伝わる文章を書くための心得

昆知宏

今年最後の記事になりました。

1年は早いものですね。

あなたはどんな1年になりましたか。

お仕事の方の調子はいかがでしたでしょうか。

去年よりもかなりコロナの影響は弱まったとはいえ、舵の取り方が簡単ではなかったようには思います。

来年以降はだんだんと緩和してくるような雰囲気がありますが、もはやどうなろうとも言い訳はできません。

新しい時代にどういうふうに舵を取っていくか、強い覚悟が必要だという気がしています。

そんな私は今年一番やってよかったと思うことは、文字を書き続けたことです。

書くことは継続すれば絶対に力になるし、これからの時代はスマホで見込み顧客が情報収集する流れは更に勢いが付き変わることはありません。

自分のメディアを持って、情報発信をし続ける。

FPビジネスにおいて、何年経ってもこれがやはりこれが最適解だと思います。

情報発信の工夫

同じテーマで記事を書いても、なんだか雰囲気が微妙に違う。

新聞のような無機質な記事もあれば、人が書いたちょっと温かみのある記事もある。

例えば税制大綱で来年のルール変更があったとします。

住宅分野で活動している人は、来年以降の住宅ローン減税を記事にするのは鉄板とも言えるテーマです。

単に住宅ローン減税を一つ切り抜いていも、時系列で4つの視点から記事を書くことができます。

1.予想
2.骨格の速報
3.正式決定
4.詳しくまとめる

予想の段階ではまだ正式に内容が決まっていないながらも、私はこうなると思うという記事を書くことです。

不確定の情報であることを前置きにしながらも、今までの傾向から来年以降はこうなるのでは?という視点で書くことですね。

これは何かの記事をコピペするわけではありませんから、内容を当てられるか当たられないかは関係なく自分の主張や考え方、専門性を読者に表明することができます。

記事にオリジナリティが出るので、「決まってないことは書けない」と思うのではなくて、どんどん自分の主張を出していった方が実は集客には有利であったりします。

その次は、速報です。

だいたいこんな感じで決まりそうというニュースが出たら、即刻記事にするのです。

ここで大事なのではYahoo!ニュースのリンクをそのまま貼り付けるのではなく、ちゃんと記事にすること。

そして次は正式決定。

ルールが決まった時点で事実を簡潔にまとめ、個人的な意見を付けて記事にします。

ただまとめるだけでは、他のニュースサイトで十分です。

最後はまとめ。

ここはしっかりと5,000字くらいになっても、内容をまとめ上げることが大事です。

この流れを踏んでおくと、どおってことない単なる住宅ローン減税ネタでも、見込み顧客の興味を引き付け集客を有利に進めることができます。

コピペ禁止

住宅ローン関連の記事をFPとして自分で書き上げる場合は、新聞と同じように書いてはなりません。

硬い文章は新聞にお任せして、私たちの使命はいかに分かりやすく書くかどうかです。

例えば住宅ローン減税の検索を見ると、「住宅ローン減税 わかりやすく」というワードで調べている層が結構多いことが分かります。

この行動は納得できます。

新聞の表現だと業者側なら分かるのですが、内容がいまいち普通の人には分からないと思うのです。

したがって私たちはこの「わかりやすく」という検索層を拾っていかなければなりません。

それであるのに、分かりにくいというか事実をそのまままとめてしまっている筆者はとても多い印象があります。

新聞記事の劣化版のようになってはなりません。

イメージとしては、あなたの事務所に来たお客さんです。

「住宅ローン減税っていまいちよく分からないのですが、どういうことなんですか?」と聞かれて、その質問に答える形。

話し方、話した内容をそのまま文字に起こすイメージで行くとGOODです。

最悪なのは国税庁や国交省のリンクを貼りまくること。

あなたの目の前に座ったお客さんに、住宅ローン減税について教えくださいと言われて、メールでリンクを送ってこれを見ておいてくださいと言っているのと同じことで、
それではお客さんからしたら、「あ、聞く人まちがったな」ってなりますよね。

話すことを文字にするだけ

いい文章=集客できる文章を書くことは、実はそんなに難しくありません。

無理にまとめようとせず、いいことを書こうとせず、単にお客さんに質問された時に言葉で返すものをそのまま書けばいいだけなのです。

なぜかかしこまってしまうのは不思議ですよね。

肩ひじ張らずに、素のあなたで文字を書くだけで、集客においてはかなり大きな効果が発生します。

コンサル中に、テープレコーダーで録音をしておくと、おそらく思った以上に自分がいいことを言っていると思います(笑)

そのままそれを書き出して記事にすれば良いのです。

なんだか書けそうだし、書きたくなってきませんか。

それと、文字を書く時に”ながら仕事”はやめたほうがいいです。

あなたがお客さんと面談中に電話がかかってきたら、その電話を取りますか?

取りませんよね?

文字を書く時に一緒に他の事をしなければ、集中できて執筆時間を大きく短縮できます。

話し言葉で一気に書き上げてしまって原稿ができてから、くだけすぎているところは調整していけばいいのです。

何事もいきなりできるようにはなりませんが、3か月も継続すればできるようになります。

既に出来ている人は来年以降も歩みを止めず、一緒に頑張りましょう。

今年上手くいかなかった人は、とりあえず継続する努力をしていきましょう。

モチベーションとしては、これだけ広告費がかからず集客できるツールはないということです。

それを作り上げられるかは、やはり継続は力なりだと思います。

そういう意味では積み上げたものが仕事に繋がり、やりがいを感じられた1年になりました。

あなたはいかがでしたでしょうか?

お金に困っている人の不安や悩みを解決できる世の中にできるように、2022年も一緒に頑張りましょう。

よいお年をお迎えください。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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