ビジネスとして成り立つFPの種類は?

石塚駿平

さて、今回はちょっと趣向を変えて、

『日本にはどんなFPがいるのか』

という話題をしたいと思います。

あなたもご存知の通り、
FPというのは境界がすごく曖昧で、、、

「FPってどうやって稼いでいる人なの?」

と聞かれても決まった回答はできませんよね。

FPは、100人いれば100通りのビジネスの
やり方があるという変わった職業だと思います。

ただ、僕は業界を俯瞰する立場で色々なFPを見てきました。

なので、日本にはどのようなタイプのFPがいるのか?
という話題に関しては、ある程度知識があるかと思います。

そこで、あくまで現時点でですが、

『日本にはこういったFPがいる』

というのを列挙して行きたいと思います。

保険中心のFP

これはあなたもご存知かと思いますが、
保険販売によるコミッションを中心に
事業を行っているタイプのFPです。

行法の改正で今後はどうなるのかはわかりませんが、
やはりこのタイプの人が一番多いかと思います。

住宅中心のFP

住宅相談に特化したタイプのFPも多いです。

住宅ローンだけではなく、
家づくりや土地のことまで踏み込んで
お客さんとつき合える人は単価が高いですね。

家を建てる人に対する住宅系FPの数はまだまだ少なく、
パイの奪い合いにはならないのでもっともっと
成長していって欲しい市場だと思っています。

また、この分野ではいかに

「これから家を建てようと考えている」

人をキャッチ出来るかどうかが重要になります。

住宅会社もローンも決まっている状態の人を相手にしても、
お互いに有益な話にはならないからです。

証券・資産運用中心のFP

IFAとして証券販売を行なったり、資産運用を
中心とした事業を行っているFPもいます。

私募ファンドを扱っていたりする人もいるようですね。

ただ、やはりコンプライアンスの問題は大きいと感じます。

もっとFPがビジネスをしやすい
環境が整うといいんですけどね・・・

相続中心のFP

相続の相談を中心に行なうタイプのFPもいますね。

相続のコンサルティングや顧問契約を軸に、
必要に応じて保険や資産運用、不動産などの
サポートを行なうタイプの人です。

また、士業のコーディネートも重要な役目ですね。

富裕層の相続案件が自分の所に定期的に
入ってくる仕組みを作ることができれば、
かなり収益性の高いビジネスになると思います。

不動産系のFP

数は少ない気がしますが、
不動産を中心にしているFPもいます。

不動産投資に関するアドバイスや、大家さん
に対するサポートを行なっている場合が多いです。

また、不動産の売買をFP的な立場から行う人もいますね。

法人中心のFP

確定拠出年金や、法人の福利厚生サービスを
中心に展開しているタイプのFPです。

法人の開拓能力が必要になってくる所ですが、
個人と比べると法人の単価の方が圧倒的に高いですね。

また、法人と関わることで従業員との関係ができ、
結局個人の案件も付いてくるというメリットもあります。

講演・執筆中心のFP

僕はこういった人と会う機会は少ないですが、
講演や執筆を中心に行なうFPも多いかと思います。

ただ、供給の増加による単価の低下がすごいみたいですね。

この分野に関しては、単価の高い大企業等から
仕事を取れるかどうかが勝負かと感じます。

トップ数%がかなり稼いでいて、それ以外は
それほどでもないというのが現状ではないでしょうか。

富裕層向けのFP

なかなか表には出てきませんが、
富裕層を中心にトータル的な金融サポートを
行なっているFPもいるようです。

例えば世帯年収が5,000万円ある医者夫婦を
顧客として抱えているだけでもかなりの
収益になるはずなので、面白い分野ですね。

顧問契約中心のFP

はたから見ていて一番”FPらしい”と
感じるのが顧問契約中心のFPです。

このタイプの場合、顧問契約をベースにして
商品販売のコミッションを上乗せしていく
パターンが典型かと思います。

見ていて感じること

業界の中の意見を聞いていると、

「あれはFPじゃないよ」
「あの人はテレビに出てるだけ」
「商品を販売するのはFPではない」
「商品を扱わないと本当のアドバイスはできない」
「どうせ保険屋でしょ」

という感じで、業界内での批判的な言葉を耳よくにします。

ただ、僕みたいな俯瞰した立場で、
なおかつFPではない一般人の視点から見てみると、

「そんなことはどうでもいい」

と思ってしまうのが正直な所です。

お客さんとしては、自分にとって為になる
アドバイスが欲しい訳であって、
その人が業界内でどう見られているのかは関係ありません。

ちょっと話をわかりやすくする為に、
業界を変えて考えてみましょう。

例えば整体の業界では、色んな流派や技法があり、
それぞれ意見が対立しています。
(流派の違いで仲が悪い所も多いようです。)

でも、あなたの腰が痛い時は、
自分の腰を治してくれればそれでいいですよね?

「○○という流派じゃないとダメ!」
という人なんかいないと思います。

顧客を見る

何が言いたいのかというと、
例えどんな形であれ、

『本当に顧客の為になる』

アドバイスができていれば、
どんなスタイルでも良いんじゃないか?

ということです。

※ただし、前提としてコンプライアンス等を守ることは必要です。

FPとして独立したからには、
顧客の為に事業を行なっているのであって、
同業者から評判を得る為ではないはずです。

なので、正しい信念を持ってやっているので
あればそれでいいのではないでしょうか?

と、まあこれは個人的な意見ですが。。

・・・

独立FPとして活躍している
人のタイプはたくさんあります。

まだまだ多くの可能性がある職業だと思いますので、
また機会があれば色々と紹介をしていきますね。

P.S.
もし他にあったらコメント欄か何かで教えて下さいね!

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この記事を書いた人

石塚 駿平

株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。2019年はカナダを生活の拠点にしながら活動中。

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