3年で閉店しないためにすべきこと

昆知宏

集客っていろんな方法があるけれど、
結局何をしたら一番いいのか
悩みますよね。

紙媒体やWEB、紹介とか
いろいろありますが、

個人的には”ここ”は絶対に
押さえておくべきという
ポイントがあります。

私も石塚さんに開業前から
ずっと言われていたことでしたが、

私自身がFP相談以外の、

・設計事務所として独立を考えていて
何からしたらいいのか教えてほしい

・工務店として独立したが今後が不安
で何をしたらいいのか教えてほしい

こういった相談を最近頂くことで
気付くことがありました。

当事者だとなかなか分からないもの
ですが他の誰かを客観的に見ると
課題が明確に浮かび上がってくる。

不思議なものです。

私自身がFP事務所として
独立した時には、

石塚さんから言われていたことは
当時はスッと入ってきませんでしたが、

独立して私ももう4年目に入り、
その時に教わったことが、

血となり肉となった感じで、
競合が例えたくさんいようが、

自分は負けないという自信を
得られるようになりました。

現代ビジネスの必須スキル

私がこれまで3年休まずに、
ひたすら続けてきた努力。

それは、ブログ、メルマガ執筆です。

単刀直入に言うと事業を
軌道に乗せるためには、

・情報発信力があるか

これが、大事なんです。
3年継続してホントこれを強く思います。

こういった想いから、
設計事務所として独立したと
考えている彼については、

私のブログを参考にして、
独立までの間にブログを書く
練習をとにかくたくさんしてください。

とお伝えしました。

もちろん好きなようなただブログを
書けばよいのではなく、

”彼のやりたいこと”と、
”市場で求められていること”を

一緒に書き出して、

両方で網がかかるメッセージを
あぶり出し、

その共通部分をひたすら
発信していくように勧めました。

今年からブログを始めた彼は、
はじめは悪戦苦闘していましたが、

今では記事を月に20本も(!)
書けるようになりました。

今はまだ開業準備中ですが、
試しに私の顧客に彼を紹介し
ブログを読んでみてもらったところ、

彼の考え方に共感してもらい、
開業第1号のお客さんになりそうな感じです。

3年失速のパターン

もうひとつの事例としては、
工務店を開業して現在絶好調な彼。

しかし、不安は耐えないとのこと。

深く聞いてみると、
それも納得で、

彼は友達と知人のネットワークで
集客をしており、

友人・知人価格でありえない
コスパで仕事をしていました。

正直、工務店経営上のデッドラインを
超過するような利益率で、

今はいいけど完全に、
未来がない経営になっています。

情報発信はたまにSNSでやる程度で、
日常的な発信はしていません。

彼のことを知らない人が見たときに、
彼にお願いする理由が、

”価格の安さ”

しかないという現状。

このパターンは大変危険で、
友人・知人のネットワークが
ある程度落ち着いたら、

仕事がパタッとなくなって
しまいます。

企業存続の3年の壁がそびえたって
いることが今から分かります。

しかも最初に安売りをしているので、
資金体力もついていないでしょう。

仕事が来ている今のうちに、
適切な価格への値上げをし、

自分の強みを見つけて、
情報発信力を磨くのが急務です。

あなたはスマホワールドに存在してる?

これから独立して間違いなく
成功する人、

独立して今はご祝儀案件で
うまくいっているけど、
未来がちょっとまずそうな人。

今日はこのような違いを見て
いただきました。

共通して言えるのは、

見込み顧客がスマホでネット検索を
するこのご時世は、

まずはその土俵に上がらないと、
話にならないということです。

そしてコンテンツが見込み顧客に
興味があるものでなければ、
検索されても結局存在しないも同然です。

幸いにして、

情報発信力に優れている人は、
まだまだ少ないのが現状です。

その証拠に発信力に優れた人たちは、
驚異的なスピードで成長をしています。

あなたが既に、

情報発信を継続しているのであれば
辞めない努力をしてください。

あなたがもし、
まだ情報発信をしていないのであれば、

経営が厳しくなる前に
いますぐその技術を磨きましょう。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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