“その他大勢”から抜け出す文章

石塚駿平

今、とあるFPの方が書いた
プロフィールを添削しているのですが、、、

ちょっと気になる点がありました。

全体的によく書けてるのですが、

「ここをこういう風に変えれば、
もっと読み手を引き込むことが
できるのになぁ〜」

という改善ポイントがあったのです。

そして、この改善ポイントというのは
そのFPの方だけの為のものではなく・・・

ほとんど全ての人に当てはまるものです。

この文章の書き方を知っていると、

『ほとんどの人に読み飛ばされて
しまう感情の動かない文章』

ではなく、、

『とても読みやすく、かつ感情の動く文章』

を書けるようになります。

抽象的な感情表現

ではまず最初に、何が問題
だったかという話をしましょう。

僕がそのプロフィールを読んでいて、
問題だと感じたのは、文章の中に

『抽象的な感情表現』

が含まれていたことです。

これはどんな表現かというと、
例えば・・・

「お客さんの為の提案ができずに、
非常に辛い思いをしました。」

このような文章です。

こういった文章、よく見かけませんか?

他にも、、、

「会社の方向性が自分とは違うと思いました」

「お客さんからの感謝がとても嬉しかったです」

「その仕組みには憤りを覚えました」

こういった表現って、よく使われますよね。

よくある普通の文章

でも・・・

こういった文章というのは、
それだけでは感情を動かしません。

書いている人から見たら、
その時の感情がわかっているので
十分通じる文章になるでしょう。

「そうそう、俺はこの時
本当に辛かったんだよな〜」

という気持ちは自分が一番
理解しているので、一つの文だけで
全て伝わると勘違いしてしまうのです。。

でも、その時の感情を体験した
ことがない第三者は、抽象的な
表現だけを見ても感情移入できません。

その結果、

「なんか他でも見る文章だな。」

と思われて、読み飛ばされることになってしまいます。

他には例えば・・・

「会社の方向性が自分とは違うと思いました」

「お客さんからの感謝がとても嬉しかったです」

「その仕組みには憤りを覚えました」

この文章だけを見ても、
何の感情も起きませんよね。

これは実際に、自分が読み手の立場に
立ってみるとよくわかると思います。

でも、いざ自分が書く番になると、
ついついやってしまうんですよね・・・

感情をクリアに伝える方法

では、どうすればその感情を
読み手に伝えられるのでしょうか?

その答えは、

『その時のストーリーを詳細に描写する』

というものです。

例えば、

「会社の方向性が自分とは違うと思いました」

という表現について考えてみましょう。

この文章をそのまま書いても、
読み手にはあまり伝わりません。

しかし・・・

「お客さんのことを考えて契約を
勧めなかった私に向かって、
ある時上司がこう言い放ちました。

“何やってるんだよ。
数字を上げるのがお前の役割だろ?
お前を管理してる俺の身にもなってみろ”

この言葉を聞いた瞬間、この会社は
数字しか見ておらず、その先にいる
お客さんを見ていないのだと痛感しました。

そして、その会社の方向性は自分の
思いとは違うと思うようになったのです。」

短い文章ですが、こう書くと
何となく感情移入できませんか?

その他大勢から抜け出す

このように、

『その時のストーリーを詳細に描写する』

ということをすると、
抽象的な表現をするよりもはるかに
強く読み手を惹き付けることができます。

そうすれば、読み手の感情が動き、
あなたの文章は

『その他大勢と同じような文章』

ではなく、

『読み手の感情を動かすあなただけの文章』

になります。

自分で文章を書く時は、抽象的な
感情表現を使ってしまいがちです。

なので、この文書の書き方は
ぜひ心に留めておいて下さいね。

そうすれば、もっともっと多くの
人の感情を動かす文章が書けるはずです。

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この記事を書いた人

石塚 駿平

株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。2019年はカナダを生活の拠点にしながら活動中。

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