先週2日間に渡って開催された、
『相続トータルコンサルタント養成講座』
が終了しました。
東京での開催にも関わらず、
北海道から沖縄まで、日本各地から
志の高いFPが集まって下さいました。
また、参加者の中には、
『開始2時間で元が取れました!』
と言って下さる方もいて、
本当に充実した2日間だったと思います。
また、講座に参加されている人の中には、
既に相続の分野で活動を始めている方もおり、
そういった方からは逆に情報を頂くことも。
その中で、「これは使えそうだ!」
と思う話があったので、シェアしたいと思います。
「あんまりみんなに言わないで欲しい」
と言われていたのですが・・・
話しちゃいたいので話しちゃいます。
葬儀社の現状
あなたは葬儀社について
どんなイメージを持っていますか?
『葬儀場があって、お葬式をあげられる所』
そう思っていたのなら、
残念!間違いです。
僕も言われるまで知らなかったのですが、
実は葬儀場を自前で持っている所は
少数の大きな所だけのようです。
ほとんどの葬儀社は、
葬儀場を持たずに細々と少人数で
経営をしているみたいですね。
そして、そういった葬儀社は
ビジネスではよくある問題を
抱えることになります。
葬儀社の抱える問題
その問題とは何かと言うと・・・
『他と差別化ができない』
という問題です。
一般の人から見ると、
『あなたの所は他とどう違うの?』
と思われてしまい、比較された時に
選ばれることができないのです。
普通の人からしたら、
葬儀社というのは
“葬儀をやってくれる所”
であり、その他の
ことはよくわかりません。
なので、比較ができないんですね。
FPのチャンス
さて、ここまで読んでみて、
あなたはFPが持つチャンスに
気が付きましたか?
どうでしょうか?
もし気が付いたら、マーケティングの
感覚が身に付いていると思います。
そのチャンスとは・・・
『FPが葬儀社と提携することによって、
葬儀社が他と差別化できるようになる』
というものです。
葬儀社には、お金のことはわかりません。
亡くなる前にどんな対策をすればいいのか?
相続の発生後に何をすればいいのか?
こういったことは専門外になります。
そこで、FPとして葬儀社に対して、
『私は、相続の分野のスペシャリストです。
亡くなる前の対策や、相続発生後の手続きや
問題解決もすることができます。
私と組むことで、あなたは
“相続やお金のことも相談できる葬儀社”
という差別化ができるようになり、
より多くの方を惹き付けられる
ようになるはずです。
また、私としては相続に悩んでいる
方をお客さんにすることができます。
お互いに良い関係が作れるのでは
ないかと思うのですが、
いかがでしょうか?』
このような提案ができます。
提携ができたら・・・
このような提案ができれば、
ある程度柔軟な考えを持つ葬儀社なら
前向きに検討をしてくれるはずです。
話が決まったら、セミナーを開催したり、
できることをチラシやパンフレットにまとめて
お客さんに渡してもらうようにしましょう。
そうすれば、相続に関する悩みを
抱えたお客さんを集客することができます。
これは、FPだからこそ
できる方法だと思います。
FPのチャンスはまだまだある
今回は、このような方法を紹介しましたが、
『FPが入ることで強い差別化の
力を手に入れることができる』
業種があれば、FPが提携をすることで
互いにウィンウィンの関係を作れるはずです。
まだまだ他にもFPのチャンスは
色々な所に転がっているはずです。
FPと相性の良い業種は、
探せばまだたくさんあると思います。
それを見つけられるかどうかは、
今回お伝えしたような考え方が
できているかどうかがキーとなります。
あなたもアンテナを張って、
こういった相手を探してみて下さい。
1つ良い提携先を見つけるだけで、
ビジネスが大きく変わることもあります。