忘れがちなFPの料金体系の要素

「あれ?なんか見たことある」

今、カフェに来ています。

得意のコメダ珈琲です。

2つ先の席に、会ったことがあるかもしれない人が座っています。

弁護士さんです。

話しかけようか・・・

でも、全然別人だったらどうしよう・・・

夫婦で来られているので、邪魔したら嫌だなぁ・・・

そんなことを考えながら、このメルマガを書いています。

オンラインでしか会ったことがない方なので、少し自信がありません。

さて、弁護士さんと言えば、「報酬が高い」というイメージがありますよね。

最近は前よりは下がったのかもですが、でもまだまだ高いと思います。

では、なぜ、弁護士さんは報酬が高いのだと思いますか?

弁護士の報酬が高い理由

考えられることとしては、色々とあると思いますが、、、

例えば、

・仕事内容の難易度が高い

・合格するための試験が難しい

などがありますよね。

加えて、考えられることは、

「責任の重さ」

です。

個人レベルであれば、人生、場合によっては命にもかかわる。

企業レベルであれば、会社の存続に関わる。

さらに、、、

FPも責任の重さの観点は重要

恨みを買うこともあるかもしれない。

なので、責任が非常に重い。

だからこそ、報酬が高いのかなと思います。

そういう意味では、お医者さんも一緒ですよね。

命に関わる仕事だから、責任が思いため、報酬も高いのかなと感じます。

この、

「責任の重さ」

が報酬に影響するという観点。

これは、私たち、FPにおいても、とても重要。

10万円と1000万円

例えば、10万円のお金の資産運用を教えるケースと、

1000万円のお金の資産運用を教えるケース。

この2つは、アドバイスの内容としても、もちろん異なる点もあると思います。

ただ、それだけではなくて、責任の重さが全然違いますよね。

明らかに、1000万円の資産運用のアドバイスのほうが、責任は重い。

なので、

「その分報酬も高くしておくべき」

という考え方をすることができます。

料金体系の2つの基本形

料金体系というのは、大きく分けると、

・定額制

・定率制

の2つに分けることができます。

定額制は、例えば、「1年◯◯万円」といったもの。

定率制は、資産の◯%などです。

どちらの料金体系もありだと思いますが、

もし、今日お伝えしてきた責任の重さを料金に反映するなら、

定率制のほうが、適切に料金を反映しやすくなります。

例えば、

・資産の◯%

・収入の◯%

・購入・売却価格の◯%

などです。

金額が上がるに連れて、報酬もあがりますから、

責任と報酬が同時に増える料金体系にできますよね。

料金体系をより良くする

料金体系というのは、とにかく奥が深いので、今日はこれくらいにしておきます。

あなたの料金体系をより良くするために、

今日お伝えしました、

「責任の重さ」

という観点も、取り入れてみてください。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

P.S.

知人?の可能性がある弁護士さん。

無事に話しかけることができました。

やっぱり知っている人でした。

2年以上前から知っていますが、リアルで初めてお会いすることができました!

話しかけてみて良かったです(^^)

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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