独立系FPのキャリア戦略

「キャリアコンサルタントの登録証が届きました!」

最近、知人のFPの方のSNSを見ていたら、こんな投稿をされていました。

SNSの内容を読んでみると、このFPの方が

「キャリコンにもなった理由」

が書いてありました。

それは、こうです。

お客様の相談を受けていたところ、

「家計の改善には、収入を増やすことが一番」

と感じたから。

実際、資産や収入が少なければ少ないほど、収入を増やすことが重要になりますよね。

私は、こういう挑戦は、本当に好きです。

特に、

「お客様のために必要だと思ってやっていく挑戦」

って、素敵だなと思います。

さて、この話とも関連するのですが、最近、思うことがあります。

それは、

「独立系FPになったら、それが最後のキャリアであるべきか」

ということについて。

独立系FPにプラスアルファをつける

私は、人によって、色んな選択があっていいと思っています。

今回のFPの方のように、異なるジャンルにも挑戦して、

「独立系FPの価値を高めていく」

というのも1つの道です。

あるいは、

「独立系FPとは全く違う、2つ目の仕事もする」

というのも1つだと思います。

独立系FPともう1つ何かを複業として行うということです。

例えば、

「独立系FPと、農業経営」

などです。

以前お会いしたことがある方だと、

「FPと、動画システムの経営」

をされていた方がいました。

このように、独立系FPとしてやりながら、

「全く別のジャンルにも挑戦する」

という道もありますよね。

ずっと独立系FPであるべき?

あるいは、私自身そうだったのですが、会社員から独立してFPになったら、

なんとなく、

「これからずっと独立系FP」

という気がしていました。

でも、決して、そうでなくても良いと思います。

つまり、

「独立系FPを辞めるという選択肢」

です。

実際、独立系FPをやってみたものの、

・合わなかった

・やりたいこととは違うことに気づいた

という人もいるはずです。

あるいは、独立系FPをやってみたら、色んな世界が見えてきて、

「もっとやりたいことが見つかった」

という人もきっといますよね。

独立してからの転職

そんな状態で、無理やり独立系FPを続けるよりは、

「どんどん仕事は変化させていったほうが良い」

と私は考えています。

つまり、転職です。

会社員から会社員の転職は一般的ですが、

「独立してからも転職という道があって良い」

です。

自分が心からやりたい仕事を選んだほうが、自分自身が楽しく仕事ができるからです。

そして、そのほうが力を発揮できるので、それが世の中のためにもなりますよね。

理想を追求したらいい

なので、

「FPとして独立後も、他の仕事をする選択肢があって良い」

と私は思います。

自分の理想を追求しながら、自分の力をのびのびと最大限発揮できる場を探していってください。

あなたが幸せであればあるほど、お客様により良いサービスを提供していくことができますので。

今日は、最近思うキャリアに関する考えについて、書いてみました。

何かの気づきがあれば、とても嬉しいなと思います。

これからも、あなたを心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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