命の次に大事なものは?
この質問に対して最も多い答えはなんだろうか?
答えを考えた時になんだかんだいって
「お金」なのかなと思うことは少なくありません。
例えばもしあなたが真剣にお金のことを相談したいなと思った時に
思い浮かぶFPはいますか?
私の場合思いつくのは、
地元の人にそういう人は1人も思いつかず
東京で既に実績を挙げていて、かつ商品を売ることが目的ではない
と知っている人になると思います。
要は信頼できるかということ。
もちろん地元にもそういった人はいるのかもしれません。
しかしその人に辿り着くことがどうもできそうもありません。
こんな感じで自分ではまっとうにやっているつもりでも
問い合わせが来ないという人がきっと多いと思います。
原因は明確です。
「信頼」と「実績」が相談者の望む域にただ達していない。
ストレートにいうと、
「怪しい...」こういうことだと思うのです。
信頼はどう作ればいいのか?
信頼を作るのは、誠実に仕事を詰みあげていくこと。
普遍的かつ、これ以上ない方法でしょう。
しかし独立して間もなかったり、
そうやっているものの
お客さんが来ないという状況が
実際は多いと思います。
このような時に
信頼を補填するにはどうしたら良いのか?
最も有効で早いのは、
信頼のある人から推薦してもらうこと他なりません。
例えば書籍などでは、
あまり知名度のない書著が書いた本を
有名人が帯で推薦していたりしていますよね。
あんな感じです。
FPであれば
地元で知名度のある人に紹介してもらえればベストですし、
それか先生と呼ばれるお堅い仕事をしている人からの推薦状なども効果がありそうです。
これらをもし無償で提供してもらうことができれば最高ですが、
実際はそう簡単ではないしょう。
それではれば、どうすればよいか。
ビジネス的な信頼を活用するのも立派な方法です。
今の時代はフォロワーが信用
今の時代はもう純粋に
フォロワーの多い人がインフルエンサーであり、
その人からの紹介は本当に強い物になります。
2022年は信頼がお金になる時代として
完全に成立していますよね。
ラジオやテレビ、新聞などのメディア媒体も
フォロワーの多いインフルエンサーです。
視聴率や新聞購読者が年々減っているとは言え、
いまだに見ている人や購読者の絶対数は多い現状であり
有名であることによる信頼性があります。
テレビやメディアでうまいなと思うのは、
テレビって結構お金を払って出演している人が多いのですが、
視聴者の人ってそれを理解している人ってあまりいませんよね。
最近は露骨な演出も多いので
「さすがにそろそろどうなの?」と思うレベルには来ているものもありますが、
多くの人はテレビに出ることをすごいと思ってくれます。
脚本も思っている以上に自分のリクエストが通り、
視聴者も結構演出通りに受け取ってくれるのですが...
知っている人はあんまりいませんよね。
企業特集のテレビは最近多いので、
はっきりいうとこの方法が有効だということの現れだと言えます。
例えばある企業が特集されると
翌週は、駐車場が満車、お店も大行列。
こんな光景を見たことありませんか?
さすがに大繁盛の再現は無理ですが、
近いことをあなたもメディアを使って
再現することは不可能ではありません。
信頼性を担保するアイディア
この観点で行くと予算に余裕があれば
メディアに番組を持って
ワンクール運用してみるというのは効果的です。
テレビやラジオに出ている人
というだけでなんとなく箔が付きます。
これは私個人的な感覚なのですが、
例えば子どもがいる方の場合、
同じクラスの親御さんや先生などから
「そういえば〇〇さん、テレビ出てますよね。」
「新聞出てますよね。」
と言われるレベルまで到達したら目的は達成していると思います。
特に関係のない人から
存在を認知されたというフェーズまで来ているからです。
ここまでくると
あなたに関心があってホームページに辿り着くような人にも、
メディア登場実績は信頼として効果があるでしょう。
一方でもっとスモールな社会での信頼性もあります。
それはPTA講演に呼ばれること。
PTAの役員になると
1年に1,2回外部講師を呼んで勉強会や講演会を企画する必要があるのですが、
教育費の話などはPTAには鉄板です。
なのでそういったところにお声がけいただいて、
内容が良ければ
また次も別なところで連鎖する可能性があります。
PTAでの講演実績は
限られたエリアの中では、「まともな人」
「その分野の専門家」としての信頼は十分なものになります。
第三者に推薦してもらうためには、
ただ推薦されることを待っているだけではダメです。
自分からアピールをしていくことで
スピード感を持って信頼は担保することも可能。
特にホームページから問い合わせがほとんどない、
怪しいと思われても仕方がない
と思っている人ほど信頼を補填することで
ブレイクする可能性を秘めています。
結局自分でああだこうだとPRするほど怪しくなり、
誰かがただ「あの人、けっこういいよ」
と言ってくれるだけで信頼されるのです。
その種を植えることに思考を集中しましょう。