『レシピを見ないですぐできる!
一汁三菜の献立術』
『夏までに痩せる生活!』
30代既婚女性をターゲットに
書かれている雑誌の見だし。
あなたはこの雑誌の見だしを
見たときにどのように感じますか?
30代男性である私は、
正直手に取ろうとも思いません。
私は洗濯と掃除はするのですが、
料理は月に2回程度決まった
メニューしかしませんので、
レシピには興味がありません。
そして私に会ったことある方は
分かると思うのですが、
BMIが生命保険の健康体で
入れないくらい、
逆のほうに振り切っている
くらいなので、
ダイエットなんて全くもって
無縁な人生を送っています。
なので、私はこの雑誌には
興味も関心もありません。
通常では。
しかし、実は私はこの雑誌を
毎月欠かさずに読んでいます。
なぜだと思いますか?
あなたのお客さんは誰?
私は開業以来、
顧客像を明確にセッティングして
ここまでやってきました。
私は住宅購入が専門ですので、
30代既婚女性です。
家とお金の決定権は圧倒的に
女性にあると知っていたので、
決め打ちをしていました。
そのため開業した直後から、
見た目も話し方も30代女性に
好感を持ってもらえるように
本気で取り組んできました。
担当の美容師さんも30代女性で、
「女性の方に嫌われない感じで
爽やかな感じでいい感じにしてください(笑)」
という感じでお願いをしています。
「分かりましたー!
そういうリクエストやりやすいので
助かりますー♪」
って感じです。
また身に付ける服についても、
値段の高いものは買いませんが、
自分に合っていてなおかつ、
女性に好感を持ってもらえる色を
いつも意図的に見に付けています。
独立してすぐの時に、
女性のカラーコーディネーターの
先生にお願いをして、それ以来、
その教えを守っています。
ここまでやってダメなら、
諦めもつくよね・・・
ってことで最初にこのあたりを
徹底していたわけですが、
見た目を意識すると、
「あ、この人、なんか無理」
というような理不尽な
一次審査離脱がないため
今思うと成約率に大きな影響を
及ぼしていたんだなって思います。
相手の気持ちを理解すること
あなたのメインとなる顧客を
イメージしていただき、
その方に好かれるというよりも
嫌われないことを意識するだけで
結果は変わってきます。
これはプロにお願いすれば、
簡単にできることです。
そして、あとはあなたの努力。
相手の興味関心が何にあるかを
徹底的に学ぶことが大切です。
私の場合は、30代女性が
何に関心があるのか!?
を理解することが必須の
スキルとなります。
そしてその最も簡単な方法は、
30代女性向けに出されている
雑誌を読むことです。
定期購入しなくても、
私は図書館で仕事をすることも
多いのでいつも図書館で
パラパラ読んでいるだけです。
更に私は妻が30代女性なので、
妻が気になっているお店には
積極的に行っています。
これをすることで初めて会った
お客さん(30代女性)とも、
共通の話題を作ることができるのです。
ラーメン屋さんの情報は
正直良く分かりませんが、
おいしいパン屋さんや、
おいしいケーキ屋さん、
更に無添加でこだわりのお店を
たくさん知っています。
最近は子どもも生まれたので、
子どもと一緒に行ける飲食店や、
人気の習い事、
小さい子どもと楽しめる公園
これらの情報もたくさん知っています。
どんとこい!コミュニケーション
というわけで、
30代女性であれば、
コミュニケーションを取れる
絶対的な自信を私は持っています。
FPとしての専門知識を
顧客に提供する以前に、
顧客にとって役立つ情報を
たくさんもっていればいるほど、
「この人の話をもっと聞きたい。」
と思ってもらえて、
その後の専門的な話も、
聞いてもらいやすくなるのです。
万人に対応しようとせずに、
あなたが最も顧客になってほしいと
望んでいる年齢層にターゲットを
絞り込み相手のことを
徹底的に理解をしてみてください。
そうなると仕事がもっともっと
楽しくなるはずです。
あなたがこの方法をまだ実践
していなかったら、
これだけで成約率がすぐに
2倍になる可能性は大いに
あります。
とってもおすすめですよ!