変額保険が売れません・・・

昆知宏

知り合いのMDRTとの業界話。

「ここのところ変額保険が売りづらい。
インターネットには変額の酷評だらけでその場でクロージングできても、
あとになってやっぱりやめますとなることが多くなった。

正直おれも変額がベストだとは思ってないし、
自分の収益目当てでいろんな募集人が変額を提案しまくっていって、
説明のレベルも落ちている。

いずれトラブルになるのは目に見えている。

次に金融庁に目を付けられるのはきっとここじゃないかと思っててさ。

もう変額保険はやめてさ、IFAも一緒にやろうと思っているんだけどどう思う?」

という内容でした。

変額保険のコミッションは本当に高額なものであり、
力が入るのは理解できます。

保険屋さんとして割り切れば、それでもいいとは思うのですが、
FPとしてやっていくのであれば、確かにそろそろ潮時なのかもしれません。

NISAを提案するFPが少ない

個人的な考え方なのですが、私はまずはNISAで資産形成を始め更に余力があればideco
そして更に余力があれば自分の好きな投資を勉強してみれば良いと思っています。

NISAとidecoの順番は人によって考え方が異なると思いますが、
あまり大勢は変わりません。

真っ当に考えていけば変額保険が個人の資産運用で上位に来ることはあまりないと思うのです。

2018年につみたてNISAが出てからなおさらわざわざ保険でする必要はないし、
死亡保障単体も2018年から激安になったというのもありますよね。

保障が欲しいなら単品で買えばいいだけです。

また、変額保険は出口戦略に柔軟性がなくゴールが近くなってきたら
債券のバランスを増やすなどのカスタマイズをしていかないと
最後にお金が増えるかは運に左右されることになってしまいます。

(まあネットに書いてあるのも要はこういうことだと思います)

保険のセールス段階で完璧にフォローするのは容易ではありません。

あんまり余計なことを伝えると、
「難しいそう!やっぱやめる!」
となってしまうからですね。

人が介して割高になるものに注視する

私はIFAのことはそこまで詳しく分かってはいませんが、
私自身がIFAをつけて少額ですが資産運用をしてみたことが少しあります。

この時に本音で思ったのは、IFAの分だけ手数料が増えて嫌だなと思ってしまったことです。

ある程度提案手法が分かってしまうと
「それを自分でやれば手数料安くなるよな」とか
「普通の方法じゃん!?他の投信のほうが良くない?」とか
実際にユーザーとしてはそういうふうに思ってしまいました。

となると何が言いたいのかと言うと、
保険募集人もIFAも商品からのコミッションというのは共通で、
極論を言えば仲介者を挟まないほうが顧客にとって有利となります。

全くの初心者の方がゼロから資産運用をするのは困難なので、
変額保険やIFAの存在意義もあることはそれは間違いないのですが、
わざわざレッドオーシャンに自ら進む必要はありません。

正直言って今本当に求められている人は売ることではなくて知識を伝える人に他なりません。

啓蒙ビジネスがブルーオーシャン

商品を売ることを目的とせずに、ただ単に正しい知識を伝える人。

急募です。

FPがこんなにいっぱいいるのに、知識を啓蒙する人が少ないのは
単純明快、それではご飯が食べられないからです。

しかし本当にそうでしょうか。

今ではお金をテーマにした、オンラインサロンも増えています。

ZOOMを使ってもオンラインコーチングも日本上の人を相手に出来る時代です。

保険を売られたくない、証券を売られたくない、でも資産運用したい。

こういうった層は市場にはまだほとんどいないものの、
潜在ニーズとしては日本中に埋まっているものです。

ノイズがない知識を持ちたいという層です。

実際私もこのようなことを話すとお金を払ってでも相談したい!

と言う人がほとんどです。
そりゃそうですよね。

私はまだこの分野をビジネスにはしていませんが研究を始めています。

次世代FP2.0は早い者勝ちです。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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