先日、グーグルから封筒が届きました。
何だろう?と思って中を空けてみると、
A5サイズくらいの小冊子が入っています。
中身をパラパラとめくってみると、
どうやらグーグルの広告代理店向けのDMで、
『こうやって広告主を獲得して下さい』
という内容のようです。
そう言えば、グーグルの広告代理店向け
プログラムに登録していた気がするので、
その都合で届いたみたいですね。
グーグルの主な収入源は広告収入です。
なので、その核である事業を
伸ばす為の施策の一環なのでしょう。
詳しい内容は?
にしてもこの小冊子、
かなり凝った内容になっています。
・広告を出稿する事業主を見つけるには?
・提案の準備を行なう方法
このようなことを手取り足取り
教えてくれる感じで、
"営業活動は広告出稿の
3ヶ月前から行ないましょう“
みたいなことも書いてます。
また、
『必要なら、専門チームが営業先への
提案資料作成のサポートをします』
というサービスもあるみたいですね。
そこまでするか、、、
と思うほどです。
業界の動向も教えてくれる
また、営業先を見つける為のヒントとして、
具体的な業界ごとの特徴も
この小冊子の中に書いています。
例えば、、、
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2015年4月に軽自動車税が増税になるので、
年明けは軽自動車の駆け込み需要が発生します。
自動車メーカーは一斉に販促活動を行なう
はずなので、早めにアプローチしましょう。
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今は邦画が好調で、本数も増加しているので、
邦画作品を多く扱う配給会社にアプローチ
できれば大きなビジネスに発展する可能性があります。
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最近の学習塾は少人数制の個別指導が主流で、
開業がしやすくなっています。
大手のような広告ができない中小規模の塾では、
エリアを絞ったグーグルの広告が効果的です。
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2015年3月に北陸新幹線が開業予定で、
石川県や富山県には大きな経済効果があります。
とくに飲食や宿泊への影響は大きく、
集客が活発に行なわれると予想されます。
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このような、『そんなことまで・・・』
と思うような内容も教えてくれています。
何を学ぶべきか?
世界のトップ企業であるグーグルが、
このような地道な活動を行っている事実。
ここからFPが学べることはなんでしょうか?
それは・・・
『提携先に動いてもらうなら、
“動きやすい環境”を作ることが重要』
だということです。
ほとんどの人や企業は、
こういった活動を行いません。
「システムは用意したらか、
あとは自分でやってね。」
というのが普通なはずです。
実際、同じような広告ビジネスを
行なっているヤフー等の企業は
こういう施策を行なっていません。
でも、代理店により動いて
もらえるのはどちらでしょうか?
もちろん、“動きやすい環境”を
作ってあげた方ですよね。
提携先に動いてもらう為に
これは、FPにも同じ事が言えます。
特に、提携先に動いてもらう時です。
『業者と提携したから、後はほっとけば
お客さんを紹介してくれるだろう』
この考えは良くありません。
そんなに自分に都合良く
動いてくれる訳ではないのです。
そうではなくて、
『どうすれば提携先はお客さんを
紹介しやすくなるのだろうか?』
ということを考え、
実際にサポートをしてあげるべきです。
例えば、
・お客さんへの話の切り出し方の
スクリプト(台本)を作って上げる
・お客さんに渡す用のわかりやすい
案内資料を作ってあげる
・お客さんが紹介する時に何と言って
紹介すると良いかを教えてあげる
このような施策を行なえると良いですね。
また、提携先と接触回数を増やして
“仲良くなる”ことも大事です。
その為に定期的な情報発信や
打ち合わせの機会を持つのも良いでしょう。
実際に、地域のケアマネージャーと
提携をする医療ビジネスの場合、
いかにケアマネージャーと仲良くなるかで
集客が決まるということもあるそうです。
・・・
あのグーグルでさえ、
現在の地位にあぐらをかかずに
『地道を努力』
をしていることを考えると・・・
私達もちゃんとやらないといけませんね。。