最近、夫婦で一緒に見ていたアニメがあります。
全36話。
ここ最近は、
お昼ごはんや晩ごはんを一緒に食べる時に、ほぼ毎日見ていました。
最初は、1日1話という感じで、見ていたのですが、
だんだん面白くなってきて、2週間くらいで全て見終わりました。
つい先日、見終わったばかりなのですが、その瞬間に
「妻が発した言葉」
がありました。
それが、とても興味深い言葉だったのです。
なぜなら、FPビジネスにおいても、とても重要な観点だからです。
明治末期のお話
私たちが見ていたこのアニメは、
「ゴールデンカムイ」
です。
3人の知人にほぼ同時に、オススメをしてもらったので、
ぜひ見てみたい!と思ったのが、きっかけです。
明治末期の北海道や樺太を舞台にしたお話で、アイヌ民族の金塊をめぐっての争いを描いたものです。
ストーリーはもちろん楽しかったのですが、それだけではなく、歴史やアイヌ民族の文化などの学びにもなった点も良かったです。
ヒグマに遭遇した時の対処法なども、勉強になりました(笑)
妻が発した言葉
さて、話を戻しますが、このアニメを見終わった瞬間、妻が発した言葉。
それは、、、
「コミックも欲しい」
というものです。
動画のアニメを見ただけでは、満足しなかったようで、コミックも読みたいと言い出したのです。
これを聞いて私は、とても面白い感覚だと思いました。
なぜなら、アニメは、コミックを動画化したもので、コンテンツとしては、基本は同じです。
にも関わらず、
「両方見たいという感情」
につながっているからです。
両方見たい3つの理由
とても興味深かったので、妻に対して、その理由を聞いてみました。
妻は、理由を3つ言いました。
1つ目は、
「アニメだと、コミックのセリフやシーンの一部が省かれているかもしれない」
というもの。
確かに、アニメは時間の制限がありますから、省かざるを得ないケースがありそうですよね。
2つ目は、
「何度も見たい」
という理由。
動画の場合、見たい場所を探すのが大変ですが、コミックだと探しやすいからだそうです。
そして、3つ目が、
「自分のものにしたい(所有したい)」
というものです。
アマゾンプライムは、自分のものにはなりませんが、コミックを買えば自分のものになりますよね。
どれも、なるほどと思いました。
同じコンテンツでも、形式が変わると持っている機能が違いますよね。
なので、
「動画を好むタイプの人、紙媒体を好むタイプの人」
が、それぞれいます。
そして、妻のように、
「両方買いたいという人」
も出てくることになります。
FPビジネスにも活かせる
この観点は、FPビジネスにも活かすことが可能です。
・FPのノウハウを提供する時。
・何かのコンテンツを、有料で販売する時。
そんな時は、1つで終わらせるのではなく、
「2つ以上の媒体で提供できないか」
を考えてみましょう。
実際、
・ブログや書籍、PDFなどの紙媒体を好む人もいます。
・動画・映像を好む人もいます。
・あるいは、ラジオなどの音声という形で聞きたい人もいます。
この中で、1つでOKな人もいれば、2つ以上欲しい人もいます。
なので、、、
同じコンテンツを1つの媒体だけで終わらせるのではなく、
形を変えて、色んな媒体で提供すれば、色んな人のニーズに答えることができます。
これは、お客さまにとって、大きなメリットですよね。
使い回しは悪ではない
一方で、私たちにとっても、1からコンテンツを作るのは大変ですが、
1つのコンテンツで2つ・3つと転用できれば、とても楽ですよね。
「コンテンツの使い回し」
という言葉だと、あまり聞こえ方はよくありませんが、
使い回しは、お客様にとっても、私たちにとってもメリットのあることなのです。
ぜひ、効率よくFPビジネスを発展させていってください。