最新技術でセミナー満足度を上げた実例

石塚駿平

先日、ある展示会に参加してきました。

コンテンツ・映像配信の業者、
漫画家・イラストレーター、
キャラクターライセンスビジネスなどなど・・・

完全に異業界の人たちが集まる大規模な展示会です。

“異業種から何か良いアイデアを盗みたい”

という考えと、

“仕事を発注出来る良い業者を探したい”

という意図を持って参加をしていたのですが、
その中でちょっと気になったことがありました。

いくつもの業者が、

『ARやってますよ〜』
『ARが無制限で作れます!』

みたいなことを言っているのです。

特に、印刷業者っぽい人たちが
言っているような印象です。

『AR』という言葉は、
今まで聞いたことがありませんでした。

しかし、ここまでたくさんの業者が
取り上げているということは、
何か話題性のある技術のことなのでしょう。

ARについて不思議に思いながら歩いていると、
ちょうどその業者の方が声をかけてくれたので、
詳しく話を聞いてみることにしました。

将来性のある技術

話を聞いてみると、ARとは簡単に言うと
『QRコードの進化版』のようなものらしいです。

QRコードはバーコードみたいな画像を読み取って、
お店のクーポンや会員登録の画面に移動するやつですね。

それを、読み取るのをバーコードではなく
画像(写真でもイラストでもOK)にして、、、

読み取った後は動画を流したり等、
より多彩な表現ができるようにしたものでした。

言葉で説明するとわかりづらいので、
参考動画を付けておきますね。

https://www.youtube.com/watch?v=EZDcr5EbDfQ

※音が出ます。

こんな感じの技術のようです。

これを聞いたとき、

「なかなか革新的な技術だな・・・」

と感じました。

この技術が普及すれば、
色々な使い方ができると思ったからです。

例えば・・・

・新聞記事の写真を読み取ると、
その記事に関する動画が流れるようにする
(国会での演説や、スポーツの決定的シーン等)

・スーパーのチラシの野菜の写真を読み取ると、
生産者の方のあいさつ動画が流れる
(そしてオンライン販売のサイトに移動できる)

・会社のパンフレットを読み取ると、
代表者や会社紹介の動画が流れる
(さらにそこから求人サイトや会社サイトに進む)

・街中にあるコンサートのポスターを
読み込むと、ライブ映像が流れる

・テーマパークにある画像を読み込み、
それ自体をアトラクションとして機能させる

ざっと考えただけでも、
こんな使い方ができそうです。

さらに、メガネタイプのウェアラブル端末
とは最高に相性が良さそうですね。

将来が楽しみです。。

現時点の使用法は?

ただ、現時点ではそこまで認知度は上がっておらず、
プラットホームも統一されていないようです。

各社がそれぞれ独自の読み取り用
アプリを作っているようですね。

ただ、どこかの会社が”天下統一”をして、
認知度が上がってきたら急速に広まると思います。

例えばの話ですが、グーグルが公式のアプリを出し、
みんながそれを使うようになったらすごく便利ですね。

まあ、それは将来的な話かと思います。

現時点ではそんなに普及していないので、
試験的な取り組みをしている所が多いとのことです。

そこで、その業者の人に興味本位で

「今の所これを使った成功例とかあるんですか?」

と聞いてみた所、面白い回答が返ってきました。

現時点での成功例

その答えとは、このような感じです。

「実際に本来の用途で使えている所はまだないですが、
ある企業さんはセミナーの中でこの技術を紹介したらしいです。

みんながその場でアプリをダウンロードし、
用意してあった画像を読み込んで動画を再生したようです。

なので、会場の人がみんなセミナー中に
スマホをいじって驚いてたみたいですね(笑)

この技術自体に話題性があって、面白いものだったので
来たお客さんの満足度も高かったそうです。」

・・・

つまり、自然に使ってもらうのではなく、
セミナー中にその技術を紹介して使ってもらい、
効果を上げたということですね。

確かに、実際に体験すると面白い技術なので、
体験した人が満足するのもうなずけます。

相手を巻き込ませる

このように、参加者に実際に体験してもらったり、
何か作業をしてもらうことはとても効果があります。

マーケティングの用語でも、
“巻き込み”(involevment)という言葉があるくらいです。

上の事例では、その為のツールとしてAPを
活用した、ということになりますね。

こういった、相手を巻き込んで何かの
行動を起こしてもらうというのは、
効果的なアプローチです。

それに、APのような最新技術を
使わなくてもこのような事は可能です。

例えばセミナーで、

・その場で課題を出して取り組んでもらう
・参加者同士で話し合う機会を作る
・セミナーのレジュメを穴埋め方式にして書き込んでもらう

このようなことをするだけでも満足度が上がります。

それに、その間は自分が喋る必要はありません。
少し”ラクをする”こともできます。

満足度があがると、その先のステップである
個別相談に繋がる可能性は上がりますね。

また、個別相談でも、

・ライフプランを自ら考えてもらう
・老後の資金がいくら必要なのか計算してもらう

このような体験をしてもらい、相手を”巻き込む”ことで、
満足度が上がり心理的な距離も近くなります。

これは、一方的に話しているだけ
では得られない効果です。

一方的に先生の話を聞く授業は、
つまらなかったですよね?

あなたも、どうやったらこのような
“巻き込み”を取り入れるのか、考えてみて下さい。

ARやアプリ等の技術を使うのもありですし、
もっとアナログな方法もありです。

相手にも参加してもらうことで、
得られる成果はよりよいものになるはずです。

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この記事を書いた人

石塚 駿平

株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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