今から10年後。
ネットの状況はどう変わっているか、
あなたは想像できますか?
ネットを取り巻く環境は、
日々劇的に変化しています。
今から10年前を考えてみても、
・スマホはなかった
・Facebookもなかった
・Twitterもなかった
・iPhone、iPadもなかった
このような状況です。
10年前には今のような状況になっている
ことは誰も予想できなかったはずです。
なので、正直な話これから10年後にネットの
世界がどうなっているのかなんてわかりません。
しかし、これから数年で起こるで
あろうトレンドについては、
ある程度予想する事ができます。
そして、そういったトレンドを理解することは、
ネットマーケティングを考える上では大切です。
もちろん、むやみやたらに”新しいもの”に
取り組む必要は全くありません。
ただ、大体の状況を頭に入れておくと、
色々と対応がしやすいでしょう。
そこで、今回はこれからのネットの
トレンドを3つ紹介したいと思います。
1.デバイスの多様化
これは、既に起こっているまっただ中のことです。
今までは、
ネット=パソコン
という構図でしたが、
これはもう崩れつつあります。
ここ数年で、パソコンからスマホに
シフトする流れが加速しています。
実際に、このメルマガに登録してくれる方も、
今では8〜9割がスマホ経由です。
あなたもそうかもしれませんね。
サービス特性や対象顧客層にもよりますが、
この流れは本当に肌で感じます。
なので、これからはパソコンとスマホを
同じレベルで考えて行く必要がありますね。
今から数年はそのような状況が続くでしょう。
もっと長いスパンで考えると、
別のデバイスが台頭してくる可能性もあります。
なので、こういったデバイスの多様化に
合わせたマーケティングが必要になってきます。
2.OtoOの加速
OtoOとは、オフラインtoオンラインの略です。
オフラインは、ネット以外。
オンラインは、ネットのこと。
オフラインtoオンラインというのは、
ネット以外からネットに流入する流れのことです。
例えば、テレビを見てたら気になった
サービスが紹介されてたからネットで検索する。
雑誌を見ていたらあるお店が
気になったのでネットで検索する。
このような流れですね。
個人的には、この流れは5年先、
10年先も変わらない流れだと思っています。
今まではあってもQRコードのような
少し使いづらいものでしたが、
今後はどんどん便利になっていくはずです。
特に最近、この流れを強く
意識されられるものがあります。
それは・・・
音声検索の増加
スマホに向かって声を出したら
勝手にその内容で検索してくれる
“音声検索”の機能の高度化です。
グーグルのCMでもやっていたので、
知っている方も増えてきてるはずです。
この音声検索、僕も最初はそんなに
いいものだとは思っていなかったのですが・・・
いざ使ってみると、
めちゃくちゃ便利なんですよね。。
特にスマホで使うと実感できると思います。
スマホは文字の入力が時間がかかりますが、
音声検索を使うと一瞬で検索ができます。
スマホを使っている方は、
グーグルの音声検索を是非使ってみて下さい。
(グーグルのアプリをダウンロードすれば簡単にできます。)
本当に使いやすいですよ。
手で入力する5分の1の時間で検索できます。
ただ、一人でいる時は独り言
みたいで恥ずかしいですが・・・。
アメリカの調査会社の調査によると、
10代の若者のなんと50%以上が
Google音声検索を毎日使うそうです。
こう考えると、『検索する』という行為が
『キーボードを打つ』から『喋る』に
変わる日もそう遠くないかもしれませんね。
あと、個人的にはメールの返信文を音声入力で
できるようならないかな〜、と思っています。
・・・
こういった技術の進歩もあり、
『ネット以外で知ったものをネットで調べる』
という流れはどんどん進んで行きます。
なので、そういった行動を前提にした
マーケティングの組み立ての必要性が
必要になってくる場合が出てくるでしょう。
ちょっと長くなってしまったので、
3つ目のトレンドは次回に紹介しますね。
これは、これから間違いなく
伸びて行く分野です。
少しハードルが高いのですが、
上手く使えば大きな効果が上がります。
そして、始めるのが早ければ早いほど、
先行者利益が取れるであろうものです。
(僕もどう使うかを今考えてる所です)
それでは、次回に続きます。