つくばの自宅より
執筆者:石塚駿平
『マーケティングの95%は、AIに置き換えられる』
これは、ChatGTPで有名なオープンOpenAI代表のサム・アルトマンによる発言です。
この発言があったのは、2024年初頭の著書インタビューでのことでしたが・・・
僕は、これは本当に現実になると感じています。
例えば、ネット広告を例に取ってみると、自動化がどんどん進んできています。
昔は自分で広告文や画像を作って、誰に配信するのかを設定して、と自分で全部やらなければいけなかったのですが、
『自分のビジネスのウェブページを伝えたら、広告文も画像も配信先も自動で最適化してくれる』
という状態に近づいている感じがします。
現時点ではまだまだ手動でやった方が良い所も多いのですが、進化のスピードを見ていると近い将来に完全に自動化される気がしますね。
マーケティングは自動化が進む
ネット広告に限らず、他の領域でも自動化は進んでいきます。
文章を作ったり、ホームページやランディングページを作ったり、チラシを作ったりなど、恐らく
『自分のFPビジネスの核となる情報』
をAIに読み込ませたら、マーケティングに必要なツールが生成されて、それを運用するサポートまでAIがやってくれるようになると思います。
そこまでやってくれたら、本当に楽ですよね。
ただ、ここで注意点があります。
それは、
『競合ももれなくAIを使うようになるので、自分の存在が埋もれてしまう』
という問題があるということです。
情報が埋もれる時代
実際に、2025年のとあるコンテンツマーケティングの調査によると、マーケターの91%がコンテンツ作成量を増やしており、約半数が2024年比で3〜5倍の量を生産したことがわかったそうです。
ここまでコンテンツの量が増えると、当然ながら自分の発信する情報が埋もれてしまう可能性が高まりますよね。
同じように、自分のFPビジネスのマーケティングのためにAIを活用して自動的に色々なコンテンツを生み出しても、他のFPが同じようにコンテンツを量産していたら、自分の情報は埋もれてしまいます。
これでは、せっかくAIを活用したとしてもあまり意味がなくなってしまいますよね。
では、どうすればいいのでしょうか?
埋もれずに勝つ人は?
その答えのヒントとなる、サム・アルトマンのもう1つの発言を紹介しましょう。
『AIが普及した世界で生き残るのは、本当に卓越したものだけだ』
という発言です。
AIによるマーケティングの自動化が進んだとしても、本人が持つ価値以上のものを届けることはできません。
レベルの低いFPがAIを使ってマーケティングを自動化し、色々なコンテンツを発信したとしても、それは大量の似た情報の中に埋もれてしまいます。
しかし、その人ならではの独自性や、深い洞察、提供できる高い価値、経歴、実績などがあれば、埋もれることはありません。
数多くの情報の中でもキラリと輝き、顧客に選ばれるはずです。
原点回帰
そう考えると、AIによるマーケティングの自動化が進んだ世界で勝つことができるのは、
『自分の価値を磨いたFP』
である気がしてなりません。
小手先のテクニックやノウハウではなく、根本となるFPとしての価値を高めていく。
そして、その価値を世の中に広めるためにAIを使ってマーケティングを自動化し、コンテンツを広げることができれば、有象無象の中に埋もれることはありません。
実際に、AIもそういう人を探して推薦するようにできていますしね。
逆説的ですが、AIというテクノロジーの発展によって、
『本当に良いサービスを提供している人が選ばれる』
という原点回帰が進むと思います。
なので、顧客により高い価値を提供できるための研鑽をしっかりとこれからも積んでいきましょう。
その先に、FPとしての成功が待っているはずです。