この前、僕がコンサルをしている時に気付いた
ことがみなさんにも役立ちそうだったので、
シェアをしたいと思います。
それは、ホームページに追加する
ページ内容に関するものです。
ホームページへのアクセスを
集める手段として、
“見る人の為になるページを増やす"
という方法は有効です。
なので、そういったページを試しに
作ってもらうようにお伝えしたのですが、、
でき上がったページを見ると、
「ん?」と思う事がありました。
レベルが高い・・・
それは、書かれていた内容のレベルが高く、
一般の人がすんなりと理解できないような
ものになっていたのです。
僕はFPの勉強をしていないので、
ある程度一般の人と同じ感覚で
文章が読めるのですが・・・
難しくて、読んでいても
頭にスッと入ってこないのです。
例えば、
・皆さんもご存知ですが、
住宅ローンを使用すると減税があります。
・ 固定金利だと金利が高すぎて、
減税幅よりも利息が高くなるので旨味がない。
このような文章。
一般の人から見たら、
ちんぷんかんぷんです。
知識のあるFPなら意味が
わかると思いますが、
普通の人は付いていけません・・・
そして、よくわからない専門的な
文章を書くFPにお客さんは付いてきません。
"プロなんだから"という勘違い
『プロだと思われる為に、
なるべく専門的な知識を書こう』
と思ってしまう間違えは、、、
専門家として、お客さんに
“こんなレベルのことしか書けないんだ"
と思われないようにする為だったり・・・
同業者に”知識のレベルが低い”と
思われるのが嫌だから起こるのだと思います。
しかし・・・
はっきり言って、これは完全な間違いです。
お客さんが知りたいのは、
“自分の為になる情報”です。
家を買うにしても、家についての知識を問う
試験をパスするのではなく、、、
自分の家をムダなお金を払うことなく
しっかり建てられればそれでいいのです。
その為には専門的すぎる知識や、
難しい説明はあまり必要ありません。
自分に必要な知識を、わかりやすく
教えてもらうことが望まれているのです。
同業者なんてどうでもいい
思うに、プロのFPとして必要なのは、
『専門的で高度な知識を教えること』
ではなく、
『難しいことを簡単に伝えること』
です。
同業者からしたら、専門的で高度な知識を
持っている方が良い印象を持たれるかもしれません。
でも、そんなのはどうでも良いのです。
なぜなら・・・
お金を払ってくれるのは同業者ではなく
一般のお客さんだからです。
例え同業者に感心されるほどの専門知識があっても、
銀行の残高が増えるわけではありませんよね。
だからこそ、"普通の人”に伝える
ことに意識を置くべきです。
どっちの方が良いですか?
ちょっと想像してみて下さい。
もしあなたが税理士と
会社設立の話をしたとして・・・
売り掛け金がなんとかで〜、
課税所得金額が〜、中間納付制度で〜
均等割っていうのがあって〜
みたいな話を、あたかもこっちが
全てわかっているような口ぶりで
何の説明もなしにされたらどうでしょうか?
あんまり、『この人に頼みたい!』
とはならないですよね。
それと同じで、難しい言葉を使って
高度なことばかり言っているFPには
一般の人は相談したいとは思いません。
学校の先生とかをイメージしても
わかりやすいと思いますが、、
難しいものをそのままぶつぶつ唱える先生より、
身近な例とかを使ってわかりやすく
楽しく教えてくれた先生の方が人気ありましたよね?
それと同じようなイメージを持つと良いと思います。
相手の反応をイメージする
このようなことを理解した上で、
文章を書く時にお勧めなのは、
『相手の反応をイメージする』
という方法です。
自分の書いている文章を、
一般の人が見たらどんな反応をするのか?
をイメージして書くのです。
もし、自分の書いているものを相手に見せて、
相手の頭の上に?マークが浮かんでそうだったら、
それはNGです。
逆に、相手が話をちゃんと理解してくれて、
「へ〜、そうなんですか!
それを知れて良かったです!」
と言ってくれそうならばOKです。
また、実際にお客さんに対面で話してみて
反応を確かめてみるのもいいですね。
そうすれば、どのようなレベルで
話すのがいいのかを知る事ができます。
基本的に、話のレベルを落とさないと
お客さんの心に響く内容にはなりません。
なので、お客さんと同じ所までレベルを落として、
わかりやすい説明ができるようにしましょう。
この間違いをしてしまうと、
『一生売れないFP』
になってしまう
可能性さえあると思っています。
気を付けましょう!