今回は、ホームページ戦略の話を
したいと思います。
「どんなホームページを
作ればいいのかわからない・・」
「ホームページは持っているけど、
今の戦略が正しいかどうか自信がない・・」
という悩みを持っているのなら、
今回の内容は役に立つはずです。
FPは器用貧乏?
FPっていうのは、得てして
『何でもできるけど、何にもできない』
という状態になりやすいですよね。。
保険もできる、住宅ローンもできる、
資産運用もできる、年金の相談もできる・・・
ってなってくると、器用貧乏になってしまい、
一般の人から見たら「結局、何ができるの?」
という話になってしまいます。
ホームページにも、このことが
そっくりそのまま当てはまります。
HPを見る人はどんな人?
なので、一般の人が見ても
しっかりと意味がわかるような
ホームページを作る必要があります。
その為に、まず始めに、
「ホームページにやってくる人は、
一体どんな人なのか?」
を考えてみましょう。
インターネットで検索しているということは、
何かしら目的があって、それに関する情報を
知りたいと思っているはずです。
それは一体何なのか?
この部分をしっかり考える事がスタートです。
検索する人の目的は1つ
FPの場合は、
・住宅をこれから買いたいと思っている
・資産運用をしたいけどどうすればいいのかわからない
・保険の見直しをしたい
という場合が多いですよね。
そして大事なのは、
「資産運用の相談と保険の見直しをしたい」
など、複数の目的を最初から持っている人は
ほとんどいないということです。
この現実を頭に入れながら、
ちょっとお客さんの立場に立って考えてみましょう。
例えばある人が、保険の見直しを
したいと思っているとします。
インターネットを使って色々と調べてみようと、
「○○市 保険見直し」と調べてみると、
・「保険見直し・住宅購入相談・資産運用・年金相談」ができるFP
・「保険見直し専門」専門のFP
の2つのホームページがひっかかりました。
こうなったら、
どちらのFPが選ばれると思いますか?
専門性は客を引き寄せる
きっと、 「保険見直し専門」のFP
に頼みたいと思うはずです。
なぜなら、そっちの方が専門的に見えるし、
安心して任せられそうですもんね。
つまり、集客したいなら各分野に特化した
ホームページを作った方が有利だということです。
保険だったら保険専門のホームページ、
住宅購入だったら住宅購入専門のホームページを
作ってしまった方が効率的です。
『特化型のホームページを作ったけど、
FPとして色々な相談ができることをアピールしたい』
ということであれば、パンフレットのような
事務所案内用のホームページを別で作ればOKです。
逆もしかりで、今あるホームページを
そのまま事業所案内用として使い、
集客用のホームページを作るのもアリです。
実際に、ウェブ集客で成功している税理士は、
業務内容を記載した事務所案内用のホームページを作り、
その上で・・・
集客用に『会社設立』とか『相続税申告』に特化した
ホームページを複数作ってそ集客をかけていく
という戦略をとっています。
総合型に対する見解
ただ、FPの場合は
『保険、住宅ローン、資産運用、
年金相談など、何でもできます』
という総合型のホームページを作るのも
完全な間違いではないかとは思います。
それで成功しているFPもいますし、
できないことではないです。
ですが、どうしても訴求力は落ちてしまいます。
詳しい話をすると、
・ホームページを集客の軸にしなくても大丈夫
(他の経路からの集客ができる)
・ブランディングが出来ていて、
既にそのFP事務所の名前で検索してくれる人が多い
・テレビに出てるとか、目立つメディア
出演・掲載歴を持っている
このような状況だったら問題ないかと思います。
もしくは、日本でFPの認知度がもっとあって、
「FP 相談」とか「○○市 FP」とたくさん
検索される状況だったら、、、
"色々な相談ができるFPが求められている"
ということになり得るので、総合型の
ホームページを積極的に作っていきたいですが・・・
そんなことはないのが現状です。
取るべきホームページ戦略は?
結論としては、早く集客をしたいなら、
特化型のホームページを作るのが一番です。
ある程度分野を絞って、そこで勝負を
していった方が結果が出るのが早いのは
間違いありません。
『ピザを食べたい』っていう人に対しては、
「うちはピザも食べられるファミレスです」
ってアピールするよりは、
「うちはイタリア料理専門店です!」
とアピールした方がいいってことですね。
集客のスピードを上げ、
費用対効果を高めたいのであれば・・・
中途半端なホームページを作るよりも、
特化型のホームページを作る戦略を
採用した方が効率的です。
あなたの場合はどうでしょうか?