ここの所、友人の結婚式に行く
機会が多くなってきました。
20代半ば〜後半の人が多いので、
結婚が多くなる時期ですね。
この前も中学校時代の友達の
結婚式に行ってきました。
中学校のテニス部の
部長をしていた人です。
彼はテニス部なのになぜか
長距離走が陸上部よりも断然
早いという謎の能力を持ってました。。
結婚式に行くと、当たり前ですが
中学校時代の友達がたくさんいます。
みんな会うのが久しぶりなので、
「今どこに住んでるの?仕事は?」
という話題になります。
それはそれでいいのですが、僕は
自分でビジネスをやっているので、
周りから見ると珍しい存在です。
なので、ちょっと興味を持たれて
色々質問とかされるんですよね。。
ただ、正直周りのみんなとは話が
どんどん合わなくなってきてるのを
感じていましたし、、、
(実際、経営者の人と話していると、
“昔の友達とは話が合わなくなった"
という話でたいてい話が合います。)
その場で適当に、自分一人と
外注のパートナーを使って仕事を
していると適当に話をしておきました。
2次会での出来事
で、結婚式や披露宴が終わった後、
本当はあんまり行きたくなかったの
ですが流れで2次会に行くことに。。
正直、給料が低いとかキャバクラで
遊んだのが何とかという話になり
そうだったので嫌なのですが。。
そこでみんな楽しく話をしていたの
ですが、面白いことが起こりました。
その中学校時代の友達が、
僕のことを他の人に紹介するのに、
「こいつ社長なんだぜ。
でも、外注に仕事を回して
やってるだけだから、ただの
仲介業者みたいな奴だけどな。」
ということを批判めいた
口調で言っていました。
それを聞いた僕は、
「いや!そんなんじゃない!!」
と怒って反論をし・・・
取っ組み合いのケンカに発展、、、
・・・しませんでした。
自分で言うのも何ですが、僕は
中身がそんな若くないので、、、
その言葉をさらっと流して、
「なんでこの友達がわざわざ
こういう批判的なことを言ったのか?」
について考えてみることにしました。
この出来事の本質
こういうのって、一見すると
“批判される側”に原因があると
思われがちですが、、、
実はそんなことないんですよね。
本当の理由は、
『他の人の姿を見て明確になって
しまった”自分”に対して怒っている』
ということなんだと思います。
わかりづらいので、解説をしますね。
例えば、あなたの同業者に
年収3,000円の人がいたとします。
その人を見ると、
『稼げていない自分』
が明確に浮かび上がってくるのです。
比較しますからね。
いわば、その人が自分の一面を
映し出す『鏡』になるんですね。
普段は見えていない部分が、
他人を通して明確に見えてきてしまうのです。
そして、その鏡に映った自分像に
対して不満があると、、
(この場合は『稼げていない自分』
に不満を持っていると、、)
それが、
「あいつなんか実は大したことない!」
「贅沢しやがって!そんなに
お金を稼いで何だってんだ!」
「あんなやり方じゃダメだ!」
という批判になって出てくるのです。
もし鏡に映し出された自分像に
対して不満を持っていなければ、
批判なんか出るはずはありません。
つまり・・・
何が言いたいかというと、
『問題の原因は批判される側
ではなく”批判をする人の内部"
に存在している』
ということですね。
批判の受け止め方
だから、もし批判されたとしても
(それが正当な批判では無い限り)
自分を傷つける必要はないと思います。
僕の友達の行動を通して、
こういったことがだんだん
わかるようになってきました。
というわけで、僕は批判めいた
ことを言われた訳ですが、とても
大きな学びを得ることができました。
また、よくよく考えてみれば、
『自分よりも稼いでいる人』
だったり、、
『自分よりも立場が上の人』
を見て感情が動くということは、
少なからず向上心があることの
証明だと思います。
そういった部分を上手く受け
止められる人間になれば、、
人としての器が一回り
大きくなるんじゃないかと。
そういうことも感じました。
どのみち、批判めいてくれたこと
を言ってくれた友人には感謝です。
出来事の本質がわかると・・・
『他人は自分を映し出す鏡』
という言葉は、どこかで見た気が
しますが、その時はたぶんに腑に
落ちていなかったと思います。
でも、今回の出来事を通して、
すごい自分の腹に落ちました。
こういった本質的なものの
見方ができるようになれば、、、
つまらない批判なんかに
踊らせられずに自分の感情を
コントロールしやすくなると思います。
あなたも、もしからしたら似た
経験があるかもしれませんし、
これから起こるかもしれません。
その時は、この話をちょっと
思い出してみて下さい。
物事の理解がしやすくなると思います。