ダメな特徴をメリットに変える方法

石塚駿平

ホームページを作る時に、

『これで大丈夫なのかな。。
もっとちゃんとしなきゃいけないのかな・・・』

と思われる方は多いようです。

例えば、

・しっかりとしたオフィスがない
・料金体系が受け入れてもらえるかわからない

このような不安があるようですね。

でも、安心して下さい。

一般的にはあまりプラスだとは
思われていない事実だとしても、、、

『その特徴がどうお客さんの為になるのか』

という視点で考えることで、
プラス要素にすることができます。

この考え方さえ知っておけば、
例え競合よりも不利な条件でも、
対等に渡り合えることができるはずです。

では、一体どうやったらいいのか?

具体例を出していきながら説明したいと思います。

オフィスがない

金銭的な問題から、立派なオフィスを
借りるのは難しいですよね。

なので、”訪問相談”に絞るという方もいるかと思います。

その場合でも、、

"当オフィスでは、訪問相談という形を取っています。
わざわざ時間をかけてお越し頂く必要がありませんので、
あなたの貴重な時間を節約することができます。
また、小さなお子様がいる場合も安心してご相談ができます。"

このように伝えてあげれば、
あまりマイナスな印象はありませんね。

初回料金が無料

初回相談が無料の場合、

「なんで無料なの?怪しいんじゃないの?」

と思われてしまう危険があります。

しかし、

“当オフィスでは、初回の相談料金は無料になっています。
その理由は、『より多くの方にサービスを受けてもらいたい』
と考えているからです。まだまだファイナンシャルプランナーの
サービスを受けるということは世の中に浸透していません。
なので、『どんなのかわからないからお金を払うのはちょっと・・・』
という方が多いのが現状です。
そこで、初回相談の料金を無料にすることで、
より多くの方にサービスを体験してもらうのが良いと考えました。"

という風に伝えると、無料でも悪い感じはしませんよね。

自分の持っている理念や思いを伝えることができ、
ポジティブな印象を持ってもらうことができます。

相談が有料

特に保険等、類似のサービスが無料で提供されている場合、
相談を有料で行なうのが不安な場合もあるかと思います。

そういう時には、

“『なんで相談が有料なの?』と思われるかもしれませんが、
それには理由があります。その理由とは、
『本当にお客様の立場に立って相談を行ないたい』
というものです。相談を無料で行なっている所は数多くありますが、
無料の場合、手数料が多く入る商品を勧められてしまう場合が多いのです。
当オフィスでは、しっかりと相談料を頂くことで、
本当にお客様にとってベストな選択肢をアドバイスすることができます。”

という風に伝えると、競合と比較しての
自分の優位性も上手く伝えることができますね。

料金に関しては、有料無料どちらにしろ
反論が出てくるので、上手く対応をしたい所です。

電話番号が携帯電話

できれば固定電話の番号が望ましいですが、
記載できる電話番号が携帯番号のみ、という場合もあるでしょう。

その場合は、ただ電話番号を記載するだけではなく、

“迅速に対応をするため、
代表直通の電話番号を記載しています。"

という文言を電話番号の近くに表記をしたらどうでしょうか?

『仕方なく携帯の電話番号を載せている』

という印象ではなく、

『お客さんのことを考えた結果、
携帯の電話番号を載せるのが良いと考えている』

というポジティブな印象になりますよね。

どんなメリットがあるか?

このように、マイナス要素に見える部分でも、

『お客さんにどんなメリットがあるのか?』

という視点で考え、それを伝えれば
プラス要素に変換することができます。

こうすれば、例え不利な条件が
揃っていても問題ないですよね。

この考え方が使えないかどうか、
あなたも是非考えてみて下さい。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

関連記事