先日、ＦＰとして独立しようと
している熊本の方から、
こんな相談がありました。
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（相談事例）
開業しようと思って、競合を
調べていたところ、
「自分がやりたいことと、全く
同じサービスを提供しているＦＰ」
を見つけてしまいました。
場所も私が住んでいる所の
すぐ近くです。
時間をかけて戦略を練って
きたのに、ショックです。
考え直そうと思うのですが、
どうすべきか困っています。
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この方のように、
「やりたいことがあるのに、
他のＦＰが、近くで
同じサービスを提供している」
こういう時はどうすれば
よいのでしょうか？
競合がいても我慢して
やりたいことをやるべき
でしょうか？
それとも、
競合すると良くないので、
違うサービスを提供
すべきでしょうか？
この選択でミスをしている
ＦＰをたまに見かけますので、
今日は、この相談に対する
私の考えをお話ししますね。
どっちがいいの？
まず結論からお話しすると、、、
私がこういう相談を受けた時には、
ほとんどの場合、
「やりたいことをやったほうが
いいですよ。」
というアドバイスをしています。
確かに、
自分よりも早く開業している
ＦＰがいると、
「勝てないから別のサービスにしよう」
と考えてしまう気持ちはわかります。
実際、Ｗｅｂの検索画面で、
「並んで出てきてしまって、
ライバルになってしまう」
なんていうケースもあります。
しかし、それでも、私は
「やりたいことをやるべき」
と考えています。
それには、３つの理由があります。
１つ目の理由は、、、
続かない
「やりたいことでなければ、続かない」
からです。
例えば、あなたは、いくら健康に良い
食べ物でも、おいしくない食べ物を
毎日食べ続けるのは難しいですよね？
それと同じで、
いくらお金を稼げても、やりたくない
ことを、毎日ずっと続けることは
決して簡単なことではありません。
私の知り合いの営業コンサルの方も、
独立してあっという間に
稼いでしまったのですが、
残念なことに、
最近はすっかりやる気を
なくしていらっしゃいます。
「やりたいことではなかったから」
だそうです。
やりたいことでなければ、
ずっとやり続けることは
困難なのです。
本気さが伝わらない
２つ目の理由は、自分がやりたいこと
でなければ、
「お客様に話す言葉に力が乗らない」
からです。
心からの言葉ではないので、力が
乗らないのです。
すると、どうなると思いますか？
ご想像の通り、
言葉に力が乗らないと、お客様に
『本気さ』が伝わりにくくなり、
結果、、、
対面での成約率が低下する
大きな要因となります。
「言葉に力があり、本気さが伝わる人」
と
「言葉に力がなく、本気さが伝わらない人」
あなたなら、
どちらからサービスを
購入したいと思いますか？
どちらが信頼できると
感じますか？
きっと、前者ではないでしょうか。
ＦＰはライバルではない
３つ目の理由は、独立ＦＰの
数はとても少ないので、
仮に同じことをやっていても、
仮に地域が近かったとしても、
仮にターゲットが同じでも、
「特に気にする必要はない」
からです。
こちらのメルマガをいつも
熱心に読まれているあなたなら
お分かりかと思いますが、
独立ＦＰはきちんとした
ビジネスモデルを
作ることができれば、
顧客単価を圧倒的に
引き上げることができます。
単価を５０万円以上に
することも、それほど難しい
ことではありません。
仮に、顧客単価を
５０万円とすると、
１０００万円の年収に
到達するためのお客様の人数は、
『たった２０人』
ですよね。
なので、余程需要が少ない
ニッチなことをやっていない限り、
同じ地域で同じサービスを
提供しているＦＰがいたとしても、
問題ないのです。
全く気にする必要はありません。
それでも気になるなら・・・
以上３つの理由から、私は
「同じことをやっている人がいても、
気にしなくて良いですよ。
やりたいことをやってください。」
というアドバイスをしています。
それでも他のＦＰが気になる
というあなたは、
「他のＦＰと組んで仕事をやってみること」
なども考えてみると良いかもしれません。
１つのアイデアとしては、
あなたが、先行するＦＰの
集客に協力し、
その代わりに、お客様を
シェアしてもらいます。
そうすれば、お互いにＷｉｎ－Ｗｉｎの
関係を作ることができますよね。
他にも色んなアイデアが
ありそうです。
せっかく独立するのだから
もしあなたがこれから独立を
考えている、
あるいは、
独立したばかりで、まだ
何をやるか模索しているのなら、、、
是非、
「やりたいこと」
をまず第一に考えてみてください。
せっかく独立するのですから、
自由に楽しく、
そして、
助けたい人を助けるサービスを
構築していってください。
