つくばの自宅より
執筆者:石塚駿平
最近、悩みがあります。
それは、フェイスブック広告のパフォーマンスが悪くなっているということ。
FPライズではフェイスブックを使ってメルマガの広告をして、登録者を集めているのですが・・・
メールアドレス1件あたりの獲得単価が昔と比べて爆上がりしています。
具体的に金額を言うと、2013年に始めたときは1000円台で回っていたのですが、そこから2000円台、3000円台と徐々に上がっていき、なんと今月は8,000円台になってしまったのです。
ちょっと色々と要因はあるのですが、いくらなんでも高すぎるな〜という印象です。
なぜこのようにパフォーマンスが悪くなってしまったのか?
その原因をお話したいと思います。
広告のパフォーマンスが悪くなった原因
まず、一番の原因は飽きられていることですね。
同じような広告を10年以上も出すと、さすがに
「また同じ広告だな」とか、「もう登録したのにまた出てきた」と思う人が多くなってきます。
ましてや独立FPに特化すると、母数が限られるので飽和するのは早いですよね。
(とは言いながら、10年以上も上手く行っていたのですが・・・)
母数が少ない集団に対して広告を続けていると、こういった理由でパフォーマンスは悪くなっていきます。
これが一番の理由です。
競合が増えているのも要因
また、競合が多くなってきたというのもあります。
広告媒体というのは、広告を出稿する人が少ないうちは費用対効果が高く、出稿する人が増えると費用対効果が低くなるという特徴があります。
FB広告はかなり簡単に出稿できるので、広告主はかなりの数がいると思われます。
こういった事情もあって、フェイスブック広告の費用対効果は徐々に落ちていっているのでしょう。
ただ、全体の傾向としてそうなっているのですが、フェイスブック広告自体はまだまだ十分に検討の余地はあるとは思います。
実際にFPの方でフェイスブック広告を試してみてセミナー集客が上手く行ったクライアントの事例も直近でありました。
このままだと死んでしまう
FPライズの広告パフォーマンスの悪化を受けて僕が個人的に思ったのは、
「このまま何もしないと茹でガエル状態になるな」
ということです。
茹でガエルというのは、カエルが鍋に入れられて徐々に温度を上げていっても、それに気付かずに徐々に茹で上がってしまうという例えです。
フェイスブック広告も、徐々にパフォーマンスが悪くなっていて、だましだましできないことはないのですが、それに頼っているといつかビジネスとして死んでしまうでしょう。
(ちなみに、今調べてみたらカエルを茹でようとしても温度が上がったらちゃんと逃げるらしいですね。)
生き残るために必要なこと
変化をしないで既存のものにしがみついてしまうのは、ビジネスの世界では悪手です。
世の中は常に変化をしています。
既存のものはどんどん古くなっていきますし、例えば昔はホームページを作ればFPに相談をしたいというお客さんが来たものですが、今はそんなことありません。
昔の成功例にしがみついて、ホームページからお客さんが来るのを待っていただけでは、淘汰されるのは時間の問題になってきます。
そんな中、僕達ビジネスオーナーがやらなければいけないのは、新しいことに挑戦をすることです。
今までやってきて慣れている方法だけではなく、新しい方法を試してみる。
僕の場合だったら、Youtubeをメインの配信先にして広告を出したり、コンテンツマーケティングに取り組んでみたり、マイクロソフト広告を試してみたり、こういった新しい取り組みが考えられるでしょう。
もしくは、AI関連の新サービスが出てきたら、それを試してみるとか。
淘汰されないように挑戦を続けましょう
ビジネスの世界では、やっぱり変化を厭わず、どんどん挑戦している人が勝っていると思います。
そうではないと、茹でガエル状態になってしまいます。
ライバルもみんな努力しているのですから、変化をしないというのは後退と同意義です。
僕も今回の一件で、新しい挑戦をどんどんやっていかないといけないなと感じました。
新しいことをやるのはエネルギーがいりますし、コンフォートゾーンを抜け出さなければいけません。
大変ですが、それができないと淘汰されるだけです。
僕も頑張りますので、一緒に一生懸命挑戦をしていきましょう。