問い合わせが少ない時に検討すべき集客法

石塚駿平

この記事を読んでいるあなたも
そうだと思いますが・・・

手を洗う機会って増えましたよね。

うちでは、念の為に外出する前でも手を洗っているのですが、、、

今まで、何回かやってしまったことがあります。

なんというか、本当に日常的で些細なことなのですが・・・

意外と、マーケティングに繋がっている
ことだということに気づいたので、
今回はこの話をしたいと思います。

手を洗おうと思った時に・・・

何をやってしまうかというと、
手洗いの代わりに皿洗いをしてしまうのです。。

出かける時に、洗い物が溜まっていると、

「手を洗う代わりに、ちょっと皿を洗おう!」

と思います。

最初はフライパンとか鍋とか、大きいものだけを洗おうとするのですが・・・

最初の1、2個を洗ってしまうと、

「ダメだ。。最後まで洗ってしまいたい・・・」

と思ってしまいます。

ちょっとだけのつもりが・・・

そして、本来は手を洗うついでに過ぎなかったのが、
最後まで皿を洗うという結果になった。。

ということが、今まで何回もありました。

最初はいつも、

「少しだけついでに皿を洗うか!」

という気持ちなのですが、結果は同じになってしまいます。。

お皿洗いが終わるのはいいことなのですが、
数十秒で済むはずだったものが、5分くらいに伸びて外出が遅れます。

こんな経験、あなたもありませんか?

お皿洗いでなくても、ちょっとテレビ台のホコリをきれいにしたら、
他の所も気になって30分も掃除してしまった、っていう経験はありますよね。

ハードルが低いと行動しやすい

この話は、一見すると日常のなんてことない出来事ですが・・・

実は、マーケティングにも通じるものがあります。

どう通じているかというと、人に行動を起こさせたいのならまずは初めに

『ハードルの低いステップ』

を超えさせることが重要だということです。

「家族5人分の夕食の皿洗いを全部やってもらってもいい?」

と言うのと、

「フライパンと鍋だけ洗ってもらってもいい?」

と言うのでは、後者の方が行動しやすいですよね。

そして、フライパンと鍋を洗った後に、

「やっぱり全部洗ってもらっていい?」

と言ったら、行動する可能性は高くなります。

問い合わせが少ない場合の対処法

このことから何が言えるかというと、
もし自分のサービスへの問い合わせが少ないのなら、

『よりハードルの低い何か』

を用意した方が良い、という可能性があるということです。

有料相談の前に、無料で相談できる機会を作る。

相談の前に、セミナーに来てもらう。

相談の前に、ウェブセミナーに出席してもらう。

セミナーの前に、メルマガに登録してもらう。

などなど、できることは結構あります。

この人間心理を応用できないか?

人は、たくさんのことが目の前にあると動けなくなってしまいます。

しかし、小分けにすれば一気にハードルが下がり、行動を起こしやすくなります。

この人間心理を理解すれば、マーケティングに役立ちますよ。

自分たちも日常的に体験している当たり前のことですが、
自分のマーケティングに応用できないかどうか、ぜひ考えてみて下さい。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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