先日、車を買いました。
今住んでいるつくば市は計画的に整備された街で、自転車がとても走りやすいです。
なので、日常生活には困らないのですが・・・
やはりそこは田舎。
東京のように電車でどこでも行ける訳ではないので、少し遠出をしようとすると車があった方が便利です。
という訳で車を買うことにしました。
ただ、僕は車へのこだわりが特にありません。
なので、そこそこ良いものを安い値段で買えれば満足です。
という訳で中古車屋さんを巡って車を探し始めたのですが・・・
結局、思わぬ所で車を買うことになりました。
車探しの中で耳寄りな情報をキャッチ
中古車屋さんで車を探し始めて、最初に考えたのは車種です。
軽自動車でも良いかな〜、と思っていたのですが・・・
キャンプとか行くとなったら荷物を積まなければいけないので却下。
コンパクトカーに狙いを絞ることにしました。
そんな流れで色々と車を見ていたのですが・・・
どれもピン来るものはなく、あっちを立てればこっちが立たず、という状態でした。
そんな中、妻が耳よりな情報をキャッチしてきました。
ちょっと怪しい感じ・・・
それは、英語のフェイスブックページに乗っている情報でした。
トヨタの2013年式のアクア、走行距離が4万キロ台で傷なし、車検1年半付き。
この条件で43万で売っているというのです。
中古車屋さんで同じ条件だと70〜80万くらいする感じだったので、これには驚きました。
ただ、ちゃんとした店舗を持つ中古車屋さんではないで、正直すぐに信頼はできません。
電話をかけてみて、
「もしもし」
と言ってみると、
「Hello?」
と返ってきました。
英語か!と思ってそのまま英語でコミュニケーションを取り、現地へ行くことになりました。
掘り出しものを見つける
案内された住所にたどり着くと、そこはただの家でした。
築年数が古めの日本家屋です。
しかし、駐車場には5台くらい綺麗な車が並べられています。
その中にお目当ての車があり、実際に試乗をさせてもらうことができました。
その結果ですが、これが大当たり。
状態に全然問題がなく、掘り出し物を見つけた気分でした。
普通の家で商談を進める
話を聞くと、オーナーはスリランカ 人で、オークションで買った車を主に外国人向けに販売をしているとのことでした。
商談は家の中。
普通に玄関から入って、リビングのソファで購入の手続きを進めます。
小学校2年生くらいと、5年生くらいの娘さんたちが普通に遊んでました。
商談用のテーブルの上には、小学校の漢字ドリル。
宿題なのでしょう。
それに、途中でオーナーの友達が入ってきてソファでくつろいでいます。
そんな、日本とは思えぬ雰囲気で購入の手続きを進めていきました。
意外と信頼できる所だった
こうお話すると怪しい感じですが、どうやら他の客はここから5,6台車を買っている人も複数いて、なんだか安心できそうな感じです。
結局、今週が納車だったのですが何も問題なく車が手に入りました。
納車の日には、
「娘が鍵をどっかに隠しちゃったからちょっと待って」
と言われて家族総出で鍵を探すというトラブルがありましたが、なんとか見つかりました。
それにしても、走行距離4万キロの綺麗なアクアで43万というのは安かったです。
乗り出し価格でその値段だったので、本当に掘り出しものを見つけた感じですね。
別の顧客層にメッセージが届く
この情報というのは、普通の日本人が普通に車を探してたら知り得ない情報だったと思います。
英語で情報を取るという、普通とは違う方法を取ったからこそ見つけられたものです。
この経験を通した思ったことは、
『アプローチの方法が違えば全く別の顧客層にメッセージが届く』
ということですね。
これは、マーケティングを学んでいればよくわかることだと思います。
例えば、
・インターネットを使ってセミナーの募集をする
・地域のカルチャーセンターでセミナーの募集をする
この2つをやってみたら、違う顧客層が集まるでしょう。
メッセージが届く人が違うからです。
特定の人にメッセージを届けたいなら・・・
この考え方を応用すれば、特定の人にメッセージを届けることができるようになります。
例えば、あなたが
『年収1000万円以上の経営者を集客したい!』
と考えているとしましょう。
そうした時、ホームページで集客をするのは難易度が高いはずです。
なぜなら、お金持ちの層はインターネットの情報よりも人脈を通した情報を信用するからです。
しかし、成功している経営者が集まる場に行って、直接話をする場ができたらどうでしょうか?
その場にいる全員が見込み客になり、対面で話すことで信頼性を構築することができます。
結果的に、効率的に集客を行うことができるでしょう。
この考え方を取り入れて戦術を考える
例えば、参加費が高額の経営者向けの講座に参加して、自分のサービス内容をさりげなくアピールしたり・・・
経営者向けにコンサルをしている人と組んで、そこの顧客向けにセミナーを企画したり・・・
などなど、このような入り込み方をすればアプローチをしたい層に効率的にメッセージを届けることができます。
1つの集客方法に捉われることなく、
『アプローチの方法が違えば全く別の顧客層にメッセージが届く』
ということを念頭において戦術を考えると、大きな成果を手に入れられるかもしれませんよ。