お城でワーケーション

ワーケーションという言葉をよく聞くようになりましたね。

今週の昆さんのメルマガでも取り上げられていました。

僕は元々、

「時間と場所に縛られない仕事がしたい!」

と考えていたので、起業当初からどこでも仕事ができる体制にしてきました。

この体制ができていれば、旅行先でも仕事をこなすことができるのでやはり非常に便利だと感じます。

そして、今僕はまさにワーケーションの真っ最中です。

どこにいるかというと、めちゃくちゃ楽しい場所にいます・・・

一体どこかなのかをお伝えすると、、、

お城でワーケーション

イギリスのお城で仕事をしています。

500年以上の歴史がある貴族の城がホテルになっているのです。

実際に自分で撮った写真をお見せすると、こんな感じです。

めちゃくちゃ豪華ですよね・・・。

ちなみにこの記事は、この中庭で書いています。

鳥の声を聞きながら、優雅なワーケーションです。

イギリスに来た理由

なんでイギリスに来たかと言うと、妻の仕事の都合です。

新しく心理カウンセラーの仕事を始めようとしていて、どうやら世界的に有名な人のコースを受けているのですが、最後に実地トレーニングを受ける必要があってその会場がここだったのです。

僕はそれに付いて来たので、妻が受講中に仕事をしているという形です。

建物はもちろん古いですが、プールやジム、サウナなどもあって快適に過ごしています。

たまにはこういう環境で仕事をするのも悪くないですね。

すぐに変革を起こせるカウンセリング

さて、内容が面白いので、ここでちょっと妻の受けているトレーニングの話をしましょう。

どんなことをやっているかというと、Rapid Transformation Therapyというものをやっているそうです。

Rapidが早いという意味で、Transformationが変革、Therapyはセラピーです。

簡単に言うと、すぐに自分を変えることができる手法で、

・うつや不安を軽減したい

・高所恐怖症を治したい

・タバコをやめたい

・ダイエットをしたい

・なぜかやってしまう悪い習慣を直したい

こんな感じのことができるそうです。

従来のプロセスをすっ飛ばせる手法

普通のカウンセリングの場合は、

『質問を繰り返して問題の本質を探る』

というプロセスが入るので長期間のカウンセリングが必要になりますが、、、

その手法の場合は問題の本質をすぐに探し出す方法と、それを癒やす方法が確立されているので、格段に早く問題を解決することができるようです。

実際に妻は家でZoomでその手法を使ってカウンセリングを行っているのですが、結構な確率で初回から相手が泣くくらいまで深い所まで踏み込んでいるので、すごい手法なのだな〜と感心しています。

そして、そのカウンセリングを受けた人からは既に

『今まで抱えていた問題が良くなって、自分の人生が変わった!』

という喜びの声が届いています。

すごいですね。

仲間同士のネットワークを活用

その実地トレーニングを僕が今いるお城でやっているのですが・・・

どうやら、この手法を使うカウンセラーは特定の分野に特化する場合が多いようです。

例えば、減量に特化したり、タバコ等の習慣を変えることに特化したり、不安やうつに特化したりなどですね。

そして、同じ手法を学んだ仲間同士でネットワークを作り、

「もし自分の得意分野ではないクライアントが来たら、別のカウンセラーに紹介する」

ということが奨励されています。

この仕組みというのは、非常に良いものだなと感じました。

そうすれば、顧客に最大限の価値を提供できますし、自分は得意分野に集中することができそうですよね。

FP内でのネットワークが機能する場合

この考え方というのは、FPにも使えそうですよね。

自分の得意分野ではない所は、それを専門にしているFPに振る。

僕の知っているFPでも、家計改善の専門FPに仕事を振ったり、相続専門のFPに仕事を振っているFPがいたりします。

他業種の専門家もそうですが、FP内でも顧客を紹介し合えるネットワークというのは効果的に働く場合があるようです。

使えそうな2つのアイデア

このことを踏まえると、2つのアイデアが浮かんできます。

1つは、FP内のネットワークを強化し、顧客を紹介し合える関係を作ること。

これを行うことによって、顧客により大きい価値を提供したり、集客経路を増やすことができるでしょう。

もう1つは、

「FPが自分に顧客を紹介したいと思えるFPになる」

というアイデアです。

他のFPがカバーしていない分野を突き詰めて、深い専門性を持つ。

相続、クレジットカード、家計改善、マイル、スマホ料金、介護、などなど

こういった狭い分野での深い知識があれば、

「この分野を求めている人がいたらこのFPを紹介しよう」

という風に思ってもらえるはずです。

このアイデア、使えそうですか?

特に、自分で集客をするのが苦手なタイプの場合、

『専門性を深める』&『FP同士のネットワークを作る』

という組み合わせは悪くないと思います。

FP向けにセミナーを行ったりして知識を提供し、信頼関係を作るもの良いですね。

それができれば、自分の専門分野の研究に専念しながら集客ができる仕組みを作れるかもしれません。

こういったアイデアがもし使えそうだったら、

「自分の場合は何ができるだろうか?」

ということを考えてみてくださいね。

P.S.

イギリスは物価が高くて辛いです。

一皿3500円のリゾットがしょっぱ過ぎて一口食べた後に泣きそうになりました。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

関連記事