台風18号が通り過ぎたものの、
まだ風が強い夜、私は
キャンドルのイベントに行ってきました。
アロマキャンドルのように、
香りを楽しむイベントではありません。
キャンドル(ろうそく)の光、炎
そのものを楽しむイベントです。
友人の、キャンドル作りを
教えている起業家の方が主催
していたので行ったのですが、
地下の50人くらいが 入れる
スペースに、50個以上の
キャンドルの灯り。
とても美しく癒される空間でした。
たまにはこういう普段経験
しないような、癒しの時間も
必要だなと思いました。
その中の催しの1つとして、、、
ゲストとして招かれていた、
ろうそくの原料を作っている業者への
インタビューがありました。
その話を聞いていて、
「FPのあなたにお伝えすれば役立つのでは?」
と感じた内容がありました。
今よりもビジネスを発展させたい、
うまくいかない現状を打破したい、
そう考えているFPのあなたには
きっとお役に立つ内容だと思います。
ろうそく市場は縮小
あなたは、
ろうそくの主な出荷先って
どこだと思いますか?
私はすぐには思いつかなかったんですが、
基本は葬儀屋さんやお仏壇屋さん、
そして100円ショップだそうです。
100円ショップは別にして、
その他は、言われてみれば
そうですよね。
しかし、近年の葬儀スタイルの
多様化などにより、年々市場が縮小。
そのため、このままではまずい
という危機感から、業界として
新たな市場の開拓を続けているそうです。
その1つが、、、
なんと、農業です。
“農業にろうそく”
あなたは、何を想像しますか?
2週間も持続するろうそく
ろうそくの使い道、
それは、ビニールハウスです。
ビニールハウスは、冬になると、
野菜の生育を早めるために、
温める必要があります。
通常は、灯油を使うそうですが、
それだと、燃料費が膨大になります。
その悩みを解決するのが、ろうそく。
普通のろうそくではなく、
2週間くらい連続して灯され続ける、
巨大なろうそくだそうです。
これを使うことで、灯油を
使うよりも 圧倒的に燃料費が下がる。
しかも、ろうそくが出す炭素が
野菜の生育促進効果を持って
いるのだそうです。
私は、そんなものがあることを
初めて知りました。
出会いから始まるビジネス
これは、この話を聞いての
私の推測ですが、、、
「このアイデアは、農家さんの
悩みや仕事を詳細に知らなければ、
絶対に出てこないものだ」
そう感じました。
ろうそく業者は、
「異業種(=農家)の仕事、
悩みを知ることによって、新たな市場を
生み出すことに成功したのではないか」
と思いました。
机上だけでは、いくら考えても、
このアイデアには行きつかなかった
のではないでしょうか。
あなただけのビジネスの生み出し方
過去の私自身がそうでしたが、FPの
あなたは、ビジネスアイデアを机上で
悩んでばかりいませんか?
でも、残念ながら、いくら悩んでも、
自分が知らない世界のことについては、
アイデアは出てきません。
人に会って、話をして新しい 世界を
知ることによって、ビジネスに
活かせる様々なアイデアが生まれてきます。
本や新聞などからの情報収集も
もちろん、有効 だと思います。
でも、私は、会って生の 情報を取得
することを圧倒的に推奨します。
なぜなら、本や新聞などの情報は
他の人も閲覧できるものだからです。
一方、あなたが実際に会って、
直接質問して引き出した答えは、
唯一の情報ですよね。
あなただけのビジネスを構築する
材料になるのです。
異業種との組み方の例
私は過去に、独立系FPとして
活動していた頃、こんな連携を
して上手くいったことがありました。
それは、カウンセラーの方との連携です。
私の見込顧客の1人に、ご主人との関係で
悩んでいる人がいました。
その方にお金の話をしても、聞く余裕が
ない感じだったので、一度カウンセラーの
方にご紹介しました。
数ヶ月後、また、カウンセラーの方から
私にお客様を返していただき、私が契約
したという流れです。
これはもともと私の頭にあったアイデア
ではありません。
信頼できるカウンセラーの方に出会い、
そして、よく話をして仕事を 知って、
結果生まれた連携のアイデアです。
人よりも視野を広げる
もし、FPのあなたが、
「今以上に活躍したい」
と思うのなら、今まで以上に
色んな業種の方に会うことを
考えてみてはいかがでしょうか?
私の経験上、
「自分の仕事には関係ない」
と思っている業種の人とあえて
関わると、意外な所に連携のポイントが
見つかります。
きっと、今までよりも視野が広がり、
ビジネスの発展のスピードが
加速するはずですよ。