あー、ネタがない。

昆知宏

今日の私、締め切り直前に、
この記事を書いています。

時間もない!
ネタもない!
筆が進まない!

しかし刻々と迫る締め切り。

飲み会のアポがあるので、

あと1時間後には出なきゃ!

ああ、どうしよう・・・
書けない・・・

あなたもこんな経験ありませんか?

以前にFPライズのセミナーの
懇親会に出たときに、

FPの方とブログ執筆時間の
話になったことがありました。

「煮詰まると軽く半日越えです・・・」

「1日中記事を書いてたこともあります」

なんて話になり、
分かる分かるってみんな共感です。

いいこと書こうと思ったり、
ネタが全く白紙だと

本当に筆って進みませんよね。

しかし何回か書いて、

「これは違う!」

と小説家のように全部やりなおしたり
していては時間がいくらあっても
足りません。

さて、こんな時どうしましょ?

ボツでも出す

個人的に私が一番やっては
いけないと思っているのが、

いいのが書けないからと言って

“その日の更新をしない”

とうことです。

雑誌のコラムや、新聞の書き物は
締め切りがあるので、

途中で放棄することは絶対に
許されません。

しかしあなたのブログや
メルマガであれば、

更新しなくても誰かに迷惑が
かかるわけではありませんので、

「あーーーもう書けない!!」

から

「もういいや」

となるのは目に見えてますよね、

それが習慣化すると、

週2が週1になり、月1になりと

もはや、する意味がない頻度の
情報発信となります。

もはやそこで終わり。
これは本当に最悪の結果です。

これを避けるくらいなら、
ボツでも出したほうがいいのは
絶対なのです。

なぜならあなたが情報発信を
習慣化するのが大切なのではなくて、

受け手側が、
情報受信を習慣化してもらうほうが
大事だからです。

ここ大事なので、もう一度言います。

受け取る側が習慣化してくれることが
大事なのです。

ボツネタでも反応してくれる

私はメルマガに月曜日と
木曜日に必ず発信しています。

一番大切な仕事は何か?と
聞かれたらメルマガですと
答えます。

なのでどんなに忙しくても、
ネタがなくても、

書いた後にこの話面白くないかも
と思っても、

必ずアップします。

ここで不思議なことがあります。

「今日は渾身の出来!よし送信!」
「まずまずだなー。送信!」

正直どっちもあまり反応率って
変わらないのです。

内容的にはイマイチでも、
(個人的には)

冒頭部分で最近行ったお店とか
個人的な話をすると、

「読みましたー!」
「あの店いいですよねー」

と声をかけられたりします。

それって既存顧客だけでしょ?
と思っていたのですが、

新規顧客さんからも、

「メルマガを見て同じような
お店にいったり、

似たようなライフスタイルで
身近な存在に感じられた。」

ということで、

初回申込みの決断をしたって
場合もあります。

個人的には、

住宅購入希望者にお得な情報
を発信することが

新規顧客を獲得する方法だと
思っていますが、

相談をするきっかけになったのは
どうってことない日常ネタが
原因だったということがよくあります。

何事もメリハリが大事

いつも業界の情報に特化して
いい情報を発信して・・・
とこのようなことをずっと
続けていくのは、

相当に努力しないと
きついことだと思います。

個人的には無理だとも思っています。

しかし実際問題そこまで努力の
必要はありません。

時には、日常のネタ。
時には、業界の濃い情報。

書きやすい日常のネタばかりだと
FPなんだかなんだか分からなく
なってしまい、

こればっかり書いていても、
薄っぺらいものになってしまいます。

しかし筆が止まって書けなく
なってしまうくらいなら、

それでも更新した方が良いのは
間違いありません。

メルマガのような登録者と
コミュニケーションを図るような物は

ライトな話題とハードな話題の
強弱も大事です。

行き詰った時はちょっとライトに
最近行った店とかも書いてみては
いかがでしょうか?
それによって思わぬつながりが
発生してくるかもしれません。

絶対役立つ情報を
発信しなきゃいけない!

でもネタがない・・・
書けない・・・

となるくらいなら、
少しリラックスした文章を
書いてみる。

筆を止めてしまうことが
一番の損失なのです。

PS

飲み会5分前。
駐車場でギリギリ原稿をアップです。

今日は代行で帰ります。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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