。
もう、病気なんじゃないか?
って感じですが、これも、
「ものごとをどんな枠組みで見るのか?」
という違いですね。
あなたのビジネスの見られ方
ここで、あなたに気付いて
欲しいことがあります。
それは、
「あなたのビジネスも、
何かしらの枠組みを通して見られている」
ということです。
「保険ショップは無料なのに、
なんでお金を払わなきゃいけないんだろう」
「これくらいの料金だったら、
元が十分取れるから良さそう」
など、こういった枠組みを
通して見られているのです。
これは、その人の生まれ持った
性質や考え方が影響しているので、
あなたは変えることができない。
・・・なんてことは、全くありません。
この枠組というのは、あなたが
「どういった枠組みで自分の
ビジネスを見てほしいのか?」
ということを伝えることで、
変えることができます。
あなたの見込み客がみんな、
「この人にならをお金を払ってもいい!」
という風に思ってくれるようになったら、
なんだか楽になりそうじゃないですか?
これは、やればできるのですが
あまりやっている人は多くありません。
伝えれば、変えられる
具体的には、
「サービスを受けることに
よって得られる成果にフォーカスを
当てて”投資"として捉えてもらう」
「精神的な安定の対価として
自分のサービスを見てもらう」
「10年後に理想的な未来を
手に入れる為の手段として見てもらう」
など、こういった方法があります。
これを、対面で話している時に
お伝えするのもいいでしょう。
ホームページに記載するのもOKです。
メルマガ等で継続的に教育するのも有効です。
こういった方法で、
「ものごとをどんな枠組みで見るのか?」
を教育してあげることで、
例えあなたのサービスが高額でも
納得してくれる人は確実に増えます。
ほとんどのFPは、この部分を
お客さん任せにしてしまっています。
しかし、これはちゃんと伝えることに
よって確実に変えられる部分です。
なので、あなたがもしこの
記事を読んで活用できそうなら、、、
「あなたのビジネスをどんな
枠組みで見てほしいのか?」
ということと、それを伝える
手段を考えて見て下さい。
それを実行すれば、
大きな変化が起きるかもしれませんよ。