先週、気分をリフレッシュする為に
北海道旅行に行ってきました。
新千歳空港から入り、
レンタカーを借りて
札幌→積丹→小樽→札幌→美瑛→富良野→新千歳空港
というルートで、3泊4日の日程です。
積丹では、中西さんが前にメルマガで
書いていたウニを食べにいったのですが、
やはり新鮮なウニはおいしいですね。
ウニはおいしいとは思って
いなかったのですが、これで
ウニが好きになったと思います。
質が良いもの限定ですが。。
また、Appleの壁紙にもなった
“青い池"がある美瑛にも行きました。
そもそも美瑛という地名は
知らなかったのですが、、、
有名な青い池だけではなく、
町の丘陵風景がすごいキレイでした。
その美しさは、イタリアの
トスカーナ地方みたいでしたね。
実際に行ったことがあるのですが、
全然引けを取らない景色だと思います。
そして、その後に富良野に行ったのですが、
定番のあの場所に行ったときにある
発見がありました。
定番のあの場所の意外な事実
その定番の場所とは、ラベンダー畑です。
富良野と言えば、という感じですよね。
僕は、この場所は入場料を払って
中に入るものだと思っていたのですが、、、
驚くことに、無料でした。
駐車場もタダで、車を停めたら
すぐにラベンダー畑を見れました。
ちなみに、平日だったので中国と
韓国からの観光客で溢れていましたね。
なんでかと理由を調べてみると、
そもそもラベンダーは観賞用ではなく
香り袋や香水、石鹸などになるので
そこが栽培のメインの目的だそうです。
また、無料でラベンダー畑を開放する
ことで、観光客がお土産などを買って
くれてそれが収益になるみたいですね。
他にも、
『より多くの人に楽しんで欲しい』
などの理由があると思いますが、
きっと入園料を取るよりも無料に
した方が良い結果になっているのでしょう。
①ラベンダー畑に行く
↓
②景色に感動してお土産等を買う
という流れができあがっていて、
無料にすることで①の母数が増え、
結果的に収益に繋がるという流れですね。
FPに置き換えると
『ラベンダー畑はキレイで
価値があるからここでお金を取ろう!』
と考えないという点は、
FPに置き換えると、
『有益な情報を提供するのは
価値があるからここでお金を取ろう!』
と考えないのと似ていますね。
FPの方と話をしていると、
『有益な情報を出すのなら、
その対価としてお金をもらわないと嫌だ』
という考えの人がいます。
しかし、FPに相談する人の思考プロセスというのは、
①価値のある情報を受け取ることで、
そのFPに対する認知が深まる
②『この人は価値のある情報を
提供してくれるから、お金を
払っても相談したい!』と思う
という流れになる場合が多いです。
『この人は価値のある情報を提供
してくれるかどうかわからないけど、
とりあえずお金を払っておこう!』
という風に考える人はいませんよね。
お金を取ることに固執すると・・・
こう考えると、
『無料で価値のある情報を提供したくない!』
という思考回路になってしまうと、
いつまでたってもお客さんが来ない
という事態になってしまいます。
これは、最初の集客の段階でもそうですし、
面談の段階でもそうです。
例えば、
無料相談→有料コンサルティング/顧問契約
という流れを作る場合を考えてみても、
無料相談の所で全く価値のある情報が
与えられなければ、
『この人にお金を払う価値はないな』
と思われてそれで終了です。
そうなってしまったら、
全く収益には繋がりませんよね。
視点を広く、頭を柔らかく
という訳で、
『有益な情報を出すのなら、
その対価としてお金をもらわないと嫌だ』
という思考を頑なに持っていると、
全くお客さんが寄り付かなくなる
という危険性があります。
この状態に陥らないようにするには、
富良野のラベンダー畑のように、
まずは価値を受け取ってもらう
↓
満足した段階でお金を払ってもらう
という流れを作っていく必要があります。
じゃあ、どうすればいいのか?
一番理想的な解決方法は、
『有益な情報を提供は無料にして、
実行支援部分を有料にする』
という考え方にシフトすることです。
人は、いくら良い情報を受け取っても
それを行動に移すのは難しいものです。
なので、価値のある情報はフリー。
実際に自分が時間を使って支援を
する部分を有料にする。
こういう考えにシフトすることができれば、
結果的にあなたの価値をわかってくれる
人が増え、収益も最大化するはずです。
もちろん、全てが全てそんなに
単純ではないのはわかっています。
ちょっと頭をひねって考えなければ
いけない部分もありますよね。
でも、この観点を取り入れられるか
どうかを検討するのは、本当に
価値がある作業になりますよ。