30秒で対策!簡単な集客強化術

中西雅司

おとといの夜11時、友人の社労士
から、1000文字近くのメールが
届きました。

「長いから、読むのは明日にしよう。」

そう思いましたが、何か嫌な予感が
したので、ざっとスマホで目を
通してみるとやっぱり放置できない内容でした。

翌日、契約予定のWeb制作についての
相談だったのです。

もし、ここで私が手を差し伸べなければ、
きっとこの友人の社労士は、大変なことになる。

この先10年近く大きなリスクを
抱え続ける。

そう思いました。

そのため、私の本業ではありません
でしたが、手助けすることにしました。

FPの世界で例えて言うなら、、、

夜の11時に、

「明日の午前中に、住宅の契約を
することになっている。」

という相談が、メールで届いたのと
同じような感覚です。

深夜から早朝の戦い

布団に入り、寝ようとしていた
私は、対応策を検討。

準備が終わったのは深夜の3時半。

普段7時間睡眠する私は、
眠くて仕方ありません。

そして、3時間ほど寝て、意識が
朦朧としながら、朝から
社労士事務所に向かいました。

直接会わないと調整しきれないと
思ったからです。

従業員が3人だけの小さな
ワンルームの事務所。

そこで、3時間の議論と調整
を経て、何とか見通しが立ち、
11時前に終了。

「終わった~」

とてつもなく眠かったですが、
心地よい充実感でした。

マグロとぎょうざ

社労士事務所からの帰り道、、、

朝ごはんを食べていないことを
思い出しました。

すると、無性にお腹が
空いてきました。

駅に向かってふらつきながら
歩いていると、美味しそうな
マグロ専門店のランチを見つけました。

私は、3年後に北海道に移住
しますが、その理由の1つは
魚介類が好きなことです。

なので、そのお店の看板を見て、
すぐに、

「食べたい」

と思いました。

でも、お店が開店しているか
どうかがわからない。

お店が開店しているような
気もするし、開店していない
ような気もする。

お店の前に出ている看板を見ても、
お店の扉に貼ってあるチラシを
見ても、営業開始時間がどこにも書いてない。

最初は、

「営業していますか?」

と聞いてみようと思いました。

でも、朝から疲れ切った私は、
聞いてみる元気が出ませんでした。

結果、、、

諦めて、開店時間が明確に書いて
ある、近くの「ぎょうざの満州」
というチェーン店に入りました。

主に東京や埼玉近辺の
チェーンだと思います。

たったそれだけで・・・

でも、後から、やっぱり気になって、
インターネットでマグロ専門店の
営業時間を調べてみました。

すると、私がお店に行った
時には、すでに開店していた
ことがわかりました。

「もっとわかりやすく書いて
おけばいいのになあ。」

そう思いました。

マグロ専門店は、とてもおしゃれな
店構えと魅力的な商品がありました。

大きな字でわかりやすく、魅力を
伝えるキャッチコピーもありました。

しかし、ただ単に、営業時間を
看板に書いていなかった。

たったそれだけで、顧客を1人
失ってしまったのです。

〇〇の近くには必ず営業時間

FPのあなたは、ホームページや
チラシに電話番号は書いていますか?

もし書いているのなら、すべての
電話番号の近くに営業時間を記載して
いますか?

実際、FPの方のホームページや
チラシを見ると、電話番号の近くに、
営業時間が書かれていないケースが結構あります。

複数電話番号が書かれていて、
その一部にだけ電話番号の近くに
営業時間が書かれている ケースもあります。

お客様はどの電話番号を 見て、
電話するかはわかりません。

その近くに営業時間が書いてないと、
せっかく電話しようとしたお客様が、

「もしかしたら、今の時間はまだ
営業していないかもしれないな。」

と不安になって、問い合わせを
やめてしまうかもしれません。

特に、今回の私のように弱っている
状態だと、その確率は尚更高まる
ことでしょう。

30秒で対策!

もしあなたが、今にも相談しようと
している強力な見込客からの問合せを
失いたくないなら、、、

今すぐホームページ業者や印刷業者に
電話やメールをして、

「すべての電話番号の近くに
営業時間を入れてください。」

と伝えてみてはいかがでしょう?

伝えるだけなら、30秒もあれば
できるはずです。

P.S.
朝からぎょうざを食べた私は、
ぎょうざの熱で、上あごを
火傷し、1日中痛い思いをしました。

マグロのお店が営業時間さえ
書いていてくれれば、やけど
しなかったのに・・・

というのは冗談です。

ただの私の不注意です。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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